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川口重行

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川口重行(かわぐちしげゆき)

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コラム

無垢材は本当に高いのか。安く調達することはできないのか

無垢材・国産材

2016年10月14日 / 2018年3月9日更新

無垢材は集成材と比べて、年月を経るごとに強度が出てきて、アレルギーなどの人体への影響も少ないと考えられています。

一般的に集成材に比べて価格が高いことがネックですが、仲介業者を介さずに、森林組合などから直接仕入れることにより、3割程度値段をおさえることができます。しかも、生産者の顔が見え、確かな品質の木材が手に入るという大きなメリットもあるのです。

森林組合、伐採祈願体験ツアー

私たちは、そうした森林組合の方々の協力を得て、家を建てたいお客さまが自分の家に使われる木材を、ご自分の手で伐採するツアーを行っております。家、そして木材に対するさまざまな感動が味わえるツアーとなっておりますので、ぜひご参加ください。

無垢材は良いけれども高い?

日本で家を建てる場合に適している素材は、無垢材だと考えています。

無垢材の「無垢」とは、あの結婚式のお嫁さんが着る白無垢の「無垢」。つまり「加工をしてない」「自然のまま」の木材のことです。

これに対して、接着剤を使って加工した木材は「集成材」などと呼ばれています。

一般的に無垢材は、集成材に比べて強度は弱いとされますが、これは新品の場合の初期強度と呼ばれる強度の話であり、実は無垢材は木材になった時点から、乾燥するに従って強度が増すという特徴があります。つまり、何十年も家が立ち続けていることを前提にするならば、「耐久性が優れている」といえます。

また接着剤などに化学物質が含まれる集成材に比べて、無垢材はアレルギーやシックハウスなどをはじめとする人体への悪影響はありません。

しかし、一般的に無垢材は集成材に比べて価格が高いと言われていることから、その長所を知っていても、使用するかどうか迷ってしまう方も少なくありません。

では、「無垢材の価格はどうして高くなってしまうのか?」といったことについて、次項で見ていきましょう。

無垢材は本当に安く調達できないのか?

無垢材が集成材と比べて値段が高めに設定されているのは事実です。

しかし、木材が高くなってしまう理由の一つに、いくつもの仲介業者を経てどんどん値段が上がってしまうということがありますので、その仕組みに注目してみれば、解決策を見出すことができます。

わかりやすいように、一般的な木材の流通経路を見ていきましょう。

まず、木材を生産する業者(素材生産業者)が、森林の所有者から立ち木を買って、木を伐採するところから木材の流通は始まります。

続いて、伐採された木材は丸太市場で競りにかけられ、製材業者によって買い取られます。そして製材業者は、丸太を使用目的に沿って柱や板などに加工し、それを卸業者が買い取ります。さらにその卸業者から工務店が買って、ようやく建材として使われるようになるのです。

ということは、逆に言えば、こうした仲介業者の手をなるべく通さずに木材を買うことができれば、市場価格より安い無垢材を手に入れることができるということです。

しかし、そんなことは可能でしょうか? これができるのです。

全国には、山の管理から加工までを仲介業者を介さずに行っている森林組合などがあります。こうしたところから直接木材を仕入れることにより、市場価格よりも3割安い無垢材を手に入れることができます。

そればかりではありません。産地直送の野菜などを買う場合を考えるとイメージしやすいかと思いますが、直接仕入れは生産者の顔が見える、確かな品質の木材を手に入れることができる、といったメリットもあります。自分の家を支える木材ですから、信頼できる確かなものを使いたいですよね。

家に使う木材を自分で伐採体験する伐採祈願体験ツアー

ここで、私どもが実施している伐採祈願体験ツアーのご紹介をさせていただきたいと思います。

例えば、「斧入れ式から始まる、家づくり伐採祈願体験ツアーと題したイベントでは、これから家を建てるお客さまに、ご自身の家に用いる木材の原木を、自分たちの手で伐採する体験型ツアーです。

こちらのツアーでは、私たちは3つのことを重視しています。

(1)大切な我が家に使用する木材のもとになる木々が「どんな環境で育ち、どのような管理を行われてきたのか?」
また伐採された木が「どのような工程を経て、どのように木材として生まれ変わるのか?」といったことを生産者の顔と共に、確認、納得していただく。

(2)「自分たちの目で確かめた木を自分たちの手で伐採する」といった活動を通じて自然に触れその恩恵を感じるなど、多くの感動を味わっていただく。
さらに原木を家の梁に加工し、ご家族の記念手形を押していただく手形式も行っており、家づくりの記憶を、年月を経ても感じていただけるような取り組みを行っています。

(3)伐採していただく木は、およそ60年以上の年月をかけて成長してきたものです。木を育んでくれた山や大地に感謝の思いを伝えていただく。
さらに、適切な管理と環境維持に貢献し、FSC森林認証を受けた国内トップクラスの森林で育った木を使って家を建てることにより、地球環境にも貢献していることを実感していただく。

以上のような思いを大切にしながら、このツアーを開催しております。
今回、この伐採祈願体験ツアーについて詳しくご紹介させていただく公開セミナーを開催いたしますので、詳しくはこちらのHP( http://www.solarcom.jp/event/list/?p_event=4035)で紹介しておりますので、ぜひ、ご覧になってください。

もっと家づくりのことを知りたい人はこちらのコラムをお読みください

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家作りの勉強をする事で、余計に正解がわからなくなっていませんか

このページにたどり着いた方は、いろんなサイトで家づくりの勉強をされ、さまざまな建材や工法のメリットデメリットを探し、みなさんにあった家づくりの答えを探してらっしゃると思います。

しかし、ネット上にはたくさんの情報があり、調べれば調べるほど新しい情報が入ってきます。

Aというサイトではおススメされていた建材が、Bというサイトでは否定されている。こうなってくると何が正解かわからなくなってきます。

なぜ、そうなるのでしょうか。

それは建てたい家は人それぞれだからです。

家づくりの情報のなかで、すべての建築主に当てはまる情報はありません。建築主の方の状況や建てたい家によって正解は変わってきます。ネット上で正解を見つけようとしても、正解にいきつくことはとても難しいのです。

みなさんが勉強した情報が正解かどうか確かめてみませんか?

私たちが開催するセミナーでは、弊社が採用している工法や建材の紹介ではなく、みなさんが家づくりをする上で正解を見つけるための「判断基準」についてお伝えしています。個別のご相談にも乗っています。

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