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コラム
AI管理員
2017年6月1日 公開 / 2017年6月15日更新
マンション管理人が不足していることを記事にさせていただきましたが、「AI管理員」「AIコンシェルジュ」のサービス展開に向けての実験を7月から開始することを、大京アステージ、穴吹コミュニティ、東京電力グループのファミリーネット・ジャパンが発表しました。実証実験を重ねてサービスの精度を高め、今後1年以内にサービスを開始する予定とのことです。
このサービスは、管理員やコンシェルジュが勤務時間外やマンション内清掃などで不在時、またはコンシェルジュを導入していない物件で、居住者や管理組合の問い合わせに音声対話で対応するというもので、住人専用サイトにログインして、「駐車場を借りたい」「粗大ゴミを出したい」「宅配便を出したい」などと話しかけると、「AI管理員」や「AIコンシェルジュ」が回答します。当初は約200通りの応答を準備し、問い合わせが多い内容への回答を順次追加していくとのことで、AI対話システムは、ベンチャー企業のNextremerのAI対話システム「minarai」を採用しており、サイトはPC以外にも、スマートフォンやタブレットでも利用できるように今後検討していくそうです。
今回の「AI管理員」や「AIコンシェルジュ」は、大京グループが昨年発表した中期経営計画のなかでの、「遠隔化及び無人化」「機械化」「建物・設備の長寿命化」をテーマとした研究開発の取り組みの1つで、管理員不足問題を少しでも解消できるかもしれません。
★マンション管理員不足
http://mbp-japan.com/osaka/mankan-ju/column/30478/
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