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  1. 遺品整理の費用を抑えるコツとトラブルを回避するポイント【ラジオ】
糸数盛夫

お墓に関する多種多様な問題を専門知識で解決するプロ

糸数盛夫(いとかずもりお) / お墓ディレクター

◆墓石販売:みくに株式会社(平成28年設立)◆施工:おはかのみくに合同会社(平成31年3月設立)

コラム

遺品整理の費用を抑えるコツとトラブルを回避するポイント【ラジオ】

2019年11月16日 公開 / 2019年11月23日更新

テーマ:ラジオ放送『幸せを招く先祖とお墓の話』

コラムカテゴリ:冠婚葬祭






糸数:
先週から遺品整理にかかる費用の話をしたんですけど、ラジオを聞いてた方からメールで、遺品整理をお願いしたときにトラブルになった人がいたということで。

そこでトラブルを回避する秘訣みたいなのを教えてくださいということがあったので、今日はそのことを話したいと思います。

やっぱり人が亡くなった時ってどうしても冷静な判断ができないので、もちろん業者の人って自主的にやるんですけど、それにつけ込んで火事場泥棒が出てくるんですね。

それで悲しい思いをする人たちがいるので、トラブルにならないための基礎知識をね一緒に学びましょう。

まず遺品整理の代行業者と依頼者で起こるトラブルで一番多いのはお金にまつわること。

それはもちろんお墓の業界も同じですね。リフォームの業界もそうなんですけど、不透明なところが多いのでそういうことが起こるんですね。

過去にですね、身内が亡くなってお手伝いする人がいなくて多額な費用を請求されたりとか、もしくは見積もりを見てあまりにも高かったのでキャンセルすると数十万とられたとか。

片づけてすぐ100万円とか、詳しい説明をされなかったとかですね。信じられないことが起こるんですね。

特に相手が高齢者とかのときにそういうことが起こっちゃう。証人がいないとき悲しいことが起こるので、代行業者とトラブルにならないためにもこれから4つのポイントを紹介します。


遺品整理代行業者とのトラブルを避けるためのポイント


糸数:
まず1つ目が信頼ある業者の下調べということなんですけど。

ほとんどの業者は依頼者をだますような行為はほとんどしていないと思うんですけど。その中に悲しいことに悪質な業者が存在していることも確かなんですね。

消費者センターの苦情の中でこういう遺品整理とか墓とか葬儀の会社っていつもトップに上がるんですね。

信頼できる業者ならインターネットでの悪評も少なく、業者自身が発信した情報も見つかるはずです。

これらを踏まえて業者の下調べをする際は4個のチェック項目を基準にインターネットで調べて実際に質問してみましょうということなんですけども。

まず業者を利用した人の口コミで多額の費用を請求されたなど悪評がないか、口コミサイトで調べるということですね。

2番目がホームページに業者の住所や連絡先などの情報が明記されているか。されてないところ多いからね。

次が質問に対してごまかさずに明確に回答してくれるかっていう。

最後は遺品整理を行う現地を下見したうえで見積もりを取ってくれるか。遺品整理を行う現地を下見したうえで見積もりを取ってくれるってどういう意味か分かります?

まなみ:どれくらい量があるかを見てくれる。

糸数:現場見ないで見積もり出す業者って結構いるんですね。信じられないでしょ。

まなみ:
量とか広さを知らずに見積もり取られても、えってなりますよね。

糸数:業者側からすると、電話が来た時に冷やかしじゃないけどそんなに真剣じゃなくただ問い合わせしたときに2DKだったら大体20万円ですよとかってある程度表があるので。

それはそれで全然いいんですね、わざわざ全部行ってたら業者も大変ですよね。

1DKだったら6万円ですよとか3LDKなら20万円ですよって大体の相場は前回の遺品整理のやつに書いたんですけど。

ただし、本気でこっちがお見積りをお願いできませんかって言ったら誠実にやってくれるかってことです。

上のチェック項目に該当する代行業者なら信頼できる業者の可能性が極めて高いといえます。

ですからそういったことをこちら側が手抜きしないでやったらそれなりの成果が出てくるってことで、やっぱり業者もこの人真剣にやる意思があるんだなということを見せるということもとても大切だと思うんですね。



作業内容の内訳を開示してもらう必要性

作業内容の内訳を開示してもらう必要性


糸数:1つ目の信頼できる業者かを下調べするということと、もう一つとても大切なことは作業の内容の内訳を明確にしてもらうという。

これってとても当たり前のようですけど結構難しい。

遺品整理の価格には不用品と遺品を分別する作業費や保管する遺品の梱包作業費とか、不用品の廃棄など様々な費用が含まれているんですね。

だから50万円ってときにその50万円の内訳が何なのかってことが一番のポイントです。

例えば廃棄費用って結構お金かかるんですね。それがきれいに分けられてたら楽じゃない?

