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糸数盛夫

お墓に関する多種多様な問題を専門知識で解決するプロ

糸数盛夫(いとかずもりお) / お墓ディレクター

◆墓石販売:みくに株式会社(平成28年設立)◆施工:おはかのみくに合同会社(平成31年3月設立)

コラム

墓じまいにかかる費用について徹底解説【ラジオ】

2019年11月15日 公開 / 2019年11月23日更新

テーマ:ラジオ放送『幸せを招く先祖とお墓の話』

コラムカテゴリ:冠婚葬祭






糸数:
古いお墓を移転して新しいお墓にする墓じまいはどれほど費用がかかるか心配って方も多いんですね。新しいところに作って墓じまいする方と完全に墓を閉めて墓を持たないという二種類ですけど、手続きも複雑なために何から始めればいいかって疑問も多いんですね。いくらくらいかかると思う?

まなみ:
100万単位じゃないかな。

糸数:
そう考えちゃうよね、評価ができないからね。実際墓じまいってどんなことをしたらできるのっていうことを一緒に見たいんですね。

終活に必要な墓じまいにかかる費用についてちょっと考えてみようということで。一番目は墓じまいの何にどのくらいの費用がかかるのかっていう、その内訳が細かく出ているんですけどね。

改葬許可書の発行代金とか。二番目が沖縄県の墓じまいの事情と費用以外の問題、注意点を書いています。

例えば諸費用込みで100万円って言われても意味が分からないでしょ?だから改装費用にいくらってやると安心するでしょ。

私がみくにのお墓をやっている目的はなるべく明確にして、近くの墓屋さんで相談したときに明確だと安心しますよね。そういう意味でラジオをやってるんですけどね。




墓じまいには、どんな費用がかかるのか?



糸数:
最初の項目、墓じまいにどんな費用がかかるのかということを一緒に学んでいけたらと思うんですけど。

まず墓じまいとは何なのかってこと。簡単に言うとこれまでご先祖さんの供養に使ってたお墓を改装するのを墓じまいって言うんですね。

このお墓を引っ越しして改装するっていうのは古くなってしまったからっていうのもあるんですけど、もともと大家族で生活していたのがだんだん子供が少なくなっていますよね。

あるいはその子供さんでも女性はお嫁さんに行くのでそういった面で核家族化が進んだっていうのが一番大きいですね。

生活のスタイルが多様になっている。代々持っていたお墓を見直さなくてはならなくなってきたために墓じまいする人も増えているんですね。

僕らのところに週1、2回は来るんですけど、なんで墓じまいするのか理由を聞くと、もう親戚が沖縄にいないとかで墓じまいする人が増えているんですね。

あるいは沖縄でも離島にお墓があって、でもそこでは生活ができないので沖縄本島に来て生活する家庭を持って、離島から墓を移動させたいって人も多いんですね。



墓じまいにかかる事務的な手数料。




糸数:墓じまいの費用ということで本題に入っていくんですけど、まず墓じまいにかかるのは事務的な手数料。

これはお墓があるところにここのお墓を墓じまいしますよっていう費用と、実際にお墓を引っ越しするときの費用。

その費用も2つあってお骨だけ移動する費用、骨壺を取ってこれを永代供養にして本当にお墓を閉める、もしくは新しいところに移すという2つがありますよね。

一番何にお金がかかるかというと、古いお墓を壊すっていうことですね。お墓を放置するとそこにハブや虫が入ったりで隣接にすごい迷惑をかけることがあるんですね。だから仕方なく墓を壊さないといけない。

前回のお客さんも土地を無料で借りてるんだけど、墓じまいをしたら整地して返さないといけない。すごい大きな墓だったので300万円近くかかったんですけど。

そういう費用がかかるんですね。

なのでまず事務的な手数料と実際にお墓を移動するので2つあるということを皆さん覚えていただきたいです。

一番目は改葬許可書の発行料金。墓じまいのためにお墓を移転するとなったら、今まで埋葬していた遺骨を別の墓に移す手続きのために改葬許可が必要となります。

この改葬許可を申請するためには今遺骨を埋葬している市町村で改葬許可書をもらってそれに記入して提出して発行してもらいます。自分の先祖のお墓だからと言って勝手に出して、勝手にやっちゃいけないってことですね。

自分のお骨なのになんで市町村に出さないといけないんだって人がいるのね。でも私たちは役所とか県とかそういう人たちの力で守られているので。

役所の行政でこの地域にお墓がいくつあるかって全部チェックされているんですね。だから墓じまいするときは改葬許可書をいただいて申請して、ちゃんと終わったら役所は帳簿から消していくんですね。

そしてこの改葬許可書を申請するには所有している親族が基本的にできるんですけど、親族がおじいちゃんで老人ホームにいてできない場合は委任状で親族以外もできるんです。
親族が記入したものをお墓がある市町村に提出する。

