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糸数盛夫

お墓に関する多種多様な問題を専門知識で解決するプロ

糸数盛夫(いとかずもりお) / お墓ディレクター/尊骨士

◆墓石販売:みくに株式会社(平成28年設立)◆施工:おはかのみくに合同会社(平成31年3月設立)

コラム

墓石の保証は必要?お墓の販売業者が行う保証とは【ラジオ】

2020年2月20日 公開 / 2020年2月28日更新

テーマ:ラジオ放送『幸せを招く先祖とお墓の話』

コラムカテゴリ:冠婚葬祭

コラムキーワード: お墓土地購入 税金土地登記 変更



糸数:
それでは今日は、前回の「墓地以外の場所でもお墓の建立は可能か」というテーマについて、その後半部分のお話をさせていただきます。

法律によってしっかりと規制されているという点について前回は学びました。

今日初めて聞く人のために少しおさらいをしてから、後半の部分である「墓地の建立には墓地埋葬法の規制がある」という法律の部分をお話していきましょう。

少し振り返ると、まず墓地と言われるものは4種類あるとお伝えしました。まなみさん、何でした?4種類。

まなみ:
個人墓地と、民間墓地と、公営墓地と。

糸数:
あとは寺院墓地ですね。まず一番目の個人墓地とは、個人墓と言われている墓地のことです。

市町村の許可を受けることでお墓を建てることができる規定があるということでしたね。

適切な墓地がないなどの理由書の提出の必要や、厳しい条件がある、ということでした。

私どももお墓に関するお仕事をさせていただいていますが、やはり役所の人たちからは理由書をきっちり書くことを求められます。

特別な事情に該当するのは、公共事業などで移転を余儀なくされた場合に限り、復旧のために移転する必要がある場合などです。

現在沖縄ではいろんな所で高速道路や新しい道ができていますよね。その際、墓地を建立している場所が引っかかった場合は、役所が特別に移転を許可したりする場合があります。

基本的に墓地というものは簡単には許可してもらえないというのが一番のポイントです。

墓地を土地として投資目的で買った方から、私のところに相談がありました。墓地は儲かると思い買いましたが、思ったよりもなかなか売れないということで5年から10年置きっぱなしにしているとことした。

儲けるために墓地を買うことは法律で禁じられているので、それを守るのは大切なことだと思います。

また個人墓地以外であれば、公営墓地と言われているものがあります、ということでしたね。地方公共団体が管理、運営をする墓地のことですね。

一般的に墓地を利用する場合は、最初に永代使用料というものを支払います。永代使用料というのは「この土地を永代に貸してください」という費用のことですね。

もうひとつ毎年払わなければいけない管理料というものもあります。

まなみさんが住んでいるのはマンションでしたっけ?

まなみ:
マンション、はい。

糸数:
それは管理料って発生していますか?

まなみ:
発生しているんですかね。

糸数:
借りているんじゃなくて、自分たちのマンション?

まなみ:
おそらく、はい。父の買ったものだと思います。

糸数:
じゃあエレベーターを掃除したりとか、ああいうやつ。

まなみ:
あぁ、はい。そういうのはあるので、おそらく管理料は。

糸数:
じゃあ両親が払っているんだね。おそらく発生しますよね。

公営墓地の永大使用料や管理費というのは、民営墓地や寺院墓地に比べて安いんです。

安いけれども管理が行き届いていないので心配という反面もあるということですね。

しかし最近は充実してきていて、トイレなどもきちんと綺麗にされている霊園が増えています。

なぜならば今沖縄県も含め、個人墓地からなるべく公営墓地に移行しようという動きがあるからなんですね。

いろんな所でお墓を建てるとどうしても観光立国なので、びっくりするでしょう?

