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コラム
高齢の親の銀行取引を子供が代行するには
2017年8月18日
お母様と任意後見契約を結びたいとの相談がありました。
認知症にはなっていないけど、足腰が弱ってきた親の代わりに銀行手続きをしたいと思っても、本人確認が必要なのでどうしても母を連れて銀行に行かなければならない。
窓口に相談したところ任意後見契約を結ばれたらどうですか?と言われたことが契機だそうです。
某地方銀行に問い合わせたところ、任意委任契約(公正証書による代理権)+銀行所定の用紙に必要事項を記入して提出、この2つで親と一緒に窓口に行かなくても良いとのこと。
よく「法定後見が良いですか?任意後見が良いですか?」と質問される方がおられますが、判断力があれば任意後見、なければ法定後見です。
どちらが使い勝手がいいかという問題ではなく、本人の判断能力でおのずとどちらか決まるものです。
認知症になっていない親の銀行取引をスムースに代行したい思ったら任意後見契約+任意委任契約をおすすめします。
任意後見契約について詳しくはこちら
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