まなみ:
そうですね。

糸数:
そうすると例えば分別するための作業費が日当15000円×4名でいくらっていうのが分かるでしょ。そうするとちょっと高いけどまぁいいかってなりますよね。

梱包作業の費用とか、作業費用とか、廃棄費用とか。作業の内容ごとに見積もりの内訳が分かれていて内容は業者によって異なります。

業者に出してもらった見積もりの内訳に関して不明点や疑問点がある場合にはその場で質問しましょうっていう。そのためにはある程度こっちも勉強してないとできないので。

また、質問した際に明確に答えなかったり、依頼していないオプションの費用が含まれてしまっている場合はその業者は要注意です。

この明確に答えられないっていうのは2つあって、正確に役所に聞かないといけないものがある場合はしょうがないですよね。土日だったらこれは役所に聞きましょうとかあるんですけど。

例えば業界用語で書いていくらっていう場合、そんなもんかって思うんだけどこれをわかりやすく一般の人に専門用語を使わずに話すっていう。明確な理由がない内訳の見積もりは依頼者から多額の費用を取ろうとする悪質な業者の可能性が高いっていう。

依頼していないのにリフォーム費用やハウスクリーニング費用などを勝手に内訳に組み込んでいる場合も業者に対して不信感が高まるポイントといえます。

もちろん依頼者と業者とのコミュニケーション不足の可能性も考えられます。

ですからまず内訳の詳細について質問し、お互いの認識に齟齬がないように心がけることが大切です。

一番いいのは出たときに作業費、梱包費、廃棄費用いくらって書いたときに、僕らだったらこの中で皆さんでできるものは自分でやっていいですよって、この見積もりから削除していいですよって言われたらどう思う?

まなみ:
自分たちでできそうなことがあればやって少しでも費用を抑えたいです。教えてもらえるとこっちも助かります。

糸数:
そう。特にハウスクリーニング費用って書いた場合、これは自分でできますよね。

業者もおじいちゃんとかおばあちゃんだからこうやってやるかもしれないんですけど、この分解された見積もりを、自分たちでできるものはやっていいですかって話せるくらい、それで怒らない業者、それがとても大切ですよね。

僕らも見積もりをすごく細かく出してるんですね。それがとても大切ということですね。

自分でできることは自分でやると費用は抑えられるんだけども、中にはお客さんがとにかく忙しいから全部やってくれという人もいるので。

だから僕らも選択権を与えます。選択権はいつもお客さん側にあるということを忘れないようにしてほしいなと思うんですね。



価格や契約の内容を詳細に説明してもらうこと



糸数:
3つ目なんですけど、価格や契約の内容の詳細を説明してもらう。

これはさっき言ったように作業内容の内訳を書くんですけど、業者に内訳を説明してもらった後に価格と契約内容についても説明してもらいましょうということで。

遺品整理の価格って部屋の数と部屋の広さと荷物の量によって大きく異なります。もちろんその理由は部屋が大きかったりすると荷物の量も増える傾向があるので、その分作業にかかる費用や作業員の人数が増えるからですね。

内訳の根拠を知ることで納得して作業をお願いできるでしょう。

また契約内容についての不明点とか疑問点が残らないように業者から詳細を説明してもらいましょう。できればそういうときに自分が聞けない場合はだれか第三者を入れるっていう。

例えば知り合いの男の人に前もって見積書を見て、こういうことを質問してというのを聞いて、この人が言う。

業者も一人より二人で言われると下手なこと言えないなっていうのがあるのでいいと思いますね。

業者によってはキャンセル料として数十万円を請求したり、約束の日に作業を始めなかったりする場合もある。だからその辺も明確に。

これペナルティありますかとか、いつまでにキャンセルしたらいくらを調べるということですね。契約に一度サインしてしまったらその後のトラブルを解消することがとても大変ということです。

飛行機もそうですよね、買って10日間くらいはキャンセル料かかりませんけど、出発が近づくといくら戻りませんよって書いてますよね。

そうするとこっちも安心ですよね。その辺でトラブルにならないように消費者センターに相談したり、最悪の場合は弁護士に頼る。

そのため契約書にサインする前に契約内容について細かく説明してもらって、キャンセル料や作業内容についてトラブルが起こらないようにしましょうということ。



事前に遺品の仕分けをすることのススメ



糸数:遺品整理の代行業者に作業をしてもらう前に家族で遺品の仕分けをしておくことをお勧めします。

部屋の整理を事前にしておけば業者の作業量が減って、遺品整理でかかる費用も抑えられるからですね。またいい加減な作業をしてしまう業者の場合、部屋に残っていた現金や通帳、貴金属などを不用品とまとめて処分してしまう場合あります。

業者には処分が面倒なタンスやクローゼットなどの大型家具や細かな不用品などの整理をメインにお願いしましょうということなんですけど。

遺品整理の何が一番難しいかというと、何が遺品かわからないということですよね。片づけるときにとても難しいのは何を捨てていいかが分からないという。

ふつうは事前にきて色のついた紙テープで捨てるものに貼ってくださいという。それ以外は自分たちで片づけてくださいと言うといいでしょ。

皆さんがテープをつけたものだけ処分しますとか、処分してほしくないものにテープつけてくださいって言うと楽でしょ?

