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コラム

医院の廊下の設計ポイント・事例

建築家の池上 明です。

廊下の設計ポイント


小規模な医院では待合から診察室や処置室に直接入る場合が多く廊下が不要な場合もありますが、医院でも病室のある場合はどうしても廊下が必要になります。

産婦人科

廊下の寸法は建築基準法、医療法や「福祉のまちづくり条例」等で規定されています。
診療所の場合は片側居室の場合1.2m以上、両側居室の場合は1.6m以上が基準となりますが、廊下の有効寸法は手すりの内側となりますので注意が必要です。
また「福祉のまちづくり条例」で必ず手すりをつけるように指導している行政もあります。

廊下にはストレッチャーや車椅子を考慮して腰壁を設け、プロテクターをつけるのが一般的です。私は木目の腰壁や手すりをよく使いますが、産婦人科医院ではもっとソフトな雰囲気をつくるために、ストレッチャーを使わないフロアーでトリムクロスを使ったこともあります。
病室は患者さんが宿泊されるところなので廊下の照明器具も電球色でブラケット照明も使いソフトなイメージの空間になるよう演出しています。

患者さんがリラックスできる医院にしませんか?


廊下の設計事例


病床フロアーでは、かなり長い廊下になることもありますので、単調にならないよう工夫しています。また科目によって廊下の雰囲気も変わってきます。

□整形外科病床フロアーの廊下
車椅子や歩行器を入院患者さんが使われるので、木目の腰壁を設けやさしい雰囲気になるようにリフォームしました。手すりも両側に設けてハンディキャップ対応をしています。
壁面のブラケット照明や天井の円形の掘り込みが空間に変化とリズムを与え単調にならないように演出しています。
床は石目のビニール床シートを使いました。

山口整形外科

□産婦人科の廊下
ストレッチャーをほとんど使わないフロアーの廊下では、腰壁ではなくトリムクロスを使いアットホームでやさしい雰囲気を演出しました。ブラケット照明がアクセントとなっています。床はフローリング調のビニール床タイルを使いました。



□耳鼻咽喉科の廊下
サージクリニックなので病室が少なく、廊下はナースステーションを中心にコンパクトに構成しています。廊下の一部を談話コーナーとし、新聞・雑誌を置いています。

大櫛耳鼻咽喉科

医院・歯科医院の新築、内装、リフォームは是非お気軽にご相談下さい。
今まで手掛けた医院建築の実例は私のHPをご覧ください。

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