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コラム
東日本大震災発生から10年
2021年3月11日
今日で、東日本大震災発生から10年です。今なお、約2,500人の行方不明者の方がおられます。一刻も早く見つかってご家族のもとに戻られるよう願うことしか、私にはできることがありません。
東日本大震災が発生した2011年の11月に、私は久しぶりに仙台に行きました。私の最初の本籍は仙台にあり、親族も住んでいることから何度も訪れたことがありましたが、この時は20年ぶりの訪問でした。この年は、全国のマンション管理士を対象とした研修会が仙台で開催されること、そして震災発生の8ヶ月後の仙台の被災マンションの状況を、この目で実際に見てみたかったことから、行くことにしました。
研修会開催日の前日に仙台入りして、被災マンションが多かった八乙女駅周辺を回り、被災の様子と復興状況を写真に収めてきましたので、そのうちの幾つかの写真を紹介したいと思います。
Aマンション Bマンション Cマンション できれば、この目で10年後の復興した姿を見たかったのですが、グーグルのストリートビューで調べてみました。それが次の画像です。
Aマンション Bマンション Cマンション 当時、メディアでかなり報道された傾斜マンションを覚えておられるでしょうか。宮城野区の陸前高砂駅から歩いて5分程度の場所にあった「サニーハイツ高砂」というマンションです。研修会が10時からでしたので、研修会が始まるまでの時間を使って、朝早く、このマンションを訪れました。
長い年月をかけて敷地売却されて、平地になった画像がこちらです。
そして、今は何かマンションらしきものが建てられているようです。
阪神淡路大震災の時もそうでしたが、この東日本大震災の時には、復興への道への合意形成の難しさと、諸々の問題点が浮き彫りになりました。次回は、当時の問題点と、その後の法整備について振り返りたいと思います。
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