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コラム

プレハブ工法の医院リフォームの問題点

【医院・クリニック】リフォーム

2013年12月11日 / 2016年7月13日更新

建築家の池上 明です。

医院リフォームのご相談をよく受けますが、
第3者継承で元の建物が工業化住宅(プレハブ住宅)だったことがあります。

コンクリート系パネルのプレハブ工法でした。
壁構造になっており外壁だけでなく間仕切りにも結構コンクリートパネルが使われており、
所有者からはコンクリートパネルの壁は取り外し不可と聞きました。

工業化住宅(プレハブ住宅)は建築基準法に基づく在来工法ではないため、
国土交通大臣の認定が必要で、それぞれの工法に基づき個別認定されます。

この時に一番困ったのは大臣認定を取っているため
かつての建築確認申請に構造に関する図面・計算書等が一切添付されておらず、
どのような構造になっているか全く理解できませんでした。

確認以外の設計図書にも構造関係はまったくありません。
またもともとのプレハブ会社はすでに無くなっており、
一応メンテナンス対応できる会社はあるということですが、
どこまで資料を持っているのかも定かではありませんでした。

もともとは1階診療所、2階住宅で区画された建物でしたが、
今回の継承によるリフォームで2階も診療所としたいというご希望でした。

しかし住宅と診療所では法規的な荷重設定が違うがチェックしようがなく、
間仕切り位置も変えないと非常に不都合でした。

このリフォームは先生の諸事情もあり、立ち消えになりましたが、
プレハブ住宅系医院の大掛かりな改修は非常に困難であると感じました。

プレハブ住宅の改修に詳しい方もおられるかもわかりませんが、
在来工法より改修内容は大きく制限されると思われます。

これから医院を新築される場合、
将来大掛かりな改修をする可能性がゼロであれば問題ないかもわかりませんが、
そうでなければ工業化住宅(プレハブ住宅)で医院を新築されることはおすすめしません。

工期が短いというメリットはありますが、工業化住宅(プレハブ住宅)の場合
個別認定された工法のためプランの自由度も在来工法よりずっと制約されます。

こちらのコラムも合わせてご覧ください。

■医院リフォームについて
既存医院にエレベーターを設置できるか

医院のリフォーム・リノベーション・コンバージョン
他用途から医院・クリニックへのコンバージョン

■医院開業物件について
医院開業 新築の場合の土地探し
医院開業 テナントビル探し
医院開業 医院に不適当なテナント貸室

医院・歯科医院の新築、内装、リフォームは是非お気軽にご相談下さい。
今まで手掛けた医院建築の実例は私のHPをご覧ください。

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