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糸数盛夫

お墓に関する多種多様な問題を専門知識で解決するプロ

糸数盛夫(いとかずもりお) / お墓ディレクター

◆墓石販売:みくに株式会社(平成28年設立)◆施工:おはかのみくに合同会社(平成31年3月設立)

コラム

遺品整理にかかる費用と相場について【ラジオ】

2019年11月15日 公開 / 2019年11月23日更新

テーマ:ラジオ放送『幸せを招く先祖とお墓の話』

コラムカテゴリ:冠婚葬祭






糸数:

今日はですね、私お墓屋さんではあるんですけど遺品整理の費用相場に関するご質問があったので書いてきました。

遺品整理って聞いたことあります?

まなみ:

あります。最近はドラマとかでもそういう場面が描かれてたりするので。

糸数:
そうだよね。僕らもどうしても職業柄、人間の亡くなる前後のことを全体的にさせていただいて、私個人も先週ずっと東京に行ってたんですけど。

その中で私のライフワークである余命が間もない人たちと一緒に人生を慰めるっていうのがあるんですけど。

先週もある女性の方と一緒にセカンドオピニオンに行っていろいろやって、そういう人たちと接する機会が増えるときに改めて人間はいつかどんな形にしても亡くなるっていうことをね。

この患者さんは私と同年代くらいなんですけど、自分がまさか病気になるっていうのを知らない、青天の霹靂っていう、ある日突然がんを告知されてっていうのがあって、お墓の準備とか、この方はお一人の方なので遺品整理とかそういうことも今後出てくるだろうということね。

自分自身はもともと遺品整理士でもあるので今日はこういった質問もお墓の延長線上にそういうのもあるのでちょっと話題を変えてやっていきたいと思います。

まなみ:

遺品整理士っていうのがあるんですね。

糸数:

はい。もちろん民間機関ではあるんですけどやっぱり遺品整理ってすごいデリケートなところなんですね。

ある意味断捨離をやるんだけどとても難しいと思う。金品とかも入ってるんだけど、何を捨てて何を残すかっていうところですね。

特に思い出のものとか、そういったものはとてもデリケートなところなので、その辺が遺品整理士の悩むところなんですね。

私も遺品整理士ではあるんですけどお墓の方が忙しくて、遺品整理士としてビジネスはやってませんけど、遺品整理士の立場からいろいろアドバイスできればと思います。

遺品整理は亡くなった人の持ち物を片付けて処分したり清掃する、供養する一つの行為なんですね。

もちろん遺族だけで行うこともできますけど、今核家族化が進んでいるので、実家が東京にあったりとか沖縄に身内がいないのでってことで遺品整理を業者にお願いするケースも多いんですね。

私たちもお墓をやる時にそういう相談を受けるので紹介はしますけど、それを仕事として入れてくると本当に時間がないのでご紹介だけになってるんですね。

遺品整理は亡くなった方のご冥福を祈るためにも、荷物の片づけにとどまらないんですね。


遺品整理にかかる費用


糸数:
残された家族や親族の間で無理のない遺品を整理して気持ちも整理するために知っておきたい遺品整理にまつわる準備や沖縄ではいくらくらいかかるかっていう、あくまでも相場ですけどその辺まで紹介できればと思ってるんですね。

親族が亡くなったとき遺品の整理をする必要があるんですけど、亡くなった方が今までに使用してきた生活のうちから形見を分けていったり、あと手紙や住所録とか貯金通帳などを残した後、その他の家電や家具、図書なども葬儀を済ませたら遺品を整理します。

今IT時代の中でどうしても整理頼まれる中にパソコンの中の個人のデータがあるんですね。それをそのまま捨てると中に個人情報が載ってるでしょ、それをクリアにするっていうこと。

手紙とか含めてきれいに消すっていう。そして消えたことを証明するっていう。

今そういうふうに多岐にわたっているんですね。この遺品整理を業者に頼む場合、業者に依頼する前に故人の残した衣類や本の間にお金や切手を隠しているケースがあるためにある程度遺品の分別は家族と親戚で行った方がいいでしょう。

第三者を入れるってことですね。やっぱり密室でやるといろんな問題が起こる。僕も以前やっててうちはなかったんですけど、時計がなくなったとか、そういうのすごい困りますよね。

ですから親戚の人も一緒に立ち会ってやることが必要ですね。業者の人たちは90%くらいいい人たちだと思うんですけど、中にはいろんな人たちがいるので。

一番デリケートな部分はなるべく家族や親戚、もしくはご友人でやった方がいいということなんですね。

遺族の間で形見分けや貴重品の分別が済んだあと引き取り手のないものは遺品整理業者にお願いしますが、そのときにかかる費用について説明します。



高齢化社会が進む時代背景



糸数:

この遺品整理って新しい仕事というか、今まで職業としてなかったものですよね。これ世界中で起こってるんですけど超高齢化社会が増えてるっていうところに行きつくと思うんですけどね。

この遺品整理でまずやるべきことが複数見積もりを取るってことなんですけど。まず沖縄を見たときに47都道府県の中で高齢者の人口比率は47番目なんですね。沖縄って高齢者が多いイメージしません?

