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川口重行

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川口重行(かわぐちしげゆき)

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コラム

木造住宅の耐用年数を延ばして長く住む…長期優良住宅の木の家

木の家

2016年5月25日 / 2016年10月17日更新

日本では、梅雨の時期や夏場は湿度が高く蒸し暑い日が続きます。湿気対策を施して快適に過ごしたいものです。最も簡単にできる湿気対策は「換気」ですが、これだけでは不十分です。「スギ・ヒノキ」などの湿気に強い建材を使うことや24時間換気システムの整備などを組み合わせて湿気対策を図るべきです。

長持ちする木の家・木造住宅には湿気対策が重要

湿気によって木材が腐食したりシロアリが発生して木材を荒らしたり、湿気は木材にとって大敵です。湿気対策を怠ると、木の家・木造住宅の寿命は短くなる可能性があります。本来、適切なケアをすれば、木の家・木造住宅は100年持つと言われています。大切な住まいの手入れをして長く住み継いでいきたいものです。

湿気は、カビや嫌な臭いを発生させるだけでなく、シロアリを呼び寄せる原因にもなります。シロアリが繁殖すれば、土台や柱の強度が低下するのは想像に難くないでしょう。
今回は、木の家・木造住宅を長持ちさせる為に重要な、湿気対策についてお話ししましょう。

木造住宅の湿気対策にはどのようなものがあるか

日本は高温多湿型の気候のため、湿気が年中多くなっています。特に梅雨の時期は、高湿度であり、木の家・木造住宅にとっては嫌な時期です。湿気対策として真っ先に思いつくのは「換気」でしょう。

風通しをよくすることによって、湿気を取り除くという考え方です。夏の晴れた日などには窓を開放して、新鮮な風を取り入れることができればベストです。かつての日本家屋は襖や障子で部屋が仕切られていたため、これらを開け話して家の中に風を通していました。

現代の住まいも、風や光を取り込む、または遮る工夫を施して家の中を自然の力で換気することができます。
室内に自然の風が通るようにするには、風の入口と出口の配置、またその大きさについてきちんとプランニングすることが必要です。

「スギ・ヒノキ」など湿気に強い木材で「長期優良住宅」を建てる

湿気に強い木材を選ぶことも一案です。「スギ・ヒノキ」は、吸湿機能に優れ、調湿機能も持っています。特に無垢材と呼ばれる天然素材はその能力が高く、水分を吸収し排出するという一連の流れを持っています。
さらに、木を腐らせる原因となる腐朽菌やシロアリが嫌う成分も含まれています。(主に樹の中心部・赤身部分に含まれる)
日本で建てる家には、環境にあった国産木材を使用するのが、一番理にかなっているといえます。


そして、断熱材も湿度対策には有効です。湿気の原因のひとつである結露は、室内外の温度差によって生じます。断熱材を導入することで、室内外の温度差をなくし、結露の発生を防ぐことができます。

住まいを、長い期間維持していくことを後押しするように「長期優良住宅」を認定する制度がスタートしています。

この制度では、長期にわたって住宅を良好な状態で維持していくために必要な基準を設けその基準をクリアした住宅が認定されます。

親から子へ、子から孫へと家族の記憶が刻まれ、思い出の詰まった住まいを次世代へとつないでいきたいですね。

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