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栢原義則

小学生の能力(脳力)開発のプロ

栢原義則(かやはらよしのり)

進学塾「エフイーアイ」(FEI)

コラム

わが子に伝える「絶対語感」_母乳語と離乳語

ひらめき子供塾

2018年7月5日

教育コンサルタント、エフイーアイの栢原です。

今回は最近読んだ本の中からちょっと面白い言葉のお話:
外山滋比古さん(お茶の水女子大学名誉教授)のわが子に伝える「絶対語感」の中に
国語教育、特に幼児期から低学年の時期にとても大切なことが書かれてあったので
ご紹介します。

「母乳語」と「離乳語」
聞きなれない表現だと思いませんか?

少し本文を抜粋します。
「母親は、子供にとってはじめての言葉の先生です。----そして母親はことばを教えるのに
適しています。------耳からことばを覚えていく赤ん坊にとって、先生である母親の言葉はとてもたいせつです。------この、はじめのことばを、私は「母乳語」と読んでいます。------
母親のことばだけで、こどものこころは、どんどん発達していきます。」

なかなかおもしろいでしょ。

生まれたばかりの子供にとって、いかに母親の言葉が大切か。

本の帯の部分から

「子育てはことばを教えることから始まります。」

本文より
「生まれたばかりのこどもに話す母親のことばを、
「マザーリーズ」といいます。

マザーリーズで大切なのは、
◎普通より、すこし高い調子の声で話すこと
◎抑揚を大きくすること
◎くりかえし言うこと
◎おだやかに、できれば、ほほえみを浮かべて話すこと

このなかでとくに大切なのは、「くりかえして言うこと」

エフイーアイ低学年

母乳語という発想、すばらしい
そう思いませんか。

子供を育てるのにまず、母乳。
でも何時までも母乳(ミルク)ばかりでは育ちません。
ここで出番が離乳食。

言葉も同じです。
まず、目で見て実際に見える言葉を(母親の表情も含めて)
い~っぱい覚えましょう。(母乳語)

その後、先ほどの離乳食に当たる離乳語の出番です。
目で見て形が分かる、対象物が特定できる言葉から
目には見えない、対象物が特定できないあいまいな言葉の登場です。

母乳語から離乳語への橋渡しがうまくいかないと
こどもの思考はとても薄っぺらいものになります。

太朗さんと言われて、実際に存在する太朗さんではなく、
どこにでもいる太朗という名の人物(実在しなくてもかまいません)を
想像できるかどうか、ここが離乳語のポイントです。

具象から抽象への第一歩です。

想像力が働く為には、この誰でもいい太朗さんが大事になります。

小さい子供は実際の太朗さんは理解できても
空想の太朗さんはだれか悩んでしまいます。

日本の子供は目から言葉を教わる傾向が強いのですが
最初は耳から覚えていく方がいいのです。

離乳語が登場しだすと
空想力が出来てくるので、
子供は現実と空想の間をさまよいます。
本人は現実と空想の区別がはっきりできないので
つい、うそ(とんでもない話)を話します。

たわいもないウソに笑って答えられる余裕を持って下さいね。

エフイーアイ低学年

外山さんの話は面白いと思いませんか。
まだまだ面白い(為になる)話があります。
子供を教える立場の私にもと~っても参考になります。

こどもの未来を教育の力で創り出す少人数制学習塾エフイーアイ

塾歴39年の実績で低学年から一貫した能力(脳力)開発で「学びの感性」を育む。
脳科学に基づいた独自の学習法「フェイス」で低学年から学力形成の基礎となる「地頭力(学習リテラシー)」を育み、先取りによるペーパー学習での点数主義の学習ではない「自ら試行錯誤し、考え抜く力」を鍛えるエフイーアイ

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2017-11-06
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