まなみ:

元気なお年寄りが多いイメージ。

糸数:

でしょ。でも高齢者の数で言うと少ないんですね。それだけ若い人たちが生まれているので人口が増加してるから高齢者が少ないってことなんですね。

長生きではあるんですけど。沖縄はこの遺品整理士がとても少ないですね。

沖縄の場合、お葬式って100名とか50名来ますよね。僕は去年2回知り合いのお葬式に東京で行ったんだけど、10名とか5名とか、身寄りがいない。

親戚と疎遠になって亡くなったことも知らせることができないということで警察とか病院とか、僕は身元引受人として参列したんですけどね。

沖縄の場合はゆいまーる精神がありますよね。

だから近所に面倒見のいい人っていますよね。そういう人たちがお金を取らないでやるっていう。それが沖縄に残ってるんですね。

僕は糸満市に住んでるんですけど、やっぱり自治会がしっかりしているので身寄りがいなくなったら自治会でお葬式をあげたりとかそういうネットワークがしっかりしてるっていう。

だからこの遺品整理士の出る幕がないっていう、とてもいいことですよね。この遺品整理士が活躍する時代はある意味寂しいよね。

まなみ:
できることなら周りの人とか親戚とかでやるのが理想の形というか。

糸数:
そうですよね、だから僕はラジオでこういう風にしたらいいよって無料で教えてるんですね。この遺品整理をお願いする際にはまずいくつかの業者に見積もりを依頼して料金を比べてから依頼するのをお勧めします。

これはお墓の修理にしても購入するにしてもそうなんですね。遺品整理が難しいところっていうのは決まった価格がないところなんですね。

例えば冷蔵庫とかこの人が持ってる車とか単純に重さで測れないところ。サービスの内容も業者ごとに大きく違うんですね。

だから見積もりをもらったときの価格やサービスの内容が明瞭で後から追加料金がないように丁寧に説明してくれる業者の方が安心ですっていう。

本当に悲しいことが起こるんですけど、ごみとして扱われたりするんですね。嫌ですよね。

まなみ:
その人にとっては大事でも他の人にとっては大事なものに見えないこともあったりするんですかね。

糸数:
そうですね。自分の身内であればこれは使えるんだけど逆に使いたくないみたいな。そういうデリケートな部分があるので、日本語的に言うと言い値。

この部屋一ついくらって言われるとなんか悲しいでしょ?だから遺品整理をお願いするときのコツを今日はレクチャーできればなと思ってます。

そのときに遺品整理士だけじゃなくて買い取り業者、リサイクル屋さんにも声をかけた方がいいということです。

そして大体どのくらいかっていうのを遺品整理業者とリサイクル業者、できたら5社くらいやった方がいいという。

これから話すのはあくまでも目安なんですね。例えば沖縄県で遺品整理をお願いする場合、相場が1DKで大体6万円くらい、3LDKだと20~30万円くらいが相場と言われてるんですね。

まなみ:
ちょっと高いイメージもありますけど、どれくらいかちょっと分からないですね。

糸数:
そうだよね、これ冷蔵庫やテレビもあるんですよ。これお金がかかるんですよ、お金をもらうんじゃないよ。この感覚分かる?

これ費用がかかるわけですね、普通だったら6万円もらえると思うんだけど。

そう考えると不思議じゃない?今まで生活しててあったものを普通友達だったらただで分けますよね。でも業者はそうではなくてお金を取って、今使っているものを片付けるっていう。

ですからよくここで問題が起こるんですね。売ったらお金になるでしょっていう。

それができないから遺品整理士はいるんですね。

だからその辺で割り切れる人と割り切れない人が出てくるので、私が言うように遺品整理士に頼む前に複数の遺品整理士やリサイクル屋さんにざっと見てもらって、そしたら全部書き込んでいくので、戸棚はいくらです、冷蔵庫はいくらですとか。

