マイベストプロ沖縄
糸数盛夫

お墓に関する多種多様な問題を専門知識で解決するプロ

糸数盛夫(いとかずもりお) / お墓ディレクター/尊骨士

◆墓石販売:みくに株式会社(平成28年設立)◆施工:おはかのみくに合同会社(平成31年3月設立)

コラム

【墓じまい】相続とお墓の関係について【ラジオ】

2020年2月5日 公開 / 2020年2月26日更新

テーマ:ラジオ放送『幸せを招く先祖とお墓の話』

コラムカテゴリ:冠婚葬祭

コラムキーワード: お墓相続税相続 手続き




糸数:
今日は2回シリーズの最終回になります。相続とお墓の関係ということで、固定資産税がかかるのか等、様々な事について後半の部分をお話したいと思います。

番組に入る前に、生前でお墓を作られたお客様から、お父さんが召されたとのお電話がありました。

私たちはお墓だけを売っている訳ではないので、家族を持っている人間ならではの相続の問題、遺産分割の問題が、どうしても起こってくることがあります。

そこで私どもは、顧問の弁護士、税理士、司法書士の先生方や、土地を売買する場合には宅建資格を持っている方々と連携しながら、人間の死に関しての全てをご不便がない様にお手伝いさせて頂いています。

本当に予想もしなかったことが突然起こるのが今ですよね。中国で起こっているコロナの感染、予想していました?まなみさん。

まなみ:
いや、全然。こんなに拡大するとは思わなかったです。

糸数:
ですよね。豚コレラもビックリでしょう。だから人間、予期しないことがやっぱり起こるんです。豚コレラにしても沖縄で起こるなんて何十年ぶりでしょう。うるま市から始まり、今度沖縄市でも起こり、二千頭近くになりますね。

養豚業者にしてみれば大変なことですよね、全て薬で殺処分するなんて。渦中の中にいる方々のため、一日も早い回復をお祈りしています。

私達の人生においても、突然自分の周りの身内が亡くなることがあります。そういう時に転ばぬ先の杖ではないですが、相続の問題、お墓の問題、あとは仏壇の問題も一緒に話ができればなと思っています。

復習になりますが、相続というとどうしても揉めるイメージがあると、まなみさんもおっしゃっていましたよね。ですから前もって相続のこと、財産分与に関しての話をした方がいいですよ、と私どもはお伝えしています。

まなみさんは冷静な時と、冷静じゃない時、どちらが自分の判断がしやすいですか。

まなみ:
やっぱり冷静な時ですよね。高ぶっているとその時の感情とかが出て来るので、結局後悔したりします。

糸数:
言わないでいいことを言ってしまったりしますよね。お互いが傷つけ合って、言葉尻を取られたりもしますね。

もちろん私も人間なので、他人に対してはあまりないですが、身内や兄弟相手になると、どうしても怒ってしまうことがあります。良かれと思って言ってしまい、言葉が足りずに相手を傷つけてしまう事もありますよね。

今日も4時半からご契約があるのですが、お墓だけじゃなく相続税のことや遺産分割のことも相談できるよう、顧問の先生がいらっしゃいますよと説明しています。

そうすると「本当にそこまでやってくれるの」って言われるんです。スルーする人ももちろんいますが、私達はちゃんとさせて頂きますよ、という事を説明します。

税金で揉めないための話で言うと、相続って難しそうですけど、意外と法律を少し知っているだけでもすごく楽になりますよ。

いつもラジオを聴いている皆さんには耳にタコができるかも知れませんが、相続って例えばご主人が亡くなったと仮定すると、お母さん(妻)がご存命の場合は2分の1を相続しますよね。

そして残りの2分の1を子供達で分けます。もし子供が5名いたとすれば、この2分の1を5等分します。

まなみ:
さらに5等分。

糸数:
子供が1人だった場合は2分の1ですから半分貰うことになります。その時に、もしこのお父さんに生前、他の子供達がいたという場合は、その子達も相続を受ける権利が出てくるので、そこでまた分割の割合が変わりますね。

介護の問題で揉めることもよくあります。テレビ番組でも度々見ますが、長男は東京に住んでいるため、妹が結婚しないでずっと故郷のお父さん、お母さんを介護していたという場合。

この娘さんだけが10年や20年間もの間、結婚もしないでお父さんとお母さんの介護をしていたとしても、ご両親が亡くなった時には兄弟で本当に分配が同じなのかという問題。

他の兄弟は東京や海外へ行っていて、介護を全くしておらず、娘だけ人生はすべて両親に捧げた。それなのに、相続が同じなのかという、色々問題はありますね。

そういった問題が起こる前に、兄弟でどうするかを話し合うといいですね。「自分はもう仕事も辞めてお父さんとお母さんを介護しているけど、相続が起こった時はどういう風にする?」って。

働いていないから蓄えもないのだという事を伝え、兄弟で前もって相談するということです。

それでもし自分も働くのであれば「お父さんとお母さんのこと皆で看よう」とか、そういう話をご両親が生きているうちにすることで、兄弟の真意も聞けますよね。でも亡くなってしまったら?

