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コラム

○迫る計画的避難 福島・飯舘、川俣 農産ブランド存亡の危機○

レジェンデ日記

2011年4月28日 / 2014年5月23日更新

いつもご覧くださいまして、ありがとうございます。

福島のみなさんの無念、言葉がでません・・・





迫る計画的避難 福島・飯舘、川俣 農産ブランド存亡の危機

KOL net より









福島第1原発事故により「計画的避難区域」となった福島県の



飯舘村と川俣町山木屋地区で、地元農業者らが育ててきた乳製品や



食肉などの地域ブランドが、存続の危機を迎えている。



計画的避難の開始まで、あと1カ月足らず。



生産者が地元を去った後、地域のブランド食材は復活できるのか。



農業者の間に、怒りと不安が渦巻いている。







◎牛・シャモ飼育苦慮/生産者、先行き見えず

<生活ずたずた>


川俣町山木屋地区で



「みちのくグリーン牧場」



を経営する高橋里子さん(64)は



「ごせっぱらやげる」



と語気を強める。腹立たしいという意味の方言だ。



「原発が全部悪い。事故は人災、生活はずたずたにされた」


亡くなった夫らとともに20年ほど前、グリーン牧場を立ち上げ



「山木屋牛乳」

「山木屋チーズ」



を地元の名産品に育て上げた。2カ月先まで予約で埋まった時期も



ある。


だが、原発事故で会社は営業を停止、原乳も出荷制限で廃棄しなく



てはならなくなった。



さらに「計画的避難」が事業存続の危機に追い打ちをかける。


「これまで牛に食わせてもらった。置き去りにして、安全な場所に

 避難なんてできない」



とつぶやく高橋さん。ぎりぎりまで、山木屋地区にとどまるつもり



だと言う。




同地区で町特産の



「川俣シャモ」



を飼育する渡辺義明さん(74)も、原発事故に翻弄(ほんろう)



される。若手に鶏舎を引き継ぐ話は事故で白紙に戻った。



町の仮設住宅に移るか、福島市の息子を頼るか。



今は避難先を思案している。





<「廃業も覚悟」>


福島第1原発から約30キロ離れた飯舘村は、村を挙げてブランド



牛「飯舘牛」を売り出してきた。



1988年設立の村振興公社は年間300頭を生産し、最高級の



肉質の牛だけを「飯舘牛」として販売している。


ホテルの高級食材などに使われて評価を上げ、昨年の競りでは



1頭100万円の価格も付いた。それが原発事故の後は風評被害で



68万円程度にとどまる。経費を引くと完全な赤字だ。


公社の山田信事務局長は



「最高級の霜降りにするには、牛を移動させてストレスを与え

 られない。避難が始まったら、ブランドの維持は難しい」



と苦渋の表情だ。


村内では肉牛、乳牛合わせて約2700頭が飼育されている。



前田地区の酪農家長谷川健一さん(58)は



「本当は避難したくない。避難すれば牛は処分しなければならず、

 廃業も覚悟しなければならない」



と訴える。


放射線量が下がったら再び村で酪農をやりたいと考えている



長谷川さん。



「その時は国や東京電力に補償をしてもらわないと気が済まない」



と唇をかみしめる。


飯舘村は



「村に牛を残し、通って世話できるようにしてほしい」



と国に要望しているが、実現の見通しは立たない。



地域ブランドの担い手たちの願いは届かないまま、避難期限が



迫っている。




[計画的避難区域]

福島第1原発の20キロ圏外で、放射性物質の累積量が局所的に

高く、事故発生から1年以内の積算線量が20ミリシーベルトを

超える恐れがあるとされる区域。原子力災害対策特別措置法に

基づいて政府が22日に指定し、区域内の住民には指定後1カ月を

めどに域外に避難するよう求めている。葛尾村、浪江町、飯舘村の

全域と川俣町、南相馬市のそれぞれ一部が該当する。

この記事を書いたプロ

岡崎直人

岡崎直人(おかざきなおと)

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