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コラム
東京海上日動も値上げ
2016年4月1日 公開 / 2017年1月22日更新
昨年、損害保険ジャパン日本興亜、三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険は、ほとんどのマンションが加入している、玄関ホールや階段、廊下などの共用部分を対象とした「マンション総合保険」の保険料を2~6割程度値上げしました。そして同保険の約2割のシェアを持つとみられている東京海上日動も、4月から保険料を平均2割上げるようです。
全国にあるマンションのうち築20年以上の物件が約5割を占めるようになり、古い物件での水漏れが増えて各社の保険金の支払額が膨らんでいます。ある大手損保会社の場合、保険金の支払額は最近5年で約1.5倍に増えており、今後も各社の収支が一段と悪化することが予想されます。こうした背景もあり各社保険料を上げざるを得ないようです。
また保険料の値上げにより、毎月の管理費の値上げを検討している管理組合もでてきており、中には月2千円の値上げを提案しているところもあるようです。
東京海上日動の例(東京・大阪の物件)
【築20年のマンションの場合】
1,306,860円が 割引あり:1,602,170円(+22.6%)
割引なし:1,779,280円(+36.1%)
【新築マンションの場合】
483,020円が 432,780円(-10.4%)
(注)保険期間は5年。共用部分の延べ床面積が3500㎡、総戸数は50戸の中規模マンションで、
保険金額は3億円で 設定。カッコ内は変化幅。
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