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栢原義則

小学生の能力(脳力)開発のプロ

栢原義則(かやはらよしのり)

進学塾「エフイーアイ」(FEI)

コラム

テストで成績が伸びない理由

テストの成績がふるわない生徒についての見方は、
興味深いものがあります。成績のいい子に言わせると、
勉強ができない彼らはどうでもいいような三割のことに
熱心に取り組んでいます。ことばを換えて言えば、
どこが大切なのか見きわめができていません。
まず、みんなができるポイントのところをきっちり押さえます。
それにプラス・アルファーで点をとれば、
ほとんどの場合、合格点がとれます。
マニアックな問題、出るか出ないか分からないような問題に
時間をかけたりしません。みんなができるポイントが大切です。

テストの成績がふるわない生徒は、多くの場合、悪循環に陥っています。
「テストで満点をとってみたい。でも、教科書や参考書の全部に目を通すのはしんどい。」
「一度も100点をとったことがない。どうせ取れないのなら、勉強をがんばるのは無駄」
などと考えたりします。それなら、満点をとろうという考えをもたなければいいのです。
完璧主義から脱け出し、たとえば50点を取ることから始めます。
この点数が取れるようになったら、目標を徐々に上げていきます。
選択と集中が成績を伸ばすキーワードです。

最下位に近い成績からトップクラスになった生徒は何人もいます。
ある生徒は全教科の平均点が40点台でした。
この生徒の口癖は「どうせ、できない」でした。
なにかが実現できるとは思わず、常に否定的な考えをもっていました。
「今、あなたの成績は40点台です。これを50点にしてみませんか」
しばらく考えた上で、この生徒はいいました。
「それぐらいだったら、やってみてもいい。」
「そうしたら、全部をおぼえる必要はなく、解ける問題だけやればいいよ。」
「うん、やってみる。」

この生徒の期末テストの平均点は52.8点でした。
見事、50点台という自分の目標をクリアしました。
「次のテストでは60点台はどうかな」といってみました。
「さあ、できるかな」といいながら、この課題もクリアしました。
最終的には、90点台の成績をとる生徒に変身しました。
おさらいをするとき、自分の現状に近い点数の少し上を
最初の目標にします。
これを達成したら、次の課題を目ざします。
このやり方で「どうせ、できない」という呪縛をはずしました。
そして、やればできるという自信が徐々に芽生えてきました。

「どうせできない」から「やればできる」までの間には、
子どもたちがいう二つのしばりがあります。
一つ目のしばりは「心のしばり」で、もう一つは「腕のしばり」です。
ここでは前者について説明します。
子どもたちは「どうせ」という言葉をよく使います。
「やってもむだ、変わりはしない」という思い込みが強いのです。
「やってもむだ」なら勉強する気持ちになれません。
目標として「どうせということばを決していわないようにしましょう」と提案して、
大成功を収めることがあります。



前回の答え

421と841

ヒント:公倍数を上手く使ってね。(Xはある数nに1を足した数字)

こどもの未来を教育の力で創り出す少人数制学習塾エフイーアイ

塾歴39年の実績で低学年から一貫した能力(脳力)開発で「学びの感性」を育む。
脳科学に基づいた独自の学習法「フェイス」で低学年から学力形成の基礎となる「地頭力(学習リテラシー)」を育み、先取りによるペーパー学習での点数主義の学習ではない「自ら試行錯誤し、考え抜く力」を鍛えるエフイーアイ

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