まなみ:
見栄えも。

糸数:
そうですよね。そのためなるべく集約していこうという動きがあるということです。

公営墓地のメリットは安く入れるということでしたが、デメリットがあるとしたら、いつでも申し込みができるわけではないということですね。

募集期間が限られているので、年に一度という公営墓地も少なくありません。毎月必ず応募できるわけではないということですね。

3月とか4月に募集をかけて、抽選で選ぶことがほとんどです。そのため申し込みの倍率も高くなります。ほとんどの場合では抽選になることが多いです。

要するに抽選で漏れることがあるため、公営墓地を希望するお客様すべてが使えるわけではないということですね。これが公営墓地のメリット、デメリットでした。

次に民営墓地と言われているものの説明をしていきます。宗教法人やお寺が経営している墓地ですね。宗教とか宗派に関係なく使えるというメリットがあります。

また最近一番多い状況としては、生前お墓を買う人が増えているということがありますね。色んなコマーシャルでもやっていると思います。

民営墓地のその他のメリットとして、例えば自分好みのデザインや大きさの墓が作れるということがあります。洋風に作ったり和風に作ったり沖縄風に作ったりも可能だということですね。

デメリットはあるとしたら、公営墓地に比べて永代使用料と管理費が少し高めになるということが一番大きいと思います。

まなみ:
それぐらいなんですか、デメリットは。

糸数:
そうだね。それぐらいかな。でもやっぱりほら、経済的なことって大きいですよね。

民営墓地の場合は駐車場が広かったりとか、いろいろな面で本当に入りやすいんですね。お金を出したら入れるという部分もが大きいでしょう。

公営墓地は県営住宅とかと同じで、安いけれども抽選がありますよね。一方、民営の団地やマンションはお金を払えば入れる。そういった感じです。

最後が寺院墓地と言われているところ。沖縄では少ないんですけども、ないわけではありません。

知花墓苑さんや、西原浄苑さん、洪済寺の霊園とかがあるんですけども、お寺さんが宗教法人として経営しているのが寺院墓地と言われているところなんですね。

皆さんそれぞれライフスタイルが違いますので、この4つのものを掛け合わせて自分には一番どれが合っているのかを選んでくださいというのが前回までのお話でした。

それでは今日の本題の墓地埋葬法について。墓地以外の場所でもお墓の建立は可能ですかというところの、法的規制について一緒に考えていきたいと思います。

法律って様々な業界にありますよね。まなみさん、ラジオの業界はどういう法律がありますか?

まなみ:
ラジオの業界にもあると思うんですけど。

糸数:
電波法や、広告規制の法律もありますよね。著作権の問題もあります。例えばYouTubeとかでも著作権のあるものを上げたらいけませんよね。

このような法律というのは本当に、人間に与えられた知恵じゃないかなと思うんです。ですからやっぱりこの法律やルールの中で仕事ができるということはありがたいなと思います。

例えばスポーツ、野球にしても、いろいろとルールがあるじゃないですか。それと同じように、ルールの中で仕事ができるというのは法治国家として本当に幸せなことだなと思います。

「墓地以外の場所にお墓を建てることができるか」という質問については、答えは不可能なんです。結論はNO。それはなぜかというお話をしていきます。

うちにもこの間、こんなお問い合わせがありました。「自宅と続いている大きい畑があって、そこの一角に墓を建てたい。だから材料だけ卸してくれ」というご希望でした。

「墓は自分たちで組み立てるから、材料だけ卸してください」と言うんですね。

地図でお調べして市町村に問い合わせたところ、そこは住宅地だから建てられない場所であることがわかりました。

それでも「材料だけ卸してください」と言われたら、まなみさんだったら売りますか?

