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工藤敏光

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工藤敏光(くどうとしみつ)

三起商運株式会社

コラム

実家の片付けで親と喧嘩しないための心構えとコツ

実家の片付け

2017年12月27日

自分の親には少しでも健康で長生きをして欲しい。子どもであれば誰もが思うことでしょう。

しかし、自分が年を取るのと同様に親も年を重ねていきます。以前であれば簡単にできたことも体力や気力の衰えもあり、できなくなることも多くなります。掃除や片付けもそのひとつです。

実家の中が大量のモノで溢れていたら、つい強く言ってしまいたくもなりますが、親にも親なりの事情があるのです。

今回は実家が大量のモノで溢れてしまっていた場合、親と喧嘩をせず、上手に片付けるための心構えとコツについてご紹介します。

独立してしまった実家を片付けることの難しさ

単純にモノが溢れている部屋を片付けるだけ。久々に実家に帰ったあなたはそう思われるかもしれません。しかし実際にはそれほど簡単なことではありません。高齢になると若い頃に比べ体力が落ちて足腰が弱くなる、物忘れがひどくなりどこに何を片付けるべきかを思い出せなくなるといったこともあり、ちょっとした掃除や片付けも困難になります。

そしてもうひとつ、実家を片付けることの難しさとして、親と子どもの価値観や思いの違いがあります。あなたは不要なモノばかりだと思っても、親にとってみればどれも大切な思い出の品かもしれません。また趣味の道具などは、それに興味があるかないかによって価値観は大きく変わります。

さらに、親と子どもの関係とはいえ、すでに独立して出てしまっている以上、実家は親の持ち物であり、子どものものではありません。例え血がつながっていようと別々の人間であり、実家に住んでいる頃と同じように家の中を好きなようにすることは、最悪の場合、親の不信感などを抱かせてしまう可能性もあります。

親のことを考えて片付けをしたいと思っても、さまざまな事情によって片付けができない、そもそも捨てる気がないといった状況、考え方の違いを理解することが、実家を片付けるための第一歩です。

親と喧嘩しないための心構え

片付けをしないことで、必要なモノがすぐに見つけられなかったり、ゴミが増えハウスダストなどで体調を崩してしまったり、離れて暮らす子どもにとっては心配ごとも増える一方です。

しかし、前項でも触れたように、自分の思いだけで片付けをしてしまうことは、親と不仲になる原因にもなりかねません。

実家を片付けるうえで、親と喧嘩しないためにはどういった心構えが必要なのでしょう。

(1)自分の価値観を押し付けない
親子とはいえ、別の生き方、考え方を持った別の人間であることを理解する必要があります。自分としては親のためと思って言ったこと、やったことでも、親としては余計なお世話ぐらいにしか思っていないことは往々にしてあります。

まずは親の話を聞くことが最優先です。どうして片付けをしないのかの理由を聞き、その理由によっては片付けられない問題を取り除いてあげなくてはなりません。
そのうえでなぜ片付けをする必要があるのか、そのメリットとデメリットを説明し、納得してもらうようにしましょう。

(2)あくまで人の家を片付けるということを忘れない
どんなに長く住んだ家であったとしても、独立してしまえば実家であれ自分の家ではないという意識は忘れてはいけません。

親の家を片付けるわけですから、基本的には親が主導して片付けを進めていきます。もちろん率先して動くのは、体力が落ちている親ではなく子どもであるあなたですが、決して命令口調で指示を出してはいけません。常に「人の家を片付けている」という意識を持つことが重要です。

(3)決して急いで片付けをしようとしない
独立して離れて暮らしている以上、あなたにもあなたの生活があります。まして、実家から遠く離れた地域に住んでいれば、そう何度も片付けだけのために実家に来るのも大変でしょう。

しかしだからといって、急いで片付けをしてしまおうとすると、親の機嫌を損ねてしまう場合があります。モノの量にもよりますが、あくまでも親のペースに合わせ、自分の都合だけで片付けを進めないように、十分に気をつけましょう。

まずは自分のモノを片付けること

親と喧嘩をしないための心構えを持って片付けを始めたとしても、スムーズに片付けが進むかといえばそうではありません。

これまで、さまざまなモノをためてきているので、いざ処分するとなっても、簡単に決断できなくなっているからです。

また片付けを焦ることで、「大切なものまで全て捨てられてしまうのではないか」といった疑念を抱かせてしまうこともあります。
親に信頼感を与え、片付けをスムーズに進めるポイントは、まず自分のモノから片付けを始めることです。

本やCD、雑誌などすぐに処分できる自分のモノをまず捨てることで、親に対して捨てるのは不要なものであること、そして捨てることよって部屋がスッキリすることを認識してもらうようにします。

お互いが納得し協力し合いながら片付けができるよう、常に相手の気持ちに配慮することが、実家を片付けるコツです。

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