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伊藤研三

学ぶ楽しさに出会える場をプロデュースする専門家

伊藤研三(いとうけんぞう) / 学習塾

伸学塾 晴藍(せいらん)

コラム

よく聞かれるシリーズ 集中が続く良い方法はありませんか? ~「集中空間をつくる」ススメ~

2021年8月1日

テーマ:学び方革新

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

コラムキーワード: 高校受験 勉強法受験勉強 モチベーション勉強法 おすすめ

夏休みになり、お家で勉強することが多く
なりましたが、そうするとどうしても勉強
している様子が気になりますよね。

「勉強したと思ったら、すぐに休憩。。。」
「部屋でやってるけど集中してるかなあ…」
「始めるのが遅い!!もっと早よやれば…」

など心配や不満が出てきますよね。
今回は番外編に近い感じですが、

「勉強空間をいかに集中空間をするか」

一般的に言われていることを紹介します。
感覚の問題なので、本人の感覚にピタッと
きたら嬉しいです。

まずは「色合い」について。
大きく二つ分けて一般に

<寒色系>(青、緑):
:思考力のアップと知性や理性を刺激し、
 記憶力が増す

<暖色系>(赤、茶色)
 :気持ちをリラックスさせる

と言われています。

部屋の色は仕方ないとしても、身の周りの
色合いを整えてみてはどうでしょうか?

その昔
環境心理学者ギルフォード博士の実験では、
青の部屋で知能テストを受けた人は「白」
や「黒」の部屋で受けた人よりも平均して
26ポイントも高い知能を示した、という
結果を得られたそうです。

※ちなみに晴藍のメインカラーは「青」。
フロアーを青にしています。

さらにもう一つ。
配置を工夫し、不要な物は視界に入れない。
不要な情報をカット。意識の分散を防ぐと
効果的です。

具体的には、机の上には極力物を置かない
ようにして、部屋の装飾等も視界に入らない
ところに置いておく。
(ポスターやぬいぐるみ等)

また逆の発想ですが、視界から自分の集中を
コントロールするという観点で言えば、

自分を鼓舞する物を「敢えて」視界に入れて
おくことも効果がありそうです。

例えばクラブ引退に伴って後輩たちが書いて
くれた色紙等を目の前に置いておくなどです。

今の自分の状態をよくよく感じ取って、何が
自分を鼓舞・促進してくれるかを考える。
ピタッとくる物を身の周りに置くと、応援団
やコーチがいるような心強さが生まれるかも
しれません。

空間コーディネートといえば大げさな
表現になりますが、

ポイントは

「不要な物のないスッキリ環境にする」
        +
「自分の力を引き出すものを身近に置く」
        =
「自然体で集中、燃え続けられる環境」

という感じです。試しにコーディネート
してみてはいかがでしょうか?


もう一つ「香り」とBGM。
基本的には「心地よさ」が大原則なので、
心地良ければ何でもありだと思います。

「香り」について。主に言われている効果
をザッとご紹介します。

<ジャスミン>:記憶力を高める

<ローズマリー>
:大脳辺縁系の海馬に働きかける

<カモミール精油>
:鮮明なイメージが浮かびやすくなる、
ポジティブな映像が浮かびやすくなる

<松や杉、ユーカリ、レモン>
:集中力を高める

<バラ・ラベンダー>
:緊張を解きほぐし、神経を休める

等々です。日常の設定として或いは気分を
変えるため一時的な設定としても試される
のもいいかもしれません。

最後にBGMについて。
よく聞かれるのは
『音楽をかけながら勉強してもいいの?』
ということ。

基本的かつ個人的には、
歌詞がなく、集中が途切れない曲ならOK
だと思いますが、一点だけ気になるのは、

試験本番では音楽を聴きながら出来ないので、
音楽を集中のスイッチにする使い方は要注意。
「依存的な聴き方」にならないように。

ということです。ご留意ください。

その上で、昔からよく言われているのは、

<落ちついて勉強したい人>
ビバルディやバッハ等の緩やかなバロック音楽
(超記憶音楽と呼ばれています)

<積極的に勉強したい人>
ベートーベン、ブラームス、ハイドン、
チャイコフスキー

※特筆すべきは「モーツァルト」!!
ネイチャー誌によると、わずか10分でも聞いた
学生は知能テストで8点以上高くなったそうです。

等々、これも好みやその時の気分などによって
変わると思います。試しにやってみると面白い
かもしれません。

※最新の研究は追い切れていないこともあります
 ので、もっと効果があるものや、効果が再評価
 されていることがあるかもしれません。
 その点ご了解ください。

長々と空間コーディネートについて書いてまいり
ましたが、本質は事の大小を問わず、

「自分主体で、工夫し決めて実行していく」

自分流の勉強方法や目標設定、スケジュール設定、
生活リズム、言葉がけ・・・といろいろな仕組み
を仕掛けていくことになろうかと思います。

今回書かせていただいた「空間コーディネート」
もその一端です。言わば、職人さんが道具を整え、
段取りに細心の注意を払うように、勉強空間を
見直すとどうなるか、一度やってみると新しい
発見があるかもしれません。

最後になりますが、
工夫とか発見とか言うと何だか堅く聞こえますが、
「何でも面白がってやってみる」感覚に近いです。

「勉強することが面白い」
という域に達するのはなかなかハイレベルなこと
かもしれませんが、

「面白くなさそうなことを面白がる力」
を養成するトレーニングだと思いながら取り組むと、

いつか
「面白くないことを面白くする力」が修得できる
のだと思っています。

まだまだ暑い夏が続きますし、新型コロナもまだ
まだ感染予防に注力しなければなりませんが、

いつか「あれを乗り越えたんだ」と言える日を
笑顔で迎えたいですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
何かの少しでもお役に立つことがあれば幸いです。

この記事を書いたプロ

伊藤研三

学ぶ楽しさに出会える場をプロデュースする専門家

伊藤研三(伸学塾 晴藍(せいらん))

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