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西川智子

遺言・任意後見など「老い支度」の専門家

西川智子(にしかわともこ) / 行政書士

西川智子法務行政書士事務所

コラム

要介護でも成年後見(法定)は使えないことがある

2016年10月28日

テーマ:成年後見・任意後見

コラムカテゴリ:法律関連

コラムキーワード: 成年後見 手続き

大人用おむつがバカ売れ、らしいです。
2013年12月のYahoo!ニュースによると2012年に子供用おむつを抜いたそうだ。
ひとりでトイレに行けない要介護度3以上の方は193万人、0歳児100万人超よりも多いので当たり前といえば当たり前。

友人のお母さんが自宅に手すりをつけるために要支援を申請したところ「1」ではなく「2」になって「ムッとしてた」というのを聞いて爆笑したことがあります。

誤解されていますが、要支援要介護と認知症は別物です。
もちろん、認知症がすすんでトイレに行けないと要介護ということにはなりますが。

だから要介護でも成年後見(法定)はつかえないことがあります。
介護保険は「食事や排泄」が自分でできるか、成年後見(法定)は「判断力(認知症)」がどの程度か、がキーワードです。

この記事を書いたプロ

西川智子

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西川智子(西川智子法務行政書士事務所)

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