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コラム

成人の日は廃止してもよいのでは?

雑感

2018年1月8日 / 2018年1月9日更新


今日は成人の日です。今年は以前に比べては大人しいとは言われているようですが、何年も前から荒れる成人式というニュースをTVで見るたびに、こんな意味のない祝日は止めてしまってはどうかと思っていました。そもそも成人式の式典は地方自治体が戦後始めたのがきっかけであり、文化や伝統に基づくものでもなく、国民を挙げてお祝いしているものでもありません。だいたい出席している成人もほんの一部であり、式典そのものも出席して良かったと満足している人の声も聞きません。ほぼ全員が同窓会代わりに顔を合わせ騒いでいるに過ぎないと思います。

今年の国会では、民法改正案が審議可決されて正式に成人年齢が18歳となります。来年は市町村は18歳から20歳まで3年間の若者を呼んで同じような式典をやるのでしょうか。特に18歳のほとんどは高校三年生であり、1月は受験シーズンの真っ只中でセンター試験の直前になります。とても式典に出る気にもならないでしょうし、自治体として彼らを呼ぶ意味もありません。成人年齢の18歳引き下げに合わせ、まずこのくだらない税金の無駄遣いである成人式を中止する動きがあるのではないかと感じます。

日本は意味のない祝日が多すぎる


海外で長年生活をしていますと、日本ほどやたら祝日が多い国はないことがわかります。日本では年間なんと16日間も祝日があります。何か最近では知らない間に国会で祝日法が改正されてどんどん増えているように思います。7月の海の日とか8月の山の日といったものは、単に6月から8月まで祝日がないからということで無理に理由をつけて設定したように思う人が多いのではないでしょうか。祝日はそもそも国民がそろって祝うという日という主旨から大きく離れ、休日を増やすことで消費を喚起しようというような本末転倒の祝日設定はいかがなものかと思います。祝日が日曜と被ったときに月曜日を振替休日とすることは理解できるものの、本来意味のある日を第二月曜とか第三月曜にできるようなハッピーマンデー祝日であれば、いっそのこと止めてしまってはどうかと思います。

海外では祝日数そのものが少ないこともあり、国民の多くはその祝日の意味をよく知っていますし、町中に国旗や幟がはためいています。本来祝日とはそういうものではないでしょうか。もちろんお祝いする日としての記念日は、会社や学校、地方自治体など所属団体や親戚家族ごとにそれぞれあります。しかし、国民の祝日は国民全員にとって意味のあるものでなくてはならないのではないでしょうか。海の日と山の日もそれぞれ意味があるようですが、ほとんどの国民はその由来を知らないでしょう。

そして、今日の成人の日ですが、その主旨は昭和23年に施行された国民の祝日に関する法律によって、「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」こととされています。歴史的には、かつて元服の儀が小正月に行われていたことから1月15日になったとのことです。つまり1月15日に行うことに意義があるのであって、それを1月の第二月曜にするのであれば歴史的意味もなくなり、かつ「おとなになったことを自覚」していない「親のすねをかじっている」暴れる新成人を式典に呼んで何を励ますのでしょうか。もし今後もより意味のある成人の日にしようとするのであれば、「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする18歳の青年」による論文やスピーチ、プレゼンコンテストをして表彰することの方がよほど意味があるように思えて仕方がありません。

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