まなみ:
建てられないところだったら売らないですね。

糸数:
そうですよね。でもその電話の人は、「どうして?あなたたち商売でしょう?送りなさいよ」と言うんですね。

まなみ:
でも売れない。

糸数:
そうですよね。これは確信犯です。「どこに建てるんですか」「ここです」と聞いて、そこに建てるのだと僕らは知ってしまった。

まなみ:
知ってしまった以上は、もう。

糸数:
できないですよね。他のお墓屋さんはなんて言っていましたかと聞いたら、売れないと言われたとのことです。

まなみ:
他のところにも聞いたんですね。

糸数:
「じゃあ私たちも売れません」となりました。なぜ墓地以外の場所でお墓を建てることができないのか。

理由はお墓を建てる場所、ご遺骨を埋葬できる場所は墓地埋葬法、墓埋法と言うのですが、法律で決まっているからなんですね。

墓埋法では、「墓地はご遺体・ご遺骨を埋葬するお墓や納骨堂を設置する区域に限ります」と定められています。

どこの市町村でも細かく決まっています。例えば住宅を建てられるところも地域で決まっていますよね。農業だって農地法という法律で、この畑しか使えないとかありますよね。

同じようにこの墓地埋葬法で設置する区域が限られているということです。墓地や納骨堂の設置については都道府県知事の許可を受ける必要があるということですね。

さっき説明した公営墓地や民営墓地や寺院は墓埋法で経営を認められているということです。つまり、墓地以外の場所でのお墓の建立は禁止されているということですね。

またご遺骨の火葬や埋葬を行う際にも市町村の許可を得なければいけません。

墓地、納骨堂以外の場所にご遺体・ご遺骨を埋葬することは法律上で禁止されているということです。

うちは新聞に「墓じまいします」ということを、ほとんど毎日載せているんですね。

まなみ:
広告というか。

糸数:
そうそう。新聞のお葬式の欄がありますよね。

まなみ:
お悔やみの。

糸数:
そうそう。お悔やみの。その下に大体8,9割は広告を載せていただいているので、多い時で4,5件ほど「墓じまいしたい」とのご相談が来るんです。

そうしたら場所をお聞きし、どういう状態かを見に行って、墓じまいするのですが、墓じまいをする際にもやはり市町村に行って「ここを墓じまいします」という申請書を出しています。

普通の方にとってみればなかなか細かい作業だと思います。まなみさんは細かい書類とかって、どちらかというと得意ですか、苦手ですか。

まなみ:
忘れてしまったりとかします。

糸数:
そうだよね。一応役所は必ず見本というのをつけてくれます。なんとか太郎さんとかね。市町村の方々も親切に教えてくれのですが、やはり慣れていないと大変です。

沖縄の場合、洗骨ってありますよね、焼かれていないご遺体をそのまま埋葬する洗骨のお墓もまだあるんですよね。それを再火葬する際にもきちんと役所に届けます。

この遺骨は何々様ですということ全部調べてから再火葬をするのです。

そういうことからもやはり日本の法律というのは本当にすごいとつくづく感じます。

例えば遺骨があるときには、戸籍の中からこのお骨は自分たちの親戚のものであるということを調べます。まなみさんは自分の戸籍の附票って取ったことありますか?

まなみ:
附票?

糸数:
自分の先祖が何代まで続いているかが、住民票、戸籍にあるのはわかる?

まなみ:
聞いたことはあるんですけど、取ったことはないです。

糸数:
ね、なかなかないですよね。お骨がいっぱいあったとき、例えば糸数家だったら、糸数家の何代目の誰々とか調べます。

まなみ:
照らし合わせて。

糸数:
そうそう。照らし合わせてちゃんと調べるんですね。ですから、やはり法律に守られているということはとても大切なことだと思うんです。

次に、墓地を使う権利というものがあります。それについて考えていきましょう。墓地を使う権利はどのような権利なのか、一緒に見ていきましょうということですね。

お墓を墓地に建てることや必要なくなったら処分するということを、お墓を建てた人は自由にやっていいのでしょうか。

自分のものだから自由にやっていいのかと言うと、違います。

土地って、2つの権利があると言われていて、ひとつは所有権、土地を持つ権利ですね。

もうひとつは使用権という、使う権利。このように2つあるんですね。

お墓というのは墓地の区画を購入したり、使用料を払ったりして建てるのが普通です。

古くから住み続けている場合は、自分の家の庭先に代々のお墓が設けられることもありますが、これはもうほとんど稀です。離島などにはありますが、今はほとんどないと言ってもいいですね。

墓地の一部を借りてお墓を建てることを永代使用権と言います。これは市町村や宗教法人に永代使用料を払っています。これが使用権です。

永代使用権は文字通り使用権で、所有権ではないということがわかりますよね。所有権と使用権の違い、わかりますか?

