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コラム

損益分岐点売上高とは、何か?

損益分岐点

2017年6月24日 / 2017年9月29日更新

こんにちは。
財務コンサルタントの遠藤信行です。

今日は、損益分岐点売上高についてお話します。

「損益分岐点」とは、以下の点をいいます。

利益 = 固定費  となる点です。




つまり、利益が0(ゼロ)の点です。

なぜ、この点が必要なのか?
なのですが、


この点を知るには以下の3つのことを同時に
知らなければならないからです。

①自社に毎月かかる費用(固定費)
②自社の粗利率
③赤字にしないための絶対必要な売上高

自社のビジネスを構成するポイント3点です。

これは、ものすごく大事です!

「えっ、そんなの当然わかってるよ~」って言われそうですが、

確かに②は、どの社長様でも大体の数字は頭には入っていますよね。

ただ、これがアバウトではなくて、きちっと入っているかですね?

一番問題なのは、①の「固定費」なんです。

「毎月かかる固定費」をここで勉強しましょう。
費用には、2種類あります。

①変動費 = 売り上げに比例して発生する費用
②固定費 = 売り上げに関わりなく毎月一定額かかる費用

①は、仕入、材料費、外注費等が該当します。
②は、①以外の費用全てが該当します。

ここで本題に戻りますが、問題は「固定費」なんです。
この自社の「固定費」がいくらなのか?
わかっていない社長様が多いこと多いこと・・・


「固定費」が頭に入っていないと、損益分岐点がわかりません。
多くの中小企業の社長様は、ここが曖昧なんです。
つまり、「カン」でやっておられるのです。
だから「赤字」になってしまうのです。


ここで損益分岐点売上高の計算式を示しましょう。

固定費÷限界利益率(粗利率)

限界利益=売上高ー変動費
で算出されます。

ですので、限界利益率は、
限界利益÷売上高です。

製造業は(製造原価の中身が複雑なので)少し違うのですが、
一般に小売業、卸売業、サービス業等は、 
ほぼ、限界利益率=粗利率 となります。

固定費を粗利率で割ればよいですね。

つまり、固定費÷粗利率
これで、損益分岐点売上高が算出されます。

この意味は繰り返しますが、利益=0となる売上高です。

言い換えると、この売上高より1円でも下がると
赤字になるという点です。


この「損益分岐点」は、
自社が黒字になるためにとても重要な計算式ですので、
全ての社長様は理解しておく必要がありますよ~。


損益分岐点の売上があればよいのか?

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