まなみ:
わからないですね。

糸数:
そうですね。ですから、そういったことが起こる前に話をするのが本当に大切なのです。お金のことになると本当に皆さんシビアになります。

トラブルが起こる前に遺言書やエンディングノートを書いて、家族の負担を抑えることは大切ですよ、ということもお伝えしたいです。このようなことから私達は、お墓と相続が本当に隣り合わせであるという事をよく考えて頂きたいなと思うのです。

次にお話するのは、お墓を誰が守るか、ということです。このことでも揉めることがあります。まなみさんはまだないですよね、誰が守るかで揉めるなんて。

まなみ:
そうですね。今の所は。

糸数:
先週もあったのですが、うちもお墓を建てる時にどちらの立場を応援していいかわからない、ということが結構あります。

例えば、お父さんは養子のお墓に入った。じゃあ本当の自分達の墓を建てようという時に、その養子の墓は誰が見るのか。

お父さんが年を取って、本来であれば長男が引き継ぎますが、長男は新しいお墓を立てるという場合、じゃあ長男さんは2つも見るの?ということになりますよね。

本土の場合はそうでもないかもしれませんが、沖縄はどうしても祖先崇拝の文化があります。ですので、こういう問題が起こり得るということを考えて行きたいと思います。そのため、揉める前に相続の話をすることが大切なのですね。

今日は墓じまいについて、先週に引き続きお話しています。どうしても墓じまいとなると、相続というものが影響してきます。前半は墓じまいの前に相続についてのご質問があったので、予備知識の為にお話をさせて頂きました。

そして墓じまいについてですが、私どもは新聞にほぼ毎日墓じまいについての広告を出しているため、皆さんから様々な質問を数多くいただきます。

「実際どのぐらいかかるんですか」というご質問が多いので、皆さんにも参考程度に聞いていただきたいと思います。

まず墓じまいをする時にかかる費用と項目について考えて頂きたいと思います。相続も全て終わり、じゃあ墓じまいをしますよ、となった時、いつもお願いしているのは「なるべく複数の会社に聞いてください」ということです。

みくにはそういう仕事をしていますが、うちだけじゃなく複数の会社にお聞きして、情報を得てくださいとお伝えしています。

これはあくまでもお墓があることが前提ですが、一番かかる費用というのが墓石の撤去費用になります。まなみさんの親族のお墓って、結構大きいんでしたよね。

まなみ:
大きいですね。

糸数:
2,3坪ぐらいある?この部屋の半分ぐらい?

まなみ:
この部屋の半分ぐらいあると思います。

糸数:
ですよね。そうすると相続の際、墓も全部処分しようとなった場合には、費用の項目の中に墓石の撤去費用というのがかかってきます。

大体ですけど1平米、1メートル×1メートルで10万円から15万円位が相場と言われています。ただこれは、本当に車がすぐに横付けできる場所にある場合です。

まなみ:
撤去がしやすい環境。

糸数:
そうそう。トラックがもうお墓のそばにつけられる場合。まなみさんの所はどうですか?

まなみ:
トラックつけられないですね。

糸数:
ですよね。普通そんな場所には。

まなみ:
結構奥深い所にあります。

糸数:
でしょう。そうすると、大型のクレーンや機械を使います。それによって費用がどんどん高くなっていきます。そこで色々問題が出てくるのです。

業者に「クレーン代や何々がかかります」とか「撤去費用がかかります」と見積りを出された時、まなみさんはこれが高いか安いか、わかります?

まなみ:
いや、一社だけだとわからない。

糸数:
ですよね。専門用語をいっぱい書かれ、極端に言うと100万かかりますと言われた場合。

まなみ:
ちょっとわからないですね。

糸数:
わからないですよね。

まなみ:
それ位が相場なのかなと思っちゃうかもしれない。

糸数:
相場ってどうやって調べるんですか?相場って何?