まなみ:
違いますね。

糸数:
違いますね。ちなみにお墓の墓石自体は墓地の管理者であるお墓を建てる方に所有を属します。

墓石は自分で買うので、自分のものですよね。ただ土地は借りるということです。

個人墓地の場合はもちろん買うこともできますが、役所になぜここに墓地を買わないといけないのかという理由書が必要になるんでしたよね。

また墓地は自由に売却できないというのが次のお話です。

お墓を建てた方は、墓地の使用権を持つだけであるということと、お墓を勝手に売ったり他の人に譲ったりすることはできないということです。

墓以外の目的で使うことはできないんですね。お墓を勝手に売ったり買ったりできないというのは、どう感じますか?

まなみ:
そうですね。これは納得というか。

糸数:
例えばメルカリなんかで墓を売りますとか、聞いたことないでしょう?

まなみ:
聞いたことないです。一度買ったらもうあまり手放すことはない気がします。

糸数:
そうですね。例えば兄弟とかで、理由があれば話は別ですよ。もう墓じまいしたとかで、兄弟や親族なら、手続きすることはできますが、普通なかなかないですよね。

まなみ:
ないですね。

糸数:
当たり前のことなんですけども、やはり当たり前のことを知ることが大切だと思うんです。

墓地埋葬法という法律が施行される前からお墓ってあるんです。墓地埋葬法が制定される以前は地域によって集落ごとに共同墓地があったということなのですが、まなみさんのお父さんは種子島?

まなみ:
父が種子島です。

糸数:
種子島は墓地の場所は、村ごとにある?

まなみ:
はい。集落の墓地みたいなところがあって、そこにお墓がたくさんわーってあって、その中にあります。

糸数:
そうですよね。これは先人の知恵で、墓地をそうやって全部一か所にするということが沖縄にもあったんです。

個人の所有地に代々のお墓が建てられている場合も少なからずあります。それが沖縄にはいまだに残っているということですね。

それらは法的に言うと既存墓地として墓地埋葬法上も認められています。現在の法律上問題はありません。

まなみ:
それは認められている。

糸数:
認められている。例えば古くなって、認められているからと言って新しく作る場合はどうしたらいいでしょうか?

まなみ:
うーん。

糸数:
市町村の許可は必要になると思う?

まなみ:
許可一応もらってやる感じですか?

糸数:
そうですね、これはすごく難しい。改修という一部を直すものと、完全に作り変えるのとで違うんです。ちょっとした改修であればいいんですけども、完全に基礎を壊して…。

まなみ:
1から作り直して。

糸数:
その場合はまた市町村さんの許可が要ります。「この墓地はコンクリートで作られているんだけども、もうだいぶ傷んでいるから新しく作ります」と市町村にお伺いを立てる必要があるということですね。

まなみ:
なんか私の父もペンキとかを塗ったりしていたので、それを今思い出しました。

糸数:
あ、本当に?種子島で?

まなみ:
種子島で。

糸数:
そうか。やっぱり大切にしているんだね。

まなみ:
ですね。

糸数:
歩いて行けるぐらいなんですか?

まなみ:
お墓は歩いても一応いけるんですけど、歩くと30分くらいかかりますね。

糸数:
恥ずかしい話なんだけど種子島って歩いて回れるの?

まなみ:
回れないです。

糸数:
回れない?

まなみ:
でも車なら普通に1日で回れると思いますよ。

糸数:
1日ぐらいかかるの?

まなみ:
1日もかからない、半日ぐらいですかね。

糸数:
歩いて回れるぐらいじゃないんだね。

まなみ:
歩いては回れないです。

糸数:
大きいんだね。まだ行ったことないので知らなくてごめんなさいね。では自分の土地にお墓を建てることができるかというお話の最後のまとめに入ります。

自分の土地にお墓を建立できるかという話なのですが、おかげさまでラジオやホームページの影響もあり、うちには様々な素朴な質問が届きます。

まなみ:
来ていますか。

糸数:
来ますね。「自分の土地でできるか」と質問されて、「法律上できません」と答えると、「自分の土地なのになぜだ」って怒り出す人もいます。僕が怒られても困るよね。

