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吉富達宣

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吉富達宣(よしとみたつのり)

ビクトリー企画

コラム

物件の価値も人によって変わる?本当の価値とは?

不動産査定の注意点

2017年12月3日 / 2017年12月11日更新

不動産無料査定依頼の注意点
物件の本当の価値って、将来性も含めて一見してもなかなか分からないものです。

不動産一括査定ってどう?


いまネットでの一括査定サイトが花盛りで、特に沖縄の物件があがっているとのことで、ネット利用の方はその手の広告をよく目にすると思います。

もちろん、そういうものを否定するわけではありません、

利用しても結構ですが、やはり少しでも高く売りたいと売主様は考えていますので、より高く査定してくれる不動産屋に任せたいと思うのは人情ですよね。

しかし、注意したいのは、それはあくまでも査定価格であって実際の売買価格ではないということです。

いくら査定額が高くても売れない価格なら、絵に描いた餅です。

なかにはわざと高額査定を出して集客の手段にしている業者も・・・

高額査定をうのみにすると…


特に今、沖縄の不動産価格が、那覇の中心商業地の高騰に引っ張られて、売主様の周りにもプロアマ問わず、いろんなアドバイザーが「この価格では安い!もっと高くで売れる」とか、少々的外れなことを言う人もいます。

しかし、割高すぎる価格で市場に出してしまうと、買いの引き合いがないどころか、売れない物件のレッテルが貼られて、相場よりもよけいに値を下げてしまう場合も少なくありません。

ここは冷静になって慎重にする必要があります。つまり正確な査定と、物件価値をあげる作業を行う、売り出すタイミングを考える、誠実な不動産会社に依頼する。

などではないでしょうか。

上手な売買戦略が必要


より良い条件で買手を得るには、コンセプトを明確にターゲットをできるだけ絞り、そのうえで、そのとき近隣で売りに出されている同じような物件がいくらで出されているのか、売り出すタイミングや、どのようにすればお金をかけずに物件の価値をあげられるのか、案内のやり方見せ方や、どの部分をセールスポイントにするのか、人気が高い物件と判断したら競争入札にするとか・・・etc.、さまざまな工夫が必要と思います。

また、買主様に安心してご購入いただくために、住宅であれば、今はやりのインスペクションや瑕疵担保保険を活用して物件の価値をあげるなど、いろんな戦略が必要です。

物件の囲い込みはお客様のためにはならない!


それと、私が最も大事だと思うのが、どこまでもお客様の立場に立って、自社の利益優先ではなく、お客様のために、より努力をすることです。

例えば、比較的大きな不動産屋がよくやる“物件の囲い込み”をして利益を倍増する、つまり、不動産仲介の場合、売主様、買主様からそれぞれ仲介料をいただきますが、

専任媒介契約等を受けた一部の不動産業者は、売主様、買主様の両方から、媒介手数料(両手取り)を貰いたいので、その物件の情報を他社には向けず、また、他社からの紹介で、購入希望のお客様がいても、“他社の仲介を拒否する”ことです。

自分たちだけ儲かりたいのです!
そのお客様が、より好条件を提示する可能性があるにもかかわらずです!

買主様にとっても、欲しい物件が誠実な信頼のある不動産業者から買えず、囲い込み業者から仲介しても貰っても本当に自分の利益を守ってくれるのか、不安ではないでしょうか。

これでは、一部の業者のために不動産業界全体が世間から益々信用されなくなります。こんなことは、やはり無くしていくべきだと思います。

アメリカでは不動産流通システムが日本と違っていて、売手と買手では利益が相反するため、いわゆる両手取りは法律で禁止されています。

誤解の無いように申し上げれば、けして両手取りを全面的に否定している訳ではありません。

どちらのシステムがいいとか悪いとかではなく、どんな制度でも、根底にあくまでもお客様のことを最優先に行動する精神があるのか、哲学があるか、が問われていると思います。

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