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コラム

既存医院にエレベーターを設置する場合の問題点

【医院・クリニック】リフォーム

2014年10月28日 / 2018年5月4日更新

建築家の池上 明です。

今までエレベーター(以下EVと記載)がなかった医院に新たに設置したいというご相談を
いただくことがよくあります。
以前のコラムにも書きましたが、
完成時に検査済証の発行されて
いない建物のEV設置は基本的に認められません。これが大前提となります。

私は9年前に既存医院にEVを設置したことがあります。その時は既存建物の内部にEVを
設置しました。外部設置も検討しましたが、建物の構造・法規制・動線の問題を考慮した結果、
建物内に複雑な条件をクリアーできる場所が幸い見つかったからです。
建物内部に設置したため床面積の増加がなく用途変更もしませんでしたので建築確認申請は不要で
EVの昇降機設備確認申請だけが必要でした。もちろん建物の構造的な安全性のチェックは行いました。

もし、既存建物の外部に設置される場合は床面積が増加しますので法規上増築となり、
建築確認申請が必要となります。もちろんEVの昇降機設備確認申請も必要です。
(但し防火・準防火地域外で延床面積10㎡以下の増築は建築確認不要)
また、増築の場合は既存建物の現行法規への遡及の問題があります。
詳細は記しませんが、いろいろな条件を満たせば現行規定遡及の緩和をある程度受けることが
できますが、緩和を受けるにはかなり複雑な検討をする必要があります。

どちらにせよ既存建物にEVを設置する場合は、法規・構造・計画の整合性を詳しく検討する必要があり、
設置不可という結果がでる場合も多いように思います。
今までご相談いただいた方でも建物の外部なら簡単にEVをあとから設置できると思われている方が
おられましたが、現実はそうではありません。
またホームエレベーターを設置できると思っておられた方もいましたが、
ホームEVは戸建て住宅しか設置できません。医院の場合はビル用のEVとなります。

既存建物にEVを設置する場合は建築基準法、構造等の複雑な建築条件をクリアーしないと
いけませんので、事前に行政や確認審査機関と充分協議する必要があります。
ですから既存医院にEV設置をお考えの場合は必ず1級建築士の資格のある方に
ご相談されるようお願いいたします。

こちらのコラムもご覧ください。
既存医院にエレベーター設置事例

医院・歯科医院の新築、内装、リフォームは是非お気軽にご相談下さい。
今まで手掛けた医院建築の実例は私のHPをご覧ください。

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