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コラム
KNOW-MAの開発動機 (その3)
2012年9月10日
オープン・イノベーションとうたって数多くのインターネットサイトがすでに立ち上がっています。
まず、大学の産学連携や、TLO等が開設している、大学の研究成果や取得特許を公表し、広くその技術を使った共同研究先や、技術の売却先を募集するもの。これは、シーズ型のサイトといえましょう。
次に、最近見られつつあるのは、企業が募集したい技術課題を提示し、それを広く一般に技術公募するもの。このタイプは、欧米で発展し、日本でも類似のサイトが出つつあります。いわばニーズ型のサイトで、通常このタイプを、本格的なオープンイノベーション型のサイトというようです。
今回の、KNOW-MAの基本コンセプトは、”知識の市場”でした。すなわち、商材=”知識製品”が,ビジネス的に交差する市場を作りたい、というものです。
そのためには、売り手、買い手が自由に商材をもってくる環境が必要です。したがって、募集する側も、提供する側も、自由にその商材をもってこれるように、2者のデータベースを組みました。
そして、市場の活性化のためには、仲買人のような仲介者が必要です。そのために、コーディネータ、経営コンサルタント等のビジネスサポータも、自由に参画てもらうことを考えました。
従って、KNOW-MAは、技術募集者、技術提供者、そしてプロジェクト支援者が自由に参加して、共同開発等を含めた技術の売買を実現する環境を提供することを目的としています。
このようなシステムは、今のところ、あまり見たことがありません。あれば、それを使いたい、と考えていたのですが、見当たらないため、結局、自社開発しました。
KNOW-MAのサイトはこちら
(つづく)
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