まなみ:
色んな所の情報をかき集めて、平均的に。

糸数:
そう、それを相場と言いますよね。だから一社で相場は調べられませんという話です。

僕らもプロだという自負はありますが、一社ではなく、必ず相場も調べてください。できるだけ、連絡先も教えますからって。

「いや、みくにさん信用しているから」とも言われますが、信用していても調べてくださいと言います。

また例えばそのままにして万が一崩れてしまったりした場合、隣にお墓があったらそちらに迷惑をかけますよね。ですから、早めに撤去した方がいいという事ですね。

最近都心部で多いのは、霊園等から土地を借りている場合、永代使用権というのですが、その永代使用権の中に「墓じまいをする時は墓石の撤去をし、敷地を更地に戻してください」という原状回復義務が大体書かれています。

まなみ:
更地にしないといけないんですね。

糸数:
どこかから借りたのであれば、ほとんどの場合そう書かれています。そうなった場合に結構な費用がかかってきますね。

ですからラジオを聴いている皆さん、僕の経験上ですと車が横付けできる墓はほとんど見たことがありません。

まなみ:
ほぼ、なさそうですね。考えてみたら。

糸数:
でしょう?ポツンとしていない限り、必ず隣にお墓があったり、高台にあったりしますよね。

建てるのも結構しんどいですが、撤去をするのも結構しんどいのです。隣に墓がいっぱい並んでいた場合は特にそうですね。まなみさんの所は隣に墓が並んでいる?

まなみ:
並んでいます。私の家のお墓は幸いにも端っこなので両脇にはないですが、他の所はそれこそ、もう両脇にずらっと。

糸数:
通路があるでしょう、そうすると。

まなみ:
しかも結構高い所にお墓がポンポンポンと連なっている所なので、細い階段でしか上がることができない。そうなると大変ですね。

糸数:
でしょう。あまりいないとは思いますが、価格の根拠がわかりづらい業者さんもある。しっかりと明瞭会計にしてもらうということが大切で、私もこのお墓という業界にいる中でなるべく細かい見積りにすることを心がけています。

墓じまいの費用、全部で100万円って見積りに書いてあるのと、細かく書かれているの、まなみさんならどっちが安心しますか?

まなみ:
細かい方がやっぱり安心しますね、詳しくて。

糸数:
ですよね。実際に何にどれだけかかっているのかが大切。先程のまなみさんのご先祖のお墓の場合だとクレーンも必要だし、壊す時に隣とくっついていたらすごく大変。

もちろん隣の人にも了承を得ないといけないし、隣の墓も傷つけちゃいけないから、この辺りもすごく大変なんです。

隣に墓がなかったり、駐車場のそばにあってバサッと壊すことができるのであれば、もしかしたらそんなにかからないかもしれません。

ですが、今も2,3件ご依頼が来ていますが、墓じまいをするから、もしくは新しいお墓を作ったから、ほとんど隣にくっついているお墓を壊して欲しいと言われた場合。

振動を与えると隣の墓が老朽化していた場合は崩れたりするかもしれないのです。

まなみ:
その振動とかで、ですか?

糸数:
そうそう。みんなくっついているからね。そのため隣の人にも「ここを壊しますけれども万が一壊した場合は綺麗に修復します」と、私たちは伝えています。

ちゃんと住所を調べて「○○家はもう墓じまいをします、原状回復まで私どもがやります」「○○さんの墓に傷がついた場合は補償します」ということをお伝えして了承をしてもらい、写真を撮ってからやります。

そして終了後も写真を送る。そういうことまでしています。

ですので、是非皆さんも何社か見積りを取ってみてください。まずは相場を知ることが一番大切です。まなみさんは、相場を調べないで買うことってどんなものがある?

まなみ:
相場を調べないで買う。うーん、もうよっぽど必要で今すぐっていう時ですかね。

糸数:
あぁ、そうだよね。でも僕らは無意識に相場って調べていますよね。

まなみ:
大体調べますね。

糸数:
調べるでしょう。例えば?

