小原望プロのご紹介
国際的視野で「交渉」や「契約」の大切さを広めたい(2/3)
「契約」はセレモニーではなく、“双方よし”となるための要!
打てば響く受け応え。「いつも表情が硬い、こわいって言われてね(笑)」。確かに厳格な第一印象は抱いたものの、取材を進めるうち、趣味のゴルフの話題やカラオケの十八番の話も飛び出し、むしろ表情豊かな印象です。でもそんな小原さんが神妙な面持ちになったのは「契約観念」について話題が及んだ時です。
「日本人は契約観念が希薄すぎます。規模にかかわらず、契約は本当に大事。クライアントにいつも言うのですが、契約(書)は形式的な儀式ではなく、本来は欧米人が考えるように“そこに書かれている内容がすべて”。特に対海外企業の場合など、日本企業側は相手に言いにくいことを初めに出さず、何かあってから最後に出す、昔は美徳とされていたこの日本人気質が災いしてトラブルに発展するケースが多いんです。角を立てたくない、という理由で相手の主張をうのみにしてしまうんですね。この状況では残念ながら権利義務の確立も難しいまま」
海外と対等にわたり合える「契約観念」の啓発に力を入れたいと語る小原さん。小規模企業・個人でも海外と直接取引する事例が増える中、その重要性を大阪でも広めたいと考えています。「法の知識で、地元企業や個人依頼者をサポートできればうれしいです」
小原望プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。