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栢原義則

小学生の能力(脳力)開発のプロ

栢原義則(かやはらよしのり)

進学塾「エフイーアイ」(FEI)

コラム

速読は万能か。文章を味わうことも大切な国語の力

ひらめき子供塾

2018年6月29日

教育コンサルタント、エフイーアイの栢原です。

今日のお話は読むことを中心に:速読は万能か?
昨今は、速読がブームです。
すごい子供になると1冊の本を何分かで読んでしまうスーパーキッズ?もいるようです。
とにかく文字を絵として認識し一度記憶の中に取り込み再度意識の中に取り込むのでしょうか。
私には「すごい」としかいいようがありません。

ブームになると一瞬燃え上がりますが、
ワイドショウでセンセーショナルに取り上げられたものが
3年以上継続して話題になり続けているものにめったに出会いません。

譬えが的を射ているかどうか、お許しを頂くとして
速読はDVDを早回しで見ているような感じではないでしょうか。
早回しで見てもDVDの内容は把握出来ますし、大筋の状況は理解できます。
しかし、普通のスピードで見ている時のような臨場感やワクワク感はありません。

読むことには、もう一方で遅読という方法もあります。
ゆっくりと一行一行に書かれていることを念頭に行間を味わいながら
1冊の本を読みこんでいく方法です。

例えば、百人一首を速読で百篇すべて読んだときと、
一篇ずつ味わいながら百篇読んで行くのとでは
読み終わった時の感じ方はきっと違ったものになっているはずです。


言葉は生きています。
早く読むことだけを目標に、低学年から速読の技術を追いかけて、
経験も知識もまだ拙い間に感性を磨くことなくやたら早く読める様になったとしても、
データ処理的な能力は鍛えられるでしょうが、
深みのある人間には育ちにくいような気がするのは私だけでしょうか。

データや報告書、書いてある内容だけを素早く処理するには速読、
じっくりと空想を膨らませながら内容を楽しむには遅読、
読み方にも両者のバランスが大事だと思います。

とにかく早く読めればいいというよりは
子供の間に本を読む習慣と楽しさを覚えさせたいものです。

子ども達のワクワク・イキイキをデザインするひらめき子供塾

こどもの未来を教育の力で創り出す少人数制学習塾エフイーアイ

塾歴39年の実績で低学年から一貫した能力(脳力)開発で「学びの感性」を育む。
脳科学に基づいた独自の学習法「フェイス」で低学年から学力形成の基礎となる「地頭力(学習リテラシー)」を育み、先取りによるペーパー学習での点数主義の学習ではない「自ら試行錯誤し、考え抜く力」を鍛えるエフイーアイ

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2017-11-06
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