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岡崎直人

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コラム

○「1・17」生まれ、15歳の心意気 ○

2011年3月31日 / 2014年5月23日更新

「1・17」生まれ、15歳の心意気 
「町は僕らが立て直す」


産経ニュースより








氷のように冷たい水に何時間もつかりながら、




津波に襲われた車からお年寄りを次々と




救い出した少年がいる。




東日本大震災で死者が2000人を超えた




宮城県石巻市。




助けを求める声を聞き、われを忘れて救助し




続けた。




少年は自宅を流され幼なじみも亡くし、




温かい町が変わり果ててしまったことに




落胆しながらも、阪神大震災のちょうど1年後の




「1・17」に生まれたことに今、宿命を




感じている。




「若い僕たちが立ち上がらないと。町の復興も


僕らがやります」。







石巻市の中学を卒業し、地元の水産高校に進学する




菊地透也君(15)。
















自宅近くで買い物を済ませ、母の由理さん(43)が




運転する車中に居ながら、激しい揺れがすぐに分かった。




気付けば津波はすでに間近まで来ており、あわてて




2人でやや高台にあるJR渡波駅に駆け込んだ。




「振り向いたら車がおもちゃのように流されていて


信じられなかった」




駅は海岸から約2キロ離れていたが、こぢんまりとした




駅舎を取り囲むように濁流が押し寄せ、何人もが目の前を




流されていった。




駅舎にはすし詰めになるほどに大勢が逃げ込んだが、




「助けて」




という悲鳴にも誰も動けなかった。




何もできないふがいなさと怒りがこみ上げてきた。







水の流れが落ち着いたころ、駅前のロータリーに流れ着いた




車数台に人影を見つけた。




車の上にさらに車が積み重なり、危険な状態だった。




身長170センチ、体重50キロのきゃしゃな体。




由理さんに




「大人に任せなさい」




と制止されたが、覚悟は決まっていた。




「自分がやらなかったら、死んでしまう」。




ジャンパーにスエットという軽装のまま、胸まで水に




つかりながら車のドアをこじ開けた。




日が暮れてからは、誰かの持っていた懐中電灯の明かり




だけが頼りだった。




「車体が壊れてなかなかドアが開かない車もあったが、


なぜかそのときは強い力が出た」。




駅舎にいた人たちも手助けしてくれるようになった。




高齢者を6~7人助け終えたとき、寒さで震えている




自分にやっと気付いた。







水が引いた翌日、避難所になっていた近くの小学校で、




家族全員と再会できた。




海に近かった自宅は土台しか残っておらず、周辺は




半数以上の家屋が被害にあった。2軒隣に住んでいて




「何でも話し合えた」という幼なじみの同級生の女の子は、




自宅から1キロ以上離れた場所で遺体で見つかった。




「あいさつをすれば言葉が返ってくる温かい町が、


震災を境に寂しくて悲惨な場所になってしまった」







震災から1週間後、




「お礼を言いたい」




という高齢者のメッセージを携えて市職員が避難所に




訪ねてきた。




「そんなつもりで助けたのではない」




と直接会うことは断ったが、助けた人が自分を覚えて




いてくれたことがうれしかった。




そして、阪神大震災からちょうど1年後の




平成8年1月17日に




生まれたことを今になって意識するようになった。




「阪神大震災もみんなが力を合わせて復興したんですよね。


この町も僕ら若者が立て直します」。




避難所で炊き出しなどに走り回るボランティアをみて、




将来は困っている人を助けられる人間になりたいと




心から思っている。

























弊社HP(トップページ中段)に「消息情報」を掲載しています。ご活用ください。







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