人生100年時代。必要なのは「認知症」対策。

西田隆博

西田隆博

テーマ:気になる、親の終活。

「今まで誰にも頼らず、ずっと自分だけで頑張ってきた。
でも、これから先の人生を考えると、最近少し不安を感じるようになった。」

「自分に何かあったとき、子供たちになるべく面倒をかけたくないと思う。
何より、きれいに人生を仕舞いたい。」

そんなときに、ふと頭をよぎるのが「終活」。

「でも、終活するにはまだ早いような気もする・・・。」
そう考えて、何もしていないままになっていませんか?


何も伝えられないまま終わってしまう前に

「自分自身にもしものことがあったら…。」
「自分がもし認知症になったら…。」
と考えると、家族には迷惑をかけたくないし、
介護が負担になるなんて思われたくない
そう思いながらも、けっきょく何もしないまま。

そして、いざその時がきたら、あとを託された人や残された家族には
「どうしてあげればよかったのか」
「元気なうちにもっと話しておけばよかった―。」
という後悔が残ります。


認知症になると「相続」対策はできなくなります。

自分が亡くなった後の「相続」について、対策を考える人は年々増えています。
しかし、「死」以外にも、人生はある日突然ストップします。
そのひとつが、「認知症」の発症です。

認知症は、高齢化社会に伴い、既に5人に1人の割合で発症しており、決して特別なものではない時代となりました。
それにもかかわらず「認知症700万人時代」と言われるようになってもなお、その対策に取り組む人はほんのひと握りです。

「そんなこと、自分にはまだ先のこと、関係のないことだ。」と思っていませんか?
でも、いざそのときがきたら、恐らく、あなたが想定している以上の不都合が起きてくることでしょう。

ある日突然、人生がストップしたら―。

もしも、ある日突然、あなたに認知症が襲いかかってきたら・・・。

なかでも深刻なのが、認知症による「財産凍結」です。


よくあるケース①:父親が認知症になり、本人の銀行口座が凍結されて介護費用が引き出せない。
よくあるケース②:父が亡くなったので遺産分割したいが、母が認知症のため手続きが進まない。
よくあるケース③:空き家になっている実家を売却したいが、父が認知症のため売却できない。
よくあるケース④:オーナー社長である父が認知症のため、代表者の変更もできず、廃業の決定もできない。

なにより、あなた自身が、自分の過去、現在、未来を紡いでいけなくなってしまいます。

そんな不測の事態に備えて、任意後見契約家族信託など、様々な制度が用意されています。

とはいえ、その制度そのものが理解できていないし、解ったとしてもどう活用すればいいかわからない…。
そんなふうに、けっきょく踏みとどまってしまう人がほとんどかもしれません。

まだ元気な今だからこそ、できること

そんなときは、まず、あなたの人生を振り返ってみるところからはじめてみませんか?
「あなた自身」がこれまでどう生きてきたのか、何を大事にしてきたのか、そして、これからの人生をどう生きたいのか、何を守っていきたいのか、そんなことをしたためてみる。

これからの人生をより意義のあるもの、充実したものにするために、
あなたの人生を、いま振り返って一冊にまとめてみるのは、とてもいい方法です。


明日、全てを忘れてしまうとしたら、あなたは誰に何を伝えたいですか?

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西田隆博
専門家

西田隆博(行政書士)

行政書士西田法務事務所

相続業務の経験豊富な行政書士です。今できる親孝行として、これからの安心を約束する「人生の卒業アルバム」の制作や、任意後見契約、家族信託の手続きを通して、理想の終活の実現をサポートします。

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