まなみ:
法律で決まっているから。

糸数:
この間わざわざうちの会社に来て「なんでできないんだ」と言ってきた人がいました。墓地じゃないんだけど自分の土地がある、と。

「なんで認めてくれないの」って僕に言うので、僕は次のような例え話をしました。

庭が広いと言っていたので「じゃあ○○さん、大麻の種があるからって庭に植えてもいいの?」と。どう?まなみさん。

まなみ:
それもダメですね。

糸数:
なんでダメなのかと言うから、「どうして自分の土地に大麻植えたらダメなんですか?自分の土地ですよね?」と聞きました。

そうしたら「これは法律で決まっているから」って言うんですね。お縄になりますよね、警察に捕まります。

これを理解できますかと聞くと、理解できるとおっしゃられました。

ですから皆さんも、自分の土地であっても、大麻を植えたら捕まるように…。

まなみ:
お墓を建てたら…。

糸数:
うん、同じことになります。そう言ったら、黙っていましたね。

まなみ:
理解してくれましたか。

糸数:
だからできませんよと言いました。お酒を飲んで車を運転したら捕まりますよね、それをやってしまったらあなたは法的に規制を受けますよというお話をしたのです。

必ず近所の人が言いますからね。

まなみ:
そうですね。庭にお墓がありますよって。

糸数:
作っている時も材料を置いたりするから見られるでしょう。1日じゃできないしね。なので、多分誰かが言うか、いつかばれますよという話をしました。

今回のまとめです。自分の土地であれば墓を建てることができるかというと、墓地埋葬法上で規制されているということですね。

そのため自分や家族のものであっても、ご遺体やご遺骨の埋葬は許可を受けた墓地以外ではできないということになります。

多くの自治体で墓地経営の許可は地方公共団体か宗教法人に限られており、新たに個人でお墓の土地を持つことは専門家を通さなければ難しいということですね。

お墓を建てる場所が墓地以外の土地の場合は、宅地や畑、山林原野などの空き地であっても勝手にお墓を建てることはまず法律上無理ということになります。

たとえ自分の土地で広大な面積であっても墓地でない土地を使うことは認められていないのです。

仮に自分の家で代々お墓を所有していても新たなお墓の建設や墓地の譲渡などは自由に行うことができません。市町村の許可が必要ということですね。

最後にこれは追伸、備考になるんですけども、お墓の建立と税金というところで、何度もお話しているように土地にかかる税金には土地を取得した場合の税金として国税の登録免許税や地方税の不動産取得税がかかります。

登録免許税、地方税の不動産取得税がかかるということですね。

土地を持っている場合は固定資産税とか、都市計画税というものがあるのですが、墓地は管理者に所有権がありますので墓地を建てて使っている方には税金がかからないということです。

相続税や贈与税も所有権がありませんので対象になりません。ですから、安心して許可の取れる場所で墓地を建てることが大切ということですね。

個人所有の墓地の場合、沖縄には戦前から受け継いできた個人のお墓があると思いますが、そのような墓地も税金がかかるかというと、税金はかかりません。相続税にならないということです。

なぜなら墓地、墓石、仏具などは祭祀財産権という法律があって、それらは非課税になるからです。

まとめますが、ご紹介したようにお墓を建てる場所は法律、墓地埋葬法で限られているということをぜひ覚えておいてほしいと思います。

お墓を建てること、埋葬することについてはいろんな法律上の制限があるということです。

法律で定められた以外の場所で埋葬すると死体遺棄罪という罪になり、処罰の対象になることがあるので絶対にNGなのですね。

ですから私は先ほどの人にも、自分の土地でお墓を建てた場合、死体遺棄罪という法律がありますよということを伝えたんです。

お墓を建てる時には、個人の意思を尊重しつつ家族ともよく相談されて、自分の希望に沿った墓地を法的にちゃんと照らし合わせてから作ることをお勧めします。

2回シリーズでお送りした「墓地以外の場合でもお墓の建立は可能か」というお話を、これで終わりたいと思います。

この記事を書いたプロ

糸数盛夫

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糸数盛夫(◆墓石販売:みくに株式会社(平成28年設立)◆施工:おはかのみくに合同会社(平成31年3月設立))

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