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川口重行

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川口重行(かわぐちしげゆき)

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コラム

暖かい大阪だからこそ危険なシロアリから家を守る。

家づくりの講座

2014年9月7日 / 2017年5月1日更新

シロアリと腐朽菌による被害を防ぐためには・・・


シロアリや腐朽菌の被害を受ける条件をそろえないこと。すなはち、栄養分である木材、温度、水、酸素
の4つをそろえないような造りにすることです。

栄養分(木材)、温度、酸素を取り除くことは困難なので、残りの「水」を排除すればよい。
水分・湿気には、雨漏りや生活用水の水漏れに加え、結露、地面からの湿気などがあります。

対処方法

対処方法として、
①水がかからないつくりにする。
②水がかかっても大丈夫なように防水・防湿を行う
③それでも防げない水分・湿気を、通気や換気で排出する。
 また、土台などに用いる木材には、蟻害・腐食に強いものを選びたい。

シロアリが発生する背景

 木造住宅の耐久性を最も左右するのが、シロアリと腐朽菌による木材の劣化である。
いずれも建物が古くなるから発生するのではなく、条件がそろうと一気に被害が進みます。

 微生物が木材を栄養源に繁殖することで、木材を構成するセルロースなどが分解され、
崩れた状態になることを「腐朽菌の害を受けた」といいます。
表面に生えるカビに比べ、木材の強度への影響が非常に大きくなります。


対処方法のうち③の土台などに用いる木材には、蟻害・腐食に強いもの、
とあります。
これは桧(ヒノキ)又はヒバの心持ち材ということです。
決して集成材の防蟻・防腐処理をしているから大丈夫と思ってはいけません。
処理は一時的なものになります。

シロアリの種類

 日本には20種類以上のシロアリが生息していますが、そのうち建物に害を与えるのは
ヤマトシロアリとイエシロアリの2種類と、外来種であるアメリカカンザイシロアリです。

 ヤマトシロアリは、全国的に広範囲で生息が確認されていて、エサがなくなると移動して
次々と場所を変えて巣をつくります。食欲少なく、被害は小さいといえます。

 イエシロアリは、西日本を中心に生息が確認されています。
巣をつくると長くその場所に留まりやすく、食欲も旺盛で、被害が大きくなりやすい。

 アメリカカンザイシロアリは、外来種であるため、発見されて地域を含め
分布定着を示すものとはいえませんが、乾燥した木材や家具を食い荒らします。
近年各地で発見され、大型なシロアリなので、被害が大きいといわれています。

 シロアリ被害が気になる場合は、まず年1回の点検が重要です。
湿気の多い床下だけでなく、屋根裏の点検もアメリカカンザイシロアリの場合は必要となります。


◆◆◆関連コラム◆◆◆

シロアリ被害、基礎のお話し。
http://mbp-osaka.com/solarcom/column/26256/

木の家が気持ちいい理由 その3
http://mbp-osaka.com/solarcom/column/23708/

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