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栢原義則

小学生の能力(脳力)開発のプロ

栢原義則(かやはらよしのり)

進学塾「エフイーアイ」(FEI)

コラム

国語の力は漢字の力(漢字には意味がある)

ひらめき子供塾

2018年6月24日

教育コンサルタント、エフイーアイの栢原です。

今日は、国語の話。テーマは「漢字」。

「利休鼠」
皆さんこれなんのことだか分りますか?
利休(りきゅう)と鼠(ねずみ)でりきゅうねずみと読みます。
でも、動物の鼠のことではなくて、色なんです。
どんな色だか想像できますか。

漢字(特に熟語)はイメージを伴わないと意味が理解できません。

日本語の漢字はアルファベットのように表音文字ではなく
表意文字です。言い換えると漢字一つ一つが音だけではなく
意味を持っているのです。
ましてや熟語となるともっと複雑な意味を持っています。

幼児期の特徴として、複雑な漢字ほどよく覚えていることがあります。
「すご~い、うちの子こんな漢字も知ってる。」と親を喜ばせてくれます。

でもこれが実は大きな落とし穴、だってことに気がついてますか。
小さい子は絵と同じように漢字を表意文字としてではなく
図形として認識していることが多く、
表音文字として音にしているだけのことが多いのです。

子供にとって、特に低学年までは漢字が読めても
その奥にある意味を理解しているとは限りません。
漢字が表している意味が分からなければ
漢字を知っている(わかっている)とはいいがたいのです。

次に、低学年の特徴として、書き順がぐちゃぐちゃです。
(最近は特に同じ形で書ければいいと思っているらしい。
高学年になると少しずつ書き順を意識するようになりますが)

漢字はその7割程度が偏や旁の組み合わせで出来ています。
低学年の間から漢字の偏や旁をしっかり覚え、漢字を書き順どおりに書いていると
いつの間にか字がきれいになり、漢字の意味もなんとなく解ってきます。

宿題で漢字を100回、200回書かせても
時間と体力に任せて、機械的に処理するだけなら
漢字を覚えるどころか疲労感しか残りません。

低学年の間に偏や旁を覚え、
丁寧に書き順を覚えることで、
漢字の成り立ちを理解し
自然と漢字の持つ意味が理解されてきます。
自然と国語の力もついてきます。

漢字は覚える以外に勉強の仕方がないのですから
楽しく、工夫して、記憶に残るように教えてあげてください。

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2017-11-06
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