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コラム

耳鼻咽喉科医院の診察室、聴覚検査室の事例

建築家の池上 明です。
1月に完成しました耳鼻咽喉科医院を事例に設計ポイントをまとめました。

診察室


耳鼻咽喉科の診察室はオープンなタイプの場合もありますが、患者さんの
プライバシーや医師数の問題もあり、ローパーティションで診察ブースを
設ける場合もあります。
耳鼻科診察ユニット、患者さんの耳鼻科用チェアー、内視鏡ユニットが
診察セットとなります。

耳鼻咽喉科診察ブース
私が設計した大櫛耳鼻咽喉科では木目のフレームとガラスを組み合わせた
診察ブースを設けました。
金属のフレームだと冷たい感じになるので濃い木目のメラミン化粧板を
使い落ち着いた雰囲気にしています。ガラスは飛散防止フィルムを貼り
スリガラス風にしました。
濃い木目とガラスの組み合わせが空間にリズムと変化を与え明るく清潔な
診察空間をイメージづけています。


フレームの柱部分は電気設備の配線スペースにもなっています。コンセントや
LANなどの端末は巾木部分を使用しています。

また、処置、点滴を行うスペースやネブライザー置くスペース、患者さん用の
洗面台などが必要となります。
うがいをされる場合も多いのでカップディスペンサーを洗面器の横に
設置しています。



消毒準備コーナーも広めのスペースが必要で、電解水生成装置を設ける場合
もあります。

花粉症の季節など患者さんが込み合いますので、圧迫感のないソフトな
雰囲気の診察室にすることをお奨めします。

フリープランタイプの聴覚検査室


以前のコラムで記しましたように耳鼻咽喉科で大事な検査に聴覚検査があります。
徳島市の耳鼻咽喉科では聴覚検査室はユニットタイプではなく
現場施工で行うフリープランタイプの仕様としました。

聴覚検査室

音響関連メーカーが施工する場合もありますが、今回はシールド工事等を行う
医療関連専門会社の責任施工の仕様で行いました。
壁は建築工事で作った壁の内側にクリアランスを設けた上でグラスウール入り
GB2枚張りのLGS壁に仕上げのグラスウール成形板を貼っています。
天井はLGS下地にグラスウールを入れ、GBの上に仕上げのグラスウール成形板
を貼っています。

床は床からの音の伝達を抑えるため合板の間に板ゴムを挟みタイルカーペット
仕上げとしています。既存の床面より少し高くなりますが、
小さなスロープで対応できました。

扉はグラスウール入りスチールの防音ドアで、密閉型のグレモンハンドルを
使用しています。



設備は照明器具を直付けタイプとし換気設備は消音型グリルを使用しました。

今回の工事は建物をスケルトンにしたうえでの全面リノベーションでしたが、
以前の聴覚検査室では上部の排水音や外部の音が入っていたようで完全な防音
を要望されていました。
実際に完成して聴覚検査室に入るとその静けさに驚きました。もちろんドアを
閉めて外から呼びかけても一切聞こえません。

診察科目によって様々な検査が行われますが、その特性をよく理解して信用できる
専門メーカーと早い段階から相談しておくことが大切だと改めて感じました。

医院・歯科医院の新築、内装、リフォームは是非お気軽にご相談下さい。
今まで手掛けた医院建築の実例は私のHPをご覧ください。

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池上 明
エーアイ アーキテクト スタジオ
info@aia-st.com
http://aia-st.com

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