お墓にも2種類あって、個人で持ってる場合と、例えば霊園とか宗教にとらわれないところに書いてもらって市町村に提出するんですね。

個人で所有していた場合はお墓から霊園に出すときにそういう手続きがあるってことですね。所有しているお墓を移転する場合にもこの改葬許可がいります。

書くところが細かくあるので恥ずかしがらずに今自分がどういうことをしたいのか、例えば個人でお墓を持ってるんだけど霊園に移りたいときはここを書いてくださいって。

どこの霊園に移るか霊園の住所を書いたりとか。今自分のが霊園にあるんだけど遠いので、近くの霊園に移りたいときもそれを書く。

あるいは新規の個人墓に移りたい場合もこれを書くんですね。書き方は大体一緒ですけど分からなかったら素直に環境衛生課とかで聞きます。

以上のように書き方はいろいろあるんですけど、市町村に問い合わせるか沖縄県のホームページに記入の仕方の参考文があるので確認してから書くのがベストだと思うんですね。

いかんせん初めてなので。改葬許可の発行代金があるんですけど、市町村ごとに違っていて無料のところと500円くらいかかるところがあるんですね。

まなみ:
思ったより安いですね。

糸数:
僕は幸せを招く先祖とお墓の話でこういうのをちゃんと教えたいんですね。500円くらいですよって。

もちろん業者に委託した場合は委託費はかかります。ですから事前に市町村に問い合わせるのが一番です。どうですかこれ聞いて安心しません?

改葬許可書は大切、これがないと始まらないですよね。これが墓地埋葬法の中にあるんですね。

ですからここだけは皆さん押さえていただきたいですね。市町村も優しく丁寧に教えてくれるのでぜひお願いしたらいいと思います。

無理であればみくにのお墓か近くのお墓屋さんに電話してください。ただそのサービスをやってるお墓屋さんとやってないところがあるのでとりあえず確認してみるのが大切ですね。


改葬許可の中に2つ項目




糸数:
改葬許可の話をさっきしましたね。500円くらいって話だったんですけど。この改葬許可の中に2つ項目があって、埋蔵証明書と受入証明書というのが2つあるんですね。

埋蔵証明書は何かというと今お骨を埋蔵しているお墓を証明する書類です。これは必要に応じて戸籍通りに遺骨者の氏名を記入して、お骨の所有者の実名で提出するんですけど。

普通はお骨の裏に名前が書いてあるんですね、戦後激動の時代があって名前が書かれてないものがあるんですね。

ですから埋蔵証明書を取るのが結構難しい、戸籍を取らないといけないので。行政の人も分からないときはこうしてくださいって教えてくれるので、そういう時はそこの市町村の担当者に聞いてください。できる方法はあるので相談してくださいってことですね。

今度はこの埋蔵証明書で5個遺骨がありましたって場合、新しくお墓を作りたいとき受入証明書を市町村に出さないといけないんです。

新しいお墓を管理するお寺や霊園にもお願いして発行してもらいます。

沖縄はお寺に納めてる人ってあまりいないですよね。本土や海外からのお客さんも増えているので15%くらいは本土から移住してきた方なので、そうすると埋蔵証明書はそのお寺で発行してもらうという手続きが必要なんですね。

ほとんど気持ちよくやってもらえるんですけど、そういう礼儀をしっかりやることが大切。なぜかというとこの埋蔵証明書をもらわないと受入証明書が発行できないんですね。

引っ越し先からちゃんと承認がもらえないと受け入れができないわけ。戸籍みたいなもので、引っ越しする元のところから戸籍を抜かないといけないでしょ?

ですからお墓がある市町村によって証明書にかかる費用はまちまちなんですけど、墓じまいを決めたら今利用しているお墓と新しいお墓の場所、それぞれの市町村に電話で問い合わせたり、ホームページで確認するのがいいでしょう。

そういう人たちは完全にお墓を閉める人たちなんですけど、それとは別にお墓を建てる場合はこういうのは全部代行してくれるので心配いらないですね。

ですからその辺は相談してもらえたらと思います。振り返ってみて墓じまいについてどう感じますか?

まなみ:
こういう書類を提出するのとか初めて知りました。手続きを踏まないと、簡単に移せるわけではないんですね。

糸数:
僕は逆にこのくらいの手続きを踏む必要が思ってるわけ。だってずっと自分の先祖がいるんだよ。お世話になってるお墓を墓じまいするのはある意味歴史が変わるよね。

それくらいのことはやった方がいいというか、けじめとしてね。難しいこともない、ホームページで聞くっていう、確認したり、面倒かもしれないんですけど電話で聞いて、書類とかも関係部署に行ったらもらえるので。ほとんど書き方は載ってます。

見本を見て書いてもらえたらと思ってます。墓じまいするときに一番悩むところが次の項目です。

墓石の解体や撤去にかかる費用。問題はそこですね。識名霊園行ったことある?迷路みたいにお墓いっぱいあるの分かる?何万とあるよね。

ああいうところで墓じまいするときには本当に大変。一番悩むのは次の項目ですね。

墓石の解体や撤去にかかる代金。例えば実際にお墓を移すのを決定したら今利用しているお墓は撤去しなければならないですよね。

このお墓の撤去は普通石材店にお願いすることになるんですね。そのときに僕はクリスチャンなのでお祈りして撤去しますけどほとんどの人はお坊さんを呼ぶんですね。

お坊さんを呼んで土木屋さんがお墓を崩すのを嫌がる傾向があるんですね。例えばお墓をユンボで壊すときにどんなプレッシャーがある?

まなみ:
人様のお墓を壊していくことに抵抗がある。

糸数:
そうですね。それが沖縄すごい強いのでユンボが壊れたりとか、大けがするとかみんな言うんですね。だからお坊さんにこのお墓の魂抜きっていう、魂を抜いてここにもう霊がいませんよって言うとその工事業者はやるんですね。

ここにもう霊がいませんって、信じる信じないはその人の信仰なんですけどそれで解体するということですね。その辺の解体の費用についてはまた次回一緒に学んでいきたいと思います。

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