まなみ:
化粧品にしても大体どれぐらいのものがあって、って調べますし、あと今は自転車欲しいなと思っているので、自転車も大体これだとどれぐらいの値段、とか。

糸数:
新品がいいのかとか、例えば中古だったらジモティーみたいなのとかあるでしょう。

まなみ:
調べていますね、無意識に。

糸数:
調べていますよね。よっぽど例えば100円のコーヒーを買うのなら、それほど調べないですよね。

まなみ:
そうですね。

糸数:
よっぽどね。セブンイレブンがいいかとか、ローソンがいいかとか、ファミマがいいかとか。100円のコーヒーはなかなか調べませんよね、消費税も10%って決まっている。

だけど、私達が人生をかけて買う物だったらどうだろう。

自転車やちょっとしたもの、例えば洋服でもバーゲンはいつかな、バーゲンの時に買おう、とかやるんだけど、お墓となるとなかなかやらないんですね。

だから僕は言っているんです、相場を調べてくださいって。調べ方も、こういう風にして調べてくださいという事まで教えています。

なかなかないでしょう、そんな会社。それで見積りを取って、みくにと同じ条件でもしも安い所があったら、僕らはもっと企業努力することはないのかなど考えますし、本当にそこまで同じ条件でやってくれるのかっていうのも僕らは調べます。

もしもうちと同じ条件で安い所があれば、どうぞお客さん、そちらに行ってくださいって。

まなみ:
言うんですか?

糸数:
言います。もちろん。

まなみ:
すごいサービス精神。

糸数:
それで僕が「高くてもみくにに頼んでください」と言ったらおかしいでしょう。

まなみ:
そうですね。それはちょっと、確かに。心苦しいけど。

糸数:
心苦しくても、もしうちと同じ条件でやってくれるのであればね。全部で十何項目あるのですが、それらをやってくれるのであれば。

ただ壊すだけじゃなく、ちゃんと近隣のお墓の人達の自宅まで行ってサインをもらい、もし役所から借りている土地であれば役所へ行き「○○さんがこれから墓じまいをして更地に回復するので許可をください」と言い、終わったらそれも報告し、市町村に届ける。

そこまで私達はやっているのです。

そして、ちゃんと届出も終わりましたよとお客さんにお伝えをしてようやく1つの仕事が完成します。細かいでしょう?

まなみ:
すごいですね。

糸数:
墓を壊して終わり、チャンチャンっていうことではない。

まなみ:
そうではなくて、そういった書類、書面のやり取りがあったりする。

糸数:
そうですね。そういうことをちゃんとやる。隣の人にもちゃんと挨拶しましたよ、と言われたら安心じゃない?

まなみ:
そうですね。

糸数:
こういったことがあるため、私はこの番組で常に「お見積りを取って下さい」という話をしているのです。

どうしていつも皆さんにこの話をしているのか。それは墓を買うのも一生に一度なのですが、墓を締めるのも一生に一度のことなのです。ほとんどの場合。

ですから相場をしっかり見てからやってくださいということを話しています。

まなみ:
それぐらい重要ということですよね。

糸数:
そうですね。まなみさん、相続をして、墓じまいをしようとなった時にかかる費用の項目の中の、まずは墓石の撤去費用について、相場を調べてくださいとお話しましたね。

次にかかる費用として、クリスチャンの方は別ですが、一般的にはお墓を締める時に「魂抜き」という、専門用語では「閉眼供養」と言われているものがあります。墓石に魂が宿っているという考え方からです。

まなみ:
考え方が。

糸数:
うん。それでお坊さんやそれらに従事する人に、この抜き取るという作業をお願いするのですね。それを一般的にはやることになります。

その時にじゃあどのぐらいお金がかかるのかということなのですが、どのぐらいかかると思います?

まなみ:
5万とかですか。

糸数:
普通はね、1万円ぐらいです。でも距離にもよりますね。

例えば伊江島まで行けば1万円ではできないでしょう。名護の奥まで行ってもできない。そうなると交通費というのがかかってきます。お布施と言われているものですね。

ですから、一般的には1万から10万と言われますが、大体3万円ぐらいであると考えられます。

まなみ:
平均というか。

糸数:
うん。だからこれも最初に聞くことが大切です。お坊さんに。

まなみ:
やっぱり予め場所も伝えないといけないですね、料金を調べるには。

糸数:
うん。それで、僕もそうですが日本人って宗教家の人達に対して値段を聞くことが、なんだか悪いんじゃないかっていう気がしませんか?

まなみ:
します。

糸数:
聞かずに終わってから「はい、魂を抜きました。100万円です」と言われたらどうしますか、まなみさん。

まなみ:
びっくりしますね。払えない。

糸数:
ですよね。ですから最初に聞く。迷ったら最初に聞く。「これいくらですか」って。それはとても大切なことです。

それをやらないと後でトラブルになります。見積りを聞く。相場を調べる。これらは習慣にしたほうがいいと思います。

僕は海外に住んでいた経験もあるのですが、例えばまなみさん、飲み屋さんで何か食べた時にレシートもしくは請求書ってあるでしょう?

