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江幡千登美

収納の悩みまで解消する住まいづくりのプロ

江幡千登美(えばたちとみ)

サンポ建築設計事務所

コラム

お洋服:1ヵ月お洗濯しなくても大丈夫!?

収納現場≪高石の2DKマンション≫

2014年1月28日 / 2014年5月23日更新

1ヵ月お洗濯しなくても大丈夫ですね!


今回の収納アシストの場所は、お洋服部屋。
このお部屋、本当にモノがいっぱい!








これだけモノがあると、部屋から出すだけでも大変です。
今回一日でこれすべてをお片付けすることは無理なので、
お洋服の見直しをすることにしました。

奥様のお洋服の見直しをして、その後ご主人様のお洋服の見直しまで行けたら、
と目論んでいたのですが、甘かった(;^ω^)
奥様のお洋服の見直しも、最終までは到達せず。。。

別の部屋にお洋服を移動させ、奥様に着る、着ないの判断をしていただくのですが、
出てくる出てくる 靴下 Σ(・ω・ノ)ノえっ!
出てくる出てくる タイツ Σ(・ω・ノ)ノえっ!
出てくる出てくる 手袋 Σ(・ω・ノ)ノえっ!
出てくる出てくる ・・・・
書き出したらきりがないくらいの衣類の量でした。

試しに、タイツの数を数えてみました。
35を超えていました。

「タイツだけでも1ヵ月お洗濯しなくても大丈夫な量がありますね。」
「ほんまやわぁ。今年は服買うのやめよぉ!
こんなにあったって、着ぃへんし、もったいないことしてきてるわぁ。」

これが大事なんです!
着ないことがもったいないと感じること。
今まで、もったいないことをしてきたと認識すること。
片付けられるようになるかどうかは、ここに気付けるかどうかなんです。

このお客様は、大丈夫ですね♪

思い出たちとの出会い


このお部屋にあったお洋服をすべて見ていただくので、
「あ~、こんなん持ってたなぁ。」
という、忘れられていたお洋服がたくさん出てきます。

この家に引越ししてこられて10年。
10年かけて今の状態になってきているので、
10年分の思い出たちとの出会いでもあります。
お片付けがなかなか進まない原因はここにあります。
特に自分1人でお片付けする場合、
思い出たちに酔ってしまうのです。
そして、疲れてしまいます。

そういう状況をサポートするのが私たち住空間収納プランナーなのです。

使いにくいを取り除く


奥様が頑張って、思い出と戦っている間に、部屋の中を使いやすく改善。
クローゼット扉の幅が大きく、扉を開けるたびに、大きなスペースが必要となり、
使いにくく不便に感じておられました。
そのため、片方は開いたまま、片方は閉じたままとなっていました。
この使いにくいを取り除きます。

まずは、クローゼットの扉を取り除きます。
といっても、賃貸なので、引っ越すときに戻せる状態にしなければいけません。
しかも、このクローゼット扉は、位置が固定されているタイプ。
クローゼット扉によっては、移動できるものもあるのですが、
こちらは固定のタイプでした。

さぁ、どうしましょう?

実は、扉がレールにとりついている部分にビスがあって、
それを緩めると動かすことが出来るんです♪
ここが建築屋の強みですね( ̄m ̄*)
今回は、左の扉のビスを緩め、右側の扉の所まで移動しました。
そして、扉の手前に棚を置いて、扉が見えないようにしました。

扉を外すということも考えたいところですが、それには、
レールを外して、抜くということをしなければなりません。
今後引越しをすることも視野に入れて考えると、
そのときにもとに戻すことが難しくなることは避けなければなりません。

こうすることによって、扉を開け閉めしなくても、
かけるお洋服が一覧で見えるようになりました。



Σ(・ω・ノ)ノえっ!
見えたままにするの?
と思われる方がいらっしゃるかもしれませんね。

これは、お客様の生活や性格に合わせて行います。
このお客様にとっては、扉を開けなければ見えないようにしてしまうと、
見える位置に出しておいてしまうので、見えるようにしています。
来客のときに見せる部屋ではなく、ご自身が使いやすい部屋にしたいというのが
ご要望なので、こうなります。

全てを扉の中に入れてしまいたいというお客様もいらっしゃいますから、
その場合は、扉を設けたり、カーテンに変えたりなどを行います。

片付けられない人が陥りやすいワナ!?


次に、部屋の中の圧迫感を取り除くことも重要です。
お客様は、今まで、ご自身で努力をされてきました。
収納家具や、棚などがあれば片付くのではないかと思いから、
収納ケースやスチールラックなどを購入しては設置されていました。

これ、片付けられない人が陥りやすいワナみたいなもんなんです。

確かに、収納ケースやラックがあれば収納量は増えます。
しかし、その収納ケースやラックもモノなんです。
そして、スペースをとるんです。
だから、購入してきてどんどん置くと、
部屋に足の踏み場がなくなるということが起こってしまうのです。

このお部屋の圧迫感は、間違った努力の結晶なんですね。

お洋服の見直しをしていただいただけで、
ラックを使う必要がなくなりました。
ですから、圧迫感を源であったスチールラックを解体しました。



この写真、別場所ではなく、同じ場所から撮影してるんですよ(o-∀-o)
天井の照明の位置を見ていただくと良く分るかもしれませんね。
圧迫感がなくなってすっきり♪

ここまできたら、自分でも出来るかも♪


今回は、ここまでで作業終了としました。
床が見えるようになり、物も見渡しやすくなった部屋。
これを見て、奥様が、
「嬉しい~(≧▽≦) 物が見える~!」
と両手を挙げて喜んでくださいました。

そして、
「ここまで、モノが見えるようになったら、
自分でも進められるかも!
一度、自分でやってみます!」
と、次の一歩を踏み出すお言葉が。

ということで、次は2か月ほど期間をあけてお伺いすることになりました。
次までに、どのくらい成長されているか、楽しみですね。

お片付け屋さんではない収納コンサルティング


収納コンサルティングというのは、お片付けをすることがお仕事ではありません。
お客様が、ご自身でお片付けできる人なるためのお手伝いをするのがお仕事です。
ですから、お客様がご自身で踏み出せるように進めていきます。

お客様がリバウンドしない理由はそこにあるんです。

このお客様は、
「実は、主人の母はもちろんのこと、実の母も家に呼んだことがないんです。
周りには片付けられないことをずっと隠してきたんです。
それがものすごくストレスでした。
出来ない自分を責めてきていました。
今回、こうやってお願いしたことで、自分を許すことができました。

今は、周りにも片付けられなかったことを告白して、
収納コンサルティングに入ってもらってることもお話してるんです。
で、片付いたら家に呼ぶからね♪って話してるんですよ。

私と同じように片付けられないストレスで苦しんでいる人がいっぱいいると思うんです。
そういう人たちに、自分だけじゃないんだって知ってもらうために、
写真使ってください!
そして、みんなを幸せにしてあげてください!」
とおっしゃって下さいました。

こんなに嬉しいことはありません。

このお客様のお気持ちをありがたくいただいて、
これからも、幸せへのお手伝いをしていきたいと思います。

片付かなくて悩んでおられる方、相談は無料です。
いつでもご相談くださいね。
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