そうやってある業者は20万円くださいって言うんだけど、ある業者は無料でいいですよってなる。

そんな感じで僕も何度か経験したんだけどとても不思議な世界ですね。

僕の知り合いの亡くなった方の遺品整理に立ち会ったんですけど、本当に相手の言うがまま。都会では特にトラックがあるわけじゃないし、処分に困るでしょ?だからあそこでは45万円くらいかかった。

1LDKくらいだったんですけど、2社見積もり取ったんですけどもう1つは60万円くらいだったね。第三者も入れて決めたんですけど。

業者が遺品整理をする価格って住居の面積と遺品の量で決まります。そのために故人の住居に広さがあっても処分する遺品の量が少なければ、遺品整理にかかる費用を抑えられます。

トラックにどれくらい入るかっていうことです、だから断捨離を日ごろからして、本当に必要なものがあまりないって状態。

特に照明器具や冷蔵庫、洗濯機などはリサイクルショップで買い取ってもらったり、衣類や図書は施設に寄付したり、その分遺品を減らせるので遺品整理の費用を安くできます。

だから僕がよく言うのは本が多いところはブックオフに来てもらって、ブックオフは本だけでなく洋服も取りますよね。

そうやって見積もりを取る方法もありますよということですね。特に専門書の場合は図書館とか街に寄付するっていう方法もあるんですね。

例えば時計や壺、食器などの価値のあるものの場合でも積極的に買い取ってもらった方が安くつきますっていう。


遺品整理の業者選び


糸数:この遺品整理士は民間資格ではあるんですけど、親族ではどうにもならない事態でも専門知識や技術にのっとって遺品の整理に対応してくれるっていうのが一番大きいところなんですね。

先ほども話したんですけど、この遺品整理がとても難しいトラブルがよくあるんですね。裁判になったり。

それはなぜかと言うと、必要なものを処分されたという。

前にテレビでやってたんだけど、亡くなって処分したら身内が出てきて、遺品を戻してくれって言われたんだけども、もう処分したという問題。

遺品として適切に処分されずに不法投棄されてしまう場合もあるという。ですからこの遺品整理士の免許持ってる人たちはそういうことほとんどやらないと思うんですけど、そういう不法投棄の問題があったりとか。

遺品整理の資格やノウハウのない業者を選んでしまうと価格が相場より高すぎたり、安くても不法投棄されて、あとから遺族に処分代を請求されることがあるんですね。

さらに遺品整理では亡くなった人のプライベートな品物を取り扱うため遺族にとってとてもデリケートな作業ですね。

例えばアパートに住んでた場合、亡くなったら退去しないといけないですよね。僕2回くらいあったんですけど本当に急に亡くなった方がいたんですね。

そのときにいろいろ処分しないといけないというときに誰か身内がいたらこれ確実に使えるけど、でもいないので処分しないといけないとか。そういうのがあるんですね。

ですからこの遺品整理の業者を選ぶ時には見積書に連絡先が記載されているかを確認して、遺品整理士の資格を持った人が対応している業者を選ぶと安心できるということです。

今ホームページがあるので、まなみさんは何かするときホームページをどのくらいの確率で見ますか?

まなみ:
最近は結構見ますね。いろいろやるにあたって調べます。

糸数:
ですよね。今うちが1日で大体300~500件くらいホームページ閲覧数があるんですけど、やっぱり見られてるという。ですから情報を隠さず開示することがとても大切じゃないかな。

遺品整理の一番のポイントは時間に余裕を持って業者に依頼するっていうことです。これとても大切なんですけど。

遺品整理の出費を抑えたい場合はなるべく余裕を持って準備することがポイントですね。

例えば遺品整理のために業者に訪問して見積もりをもらったり、遺品の仕分けや搬出の時間もかかりますと。

遺品の仕分けや搬出にかかる時間は1DKなら3時間くらい3LDKなら半日ほどで、丁寧に遺品を取り扱ってもらうためにも時間的に余裕をもって遺品整理をお願いするべきです。

これらは理想的なくらいですね、1DKは3時間ではまず無理だと思います。3LDKとかだったら僕は1日半くらいかかるんじゃないかなって思ってるんですね。

また遺品を整理する場合、道幅が狭かったり、マンションでエレベーターが利用できなくなるとやはり人手が多くなるために搬出の費用がかさみます。

あらかじめ余裕のある依頼をして追加に請求されることがないように考えた方がいいということですね。

実際に遺品を整理してもらう場合は土地勘のある業者に頼んだ方がいいという、地元の業者ですね。遺品整理は内容が深いので次回までやりたいと思います。


この記事を書いたプロ

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