特に洋服とか下着とかすごい難しいですよね。トロフィーとか賞状とかどうします?難しいですよね。

だから片づけてもらいたいものにテープを貼り付けてくださいって言うと責任の分担が分かりやすいですよね。一番いいのはその場に立ち会うということですね。

貴金属って小さいからなくなったとかあるんですね。その人の気のせいかもしれないので普通は賢い遺品整理の業者は写真で撮る。これがありますよっていうのを写真で撮れば証拠になりますよね。

細かいのを全部写真撮ってこれを処分しますって言ったら安心でしょ?

まなみ:
そうですね、何が処分されたかも分かるし。

糸数:
証拠も残るでしょ?だから家族で大切な遺品や遺産になるものを整理しておくだけで遺品整理の価格を抑えられるうえに遺品を捨てられてしまうリスクがなくなるということですね。



遺品整理の費用は誰が負担するのか?



糸数:
今度はものすごいデリケートなんですけど、遺品整理の費用は相続人が負担というところですね。

すべてお金にかかわるんですけど、遺品整理の費用と同じように重要なのが『だれがお金を負担するか』っていうことですね。

普通は遺品整理の費用は個人の資産を相続する相続人が負担するのが普通なんですけど、ここでは遺品整理の費用とその費用を負担する相続人の関係について少し考えてほしいんですけどね。

遺品整理は基本的には相続人が行うのが普通ですよね。相続を受けるからね。

例えば親が亡くなった場合に相続人になるのは配偶者と子供たちが全員になるんですね。

子供がいない夫婦の場合は配偶者と故人の親が相続になる。遺品整理をする際相続人を探すことも必要であると同時に相続人の中で話し合いをしながらだれが相続するかを決めることが必要なんですね。

なぜなら相続で遺品や資産だけでなく、故人が持ってた権利や義務も相続する必要があるからです。

権利や義務とは借地権や借家権、子供を養うための扶養義務などなんですけど、これをちゃんと決めてから進まないと、実際に作業が始まって、これだれが払うのっていう話になるので。

遺品整理では故人が大切にしていたものを処分するか保管するか、話し合いを進めながらする必要があるんですね。

特に急に亡くなった、でもこのアパートから出ないといけないときにいろんな問題が出てくるんですね。

だから第三者を入れて、この遺品や資産を巡って相続人の中でも悲しいんですけど、トラブルに発展する可能性があるので、トラブルにならないためにもだれが何を相続するか、遺品整理を進めるかを慎重に決めていく必要があるということです。

それを決めないで業者に頼むと相続人が複数いた場合にトラブルが起こるということですね。私がこれ相続したかったのにっていう問題が起こるということですね。

そうなると前もって調べることが大切だと思うでしょ?今回の台風でもあったんですけど、災害って突然来るでしょ?

だから事前の準備がとても必要だなという。私は終活の専門でもあるんですけど、そういった面で事前に準備するということをやっていく。




オプションとしてこの特殊清掃



糸数:そろそろまとめに入るんですけど、遺品整理で特殊な場合が少しあるのでそれもオプションとして考えてほしいです。

遺品整理するときって身寄りがない場合があるんですね。ちょっと悲しいんですけど、亡くなったご遺体が腐敗している場合ですね。

そういう場合は特殊清掃というものが出てくるんですね、腐敗しているので。

遺品整理業者もオプションとしてこの特殊清掃、見積りの中に孤独死だった場合は特殊清掃の費用も出てくるということです。

この特殊清掃にはいろいろ相場があるんですけど、例えば腐敗して1か月とか、夏に多いんですけど、人間亡くなるといろんなものが出てくるので、殺虫とか除菌とか消臭。

それは腐敗してどれくらいかによって値段が違うので。

床が腐ってるとか、いろいろあるのでそれも調べてからやったほうがいいと思います。沖縄にも特殊清掃の業者が数社いると思うので、それも同じように見積りを取られてくださいということですね。

この遺品整理を考えたときにある意味供養でもあるので。

遺品整理のときにお焚き上げといってですね、手紙やメモや写真などを捨てる場合もありますが、教会の牧師もやりますけどお焚き上げといってお坊さんに祈ってもらってそれを供養してもらうというサービスもあるので、いきなり捨てるのではなく、すぐ捨てると心が痛いでしょ?それを焚き上げして故人を忍び、お別れするのもできます。ですから備えあれば患いなし。

皆さんもそういうことがないように祈りますけど、あった場合はそういうことを考えたほうがいいと思いますね。


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