まなみ:
もらいますね。

糸数:
清算する時のあれね。

まなみ:
見ます。

糸数:
見るでしょう。でも聞いたら9割の人は見ないそうです、何を食べたかを。すぐ清算に行くみたい。でも海外の人からしたらこれが滅茶苦茶不思議らしいですね。

でもちゃんと見ないと、あまりないとは思いますが無駄なものや違う物が書かれていたりするかもしれません。

やはりこのようにしっかりと値段を聞く、わからないことを聞く、という習慣がとても大切だと思います。

そして墓じまいの際の最後にかかる費用として、例えばもう永代供養をするとした場合。もしくは合同墓に入れたい場合には、今度は移転先の供養の費用もかかってきます。

墓じまいをして墓を更地にしたらお骨が残りますね。おじいちゃん、おばあちゃん等の。それをどうするかという話です。

最近多くなっていますが、例えば永代供養をしたいのであれば、永代供養の会社に聞く。10万円から30万円ぐらいになりますが、それもちゃんと確認をして調べるということですね。

あとこれも最近増えて来ていますが、散骨。海に流したりすることですね。そういう場合もやはり聞くことが大切です。

ただ散骨は、海に流してしまえばもう遺骨を取り戻すことはできません。本当にその辺はもう・・・。

まなみ:
よっぽど。

糸数:
よっぽどのことですね。映画で見て格好良かったからと真似をして、ヨットに乗りながら「おじいちゃん、おばあちゃん、バイバイ」と言って海に流してしまったら最後、大変なことになります。

ですからやはり、慎重にやってもらいたいということです。

例えば移転をする場合、どういう選択肢があるかというと、霊園にするのか、寺院にするのか、はたまた新しく小さいお墓を作るのか、色んな方法があります。

どれを選ぶにせよやはり金銭がかかって来るので、ゆっくり調べて行くことが大切ですね。

最近主流になっているのは納骨堂。合同墓地に埋葬するという方法です。子供たちが大きくなって巣立って行き、夫婦だけになる家族が多いためです。

単身者も例えば離婚をして、ずっと1人の場合があります。娘がいたとしても、嫁ぐとご主人側になるでしょう。

そのように自分1人となった方がお墓を建てるようとされていて、もし次にお墓を見る人がいないという場合は、僕らは素直に「それだったらお墓を建てるのではなく、納骨堂などの方がいいですよ」とお伝えします。

親切に教えてあげるのです。「なぜならば○○さんが亡くなられたら、墓を見る人がいなくなりますよね」と。

無縁の墓の状態になるので、それを避けるために合同墓地、納骨堂をお勧めします。

安心でしょう、その方が。

まなみ:
そうですね。

糸数:
亡くなった時に遺言書の中に「先にここを用意してありますから、そこにやって下さい」と書いておける。

日曜日も若い夫婦のお客さんがいらっしゃいました。お母さんが「海の見える綺麗な所に葬って欲しい」と遺言書に残されたそうです。

それで予算はこのぐらいで、海が見える所に、と打ち合わせをしました。

墓じまいというのは本当に一世一代のことになりますから、このようなことも全部ふまえて、本当に慎重に、そしてあまり怯える必要もないので、勉強してやっていただければなと思います。

そして、やはり契約事に関しては必ず書面で貰うということもポイントです。言った、言わなかったとか、やっぱり歳を取って来ると忘れることもあるので、ちゃんとお互い書面で納得してからサインをするということが大切です。

この番組では、わからないことがあればメール、またはみくにのホームページから頂いたご質問にも答えさせて頂きます。

今日は墓じまいを考えている方へ、遺骨の供養の方法等についてお話しました。次回はまた違うことについてお話したいと思います。

この記事を書いたプロ

糸数盛夫

お墓に関する多種多様な問題を専門知識で解決するプロ

糸数盛夫(◆墓石販売:みくに株式会社(平成28年設立)◆施工:おはかのみくに合同会社(平成31年3月設立))

Share

関連するコラム

糸数盛夫プロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
0120-392-756

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

糸数盛夫

◆墓石販売:みくに株式会社(平成28年設立)◆施工:おはかのみくに合同会社(平成31年3月設立)

担当糸数盛夫(いとかずもりお)

地図・アクセス

糸数盛夫のソーシャルメディア

instagram
Instagram
youtube
YouTube
2020-05-18
facebook
Facebook

糸数盛夫プロのコンテンツ