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岡村善裕

食品衛生管理のプロ

岡村善裕(おかむらよしひろ)

中小企業診断士

コラム

競争に勝つためのコスト意識

製品開発

2018年7月2日 / 2018年8月13日更新

 食品業界の価格競争は激しいものです。そのため、コスト削減は企業経営として命題になっています。製造業においては、「乾いた雑巾をさらに絞る」と言われる程、日常的にコスト削減を行っています。コスト削減の中でも、コンプライアンス(法遵守)は当然であり、安全性に関わる品質を維持することは重要です。食中毒や異物混入などを起こすと会社が倒産の危機に陥ることもあります。

 品質とコストをVE(バリュー・エンジニアリング)の考えからすると、「VE=品質÷コスト」になります。現行製品のコストダウンに注力するのみではなく、コストを維持しながら品質の高い製品を顧客に提供することで、「品質 vs コスト」の観点において、コスト削減に繋がります。顧客ニーズを捉えた機能を上げることで、「高く売れる」「たくさん売れる」ことが実現できれば、コスト削減のみを追求した経営から脱出できます。
 「コスト削減」のみから「品質÷コスト」の考えを導入することで、従業員が顧客ニーズを考えた機能の向上に目を向けることになり、CS(顧客満足)の向上が、ES(従業員満足)に満足に繋がります。顧客の喜びは、従業員に喜びに変わります。

 品質は、製造業であれば、製品に対する価値であり、販売業であれば、サービスに対するものです。<br>
 何に対してのコストダウン(今のコスト?、品質に対するコスト?)を考えた経営が従業員のやる気を含めた骨太の企業成長に繋がるでしょう。

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