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コラム
『PDCAサイクル』は古い?時代遅れと言われる理由とオススメ
2023年1月24日
業務を効率的に進めるための基本である「PDCAサイクル」ですが、実は令和の現在では時代遅れと言われているのをご存知でしょうか?
そもそも「PDCAサイクル」とはプラン(計画)、ドゥ(実行)、チェック(評価)、アクション(改善)を回して結果を最大限にできるようにしましょうという一つの考え方です。
PDCAサイクルのはじまり
もともとPDCAは1950年代にアメリカの統計学者であるウイリアム・エドワーズ・デミング氏によって日本の経営者に伝えられたのが始まりです。
PDCAサイクルを取り入れたことにより生産現場の効率が上がり、現在のように日本が「ものづくり大国」と呼ばれるまでに成長した要因とも言われています。
PDCAサイクルが古いと言われる理由
品質管理や業務管理の目的で多くの企業が取り入れているPDCAサイクルですが、現在では「古い」「時代遅れ」という声もあります。
原因として、PDCAのカタチを作ること自体が目的になってしまうことが挙げられます。
ひと昔前と比べて現在は時代の変化スピードが早く、業務においても臨機応変な対応が求められますが、PDCAのカタチにこだわっているとこのスピード感についていくことができません。
PDCAサイクルでつまづく企業の特徴
サイクルを終える前に「改善ポイント」があっても立ち止まることができず、修正対応ができない企業が多く見受けられます。
特にA(再アクション、改善)→P(プラン)の部分をどうやって結びつけるのかがわからず、PDCAが片道で終了してしまうケースが多いです。
PDCAサイクルを作ること自体が目的ではなく、あくまでもPDCAによって結果を出しやすい状況を作ることが大切です。
A(再アクション、改善)していって更にチェックをしてまた改善していくという一連の流れを何度も繰り返すことが重要なのです。
ワンマンに見える社長の行動は天然のPDCAサイクル?
社員の意見に対しズバッと却下したり、何でもすぐに改善を指示したりする社長やオーナーは社員からすると「気分屋のワンマン」にしか見えないかもしれません。
しかし、実はそれは「天然のPDCAサイクル」なんです。社員からだとどう見ても「PDサイクル」に見えるんですが(笑)
社員から見ると「自分の気分で会社を好きに動かしている」ように見えても、実は社長、オーナーの中にはしっかりと判断の軸があるんです。(天然なので誰も理解できていませんけどね。)
誰も理解していない中、自分がチェック・判断・改善を行動にうつし、社員に実行させるという天然のPDCAサイクルが起こっているというのがワンマン社長、オーナーの実態です。
おすすめの「CPDサイクル」
PDCAサイクルより単純でわかりやすいオススメの考え方が「CPDサイクル」。考え方としては以下の通りです。
「C」現状把握→「P」現状把握した上でのプランを立てる→「D」プランを実行する→「C」判断基準を元にチェックをする→「P」改善するプランをたてる→「D」実行する
というサイクルです。
一番重要なのは「C」の現状把握・チェック
CPDサイクルでは「C」がサイクルを回す中で「現状把握」と「チェック」という二つの役割を果たします。
業務をおこなう上で課題や改善すべき点をしっかりと把握することはとても大切です。ワンマン社長、オーナーの件で記述した通り「D」実行した業務に対して良し悪しの判断基準を明確にしないと、重大な問題が隠れていても誰も判断せずに風化してしまう可能性もあります。
CPDサイクルの現状把握・チェックは「誰か一人ができればいい」ではなく、業務に携わる人全員で共有しておくこが大切です。
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染野のプロフィール
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