ウェブマーケティング専門家として経営戦略をサポート（3/3）

仮想マーケティングスペースを活用し幅広い視点からマーケティング

　北林さんがコンサルティングを受託しているお客さまは現在、企業や行政をあわせて20法人、個人事業主で50名ほど。ここ二年で交流した経営者は1000人以上。ITプラットフォーム企業との交流も積極的です。こういった人的資産を通じて北林さんは多彩なアイディアや意見を交換しあえる場を活性化させたいと考えています。中小企業が集まるマーケティングコミュニティ「m-DOYA」では異業種が集まり、商品や販売促進についてアイデアを出し合います。そこでの議論を通じて、原価積算からの価格設定を当たり前だと考えていた製造業の会社がサロンのような顧客から見てもわかりやすい料金体系に変えたり、アルミブースを製造する会社が2019年6月末に開催されたG20で採用される同時通訳ブースが生まれる過程をメンバーで共有するなど、多様な取組が進んでいます。

　さらに中小企業だけでなく、女性起業家向けのSNS講座やインフルエンサー養成講座などを通じて繋がった登録インフルエンサーは約200名、そのフォロワー数は合計で250万人にものぼります。だから幅広いコミュニティや特化したマーケットにまでアクセスが可能。

　マーケティングコミュニティに、膨大なフォロワー数を擁する登録インフルエンサー。RPA、MA、SFAの分野にも事業範囲を広げる北林さん。長年に渡ってウェブマーケティングとブランディングに関わることで培ってきたネットワークを経営コンサルティングにどう生かしていくのだろう、と楽しみになる取材になりました。

（取材年月：2019年6月）

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