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川口重行

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コラム

子供の健康を守る家・ アレルギー、シックハウス対策から見る無垢材と集成材の違い

シックハウス・健康住宅

2014年5月27日 / 2017年4月28日更新

子供の健康を守る家とは、室内の空気をきれいに改善すること!
ポイントは3つあるとお話ししました。
「換気」「湿気」「素材」この3つでした。

今回はその3つ目のポイント「素材」についてお話しします。

1. 無垢材と集成材の違い。
2. 見えないところの素材選び。(例えば断熱材も選択が必要か...?)

住宅に使用する素材は広範囲になります。
今回はこの2つに絞ってお話しさせていただきます。

無垢材と集成材の違い

無垢ってわかりますか?
「加工をしていない」「自然のまま」の木材のこと。
一方、合板・集成材は、
接着剤を使って加工をした木材のことを言います。

それぞれ木材としての特徴はありますが、子供の健康・アレルギーにならない家が希望であればやはり無垢の木材を使うのが安全・安心です。


◆10年前、大阪市内で新築の家を購入された人がおられましたが、入居後1週間で奥さまにアレルギーがでて直ぐに家を手放すことになってしまいました。

その住宅は、集成材と合板とビニールクロスで新築された住宅でした。幸いその人は数年後改めて新築され、今は無垢材と自然素材で木の家で健康に暮らしておられます。




◆また、無垢の木の家に住んでから子供のアレルギーや喘息が改善されたという話しも良く耳にします。



もちろん、そのことだけが改善の理由ではないのでしょうが、自然のまま、加工されていないという木材がひとつの要素とは言えます。


◆無垢材住宅と鉄骨やコンクリート住宅で比較したマウスの生態実験でも、無垢の木材の安心・安全が立証されています。

アレルギー・シックハウスからは少し話しがそれますが、安心という部分では、家が長持ちすることは安心に繋がります。
高温多湿の日本の気候で育った無垢の木材は、その土地の気候に耐えて育ったので、湿気の多い日本でも永く耐えられます。

主に外国から輸入された木材で加工される集成材は日本の湿気に永く耐えることができません。(これは腐朽菌により朽ちるからですが)
野外に放置して木を腐らせる菌(腐朽菌)による崩壊を野ざらし実験で実証したデータでも分かります。



◆国産材でも木材の種類によって特徴があります。
柔らかい木は、硬い木より湿気をよく吸入し、触れると暖かく感じます。(例えば、杉)
硬い木は、キズがつきにくく、触れると冷たく感じます。
(例えば、ひのき・松)
特徴を知り適材適木の使用をしましょう。

見えないところの素材選び。(例えば断熱材も選択が必要か...?)

「見えないところの素材」・・・断熱材のお話しです。

断熱材は、外壁や屋根・天井の中の見えない部分に使われている素材です。この断熱材はどんなものでも使っても良いという訳ではありません。

◆「呼吸ができる断熱材」・・・これがキーワードです。

壁の中は意外と湿気があるので、断熱材が湿気を何度も吸っていると収縮して断熱材の役目を果たせなくなってしまいます。
ですから、呼吸(吸・放出)ができる断熱材を選択する必要があります。

湿気が外壁の中に充満すると壁の中はカビやダニの発生源になってしまいます。これでは安心して子育ての出来る家にはなりません。

では、どんな断熱材が呼吸のできる断熱材なのでしょうか。

・セルローズファイバー
・羊毛ウール

この2つが性能・コストパフォーマンスからもお勧めです。

反対に呼吸のできない断熱材は、
グラスウール、
ロックウールなどになり、
子育てを永く安心してできる家をお望みの場合は、
絶対に使ってはいけない断熱材と言えます。


2人に1人がアレルギーの時代です、
「子供の健康を守る家」に住みたい人の素材選びは、
「天然の無垢木材」
「呼吸のできる素材や断熱材」
覚えておいてくださいね。




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