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糸数盛夫

お墓に関する多種多様な問題を専門知識で解決するプロ

糸数盛夫(いとかずもりお) / お墓ディレクター

◆墓石販売:みくに株式会社(平成28年設立)◆施工:おはかのみくに合同会社(平成31年3月設立)

コラム

【ラジオ】お墓を作る上での家族間の問題 / お墓を建てるまでの流れや期間

2019年11月11日 公開 / 2019年11月15日更新

テーマ:ラジオ放送『幸せを招く先祖とお墓の話』

コラムカテゴリ:冠婚葬祭






お墓を閉める時の永代供養


(山内)
オオツカケンジさんから質問が来ています。「お墓を閉めるっていうのは、存在しているお骨はどうなるんですか?」ということで。

(糸数)
これは本当に昨日も2〜3件あったんですけれども。

色んな理由によってお墓を閉めるっていうことがあるんですよね。

たとえば、『子供さんはいるんだけれども娘たちだけしかいなくて、娘さんは他の家に嫁ぐので今のお墓は継げない』と。

だから自分たちの時にお墓を閉めたいっていう方々とかですね。

あと、本当に身内がいない。自分が死んだらその墓をみる人がいなくなって無縁の墓になる。だからお墓を閉めるっていう。

その時にお墓やお骨はどうなるんでしょうか?っていうことなんですけれども。

それは、永代供養という方法で、これはキリスト教方式と仏式とか色々ありますね。

これは一定の金額をお支払いして、お骨を供養してもらうんですね。

キリスト教的に言うと、祈ってもらう方法で全てお骨を次の場所にステージに移すんです。

(山内)
CMでも聞いたことありますね。永代供養。

(糸数)
私たちお墓に携わる者からすると、そこにお墓があって自分のご両親とかおばあちゃんたちに、故人の話をする場所があった方が本当は良いなぁとあるんですけれども。

年一回その供養祭とか、教会でいうと経典式とかあるんですね。そこに行って合同で、牧師先生とか、お坊さんたちと一緒に先祖弔うことはできるので、それはそれでとても良いと思いますね。

お墓の中にの主人と自分の間に壁を作りたい


(山内)
初心者さん、コメントが来てます。

「お墓の問題は頭でわかっていても、ハートが許さないんでしょうね。あいつだけは入れなくない、入りたくないとか」

(糸数)
これは本当にデリケートな話で、私たちも両親にご夫妻で相談を受ける時にこういう質問を受けたことがあります。

「お墓の中に、ご主人と自分が入るところに壁を作ってほしい」と。ものすごくデリケートな話ですけども。

そのことに関してですが、私はお墓を作るときは設計図面をちゃんと書いて発注してサインをもらいます。

後でこうじゃなかったと言われないために、「図面をそのままこうやって発注しますよ」って言ってから了承を得てもらってサインももらいます。

このケースの場合、普通だったらご主人が施主になるのでご主人に言わずに奥さんの要望を聞いて、お墓の一部に壁をご主人に内緒で作るっていうのはできないんですね。

そこで私が「ご主人と話し合いができないと、できません」って言ったら、奥さんは何て言ったと思います?

(山内)
「内緒でお願いします」って?

(糸数)
そしたら奥さん、「多分自分よりも、お父さんが早く死ぬから、死んだ後に壁を作って」って言って。

それに対しては僕も、そういう夫婦の関係の中に入ることは出来ませんので。

ただ、ご主人が施主さんなので、ご主人に内緒で壁を作ったりというのは道義上出来ないんですよね。

何故なら引き渡しの際に、全部開けてみせるんです。「図面通りですよ」って。

図面通りに最後の確認して頂いて残金を頂くので、奥さんには強く「嘘とかは出来ないので、それだけは勘弁してください」って言う。

お墓っていうだけに永遠に入る住まいに、現世でも一緒で来世でも一緒っていうのはちょっとつらい、とかって本音はどうしてもありますよね。

これは本当に笑える話ではないのですが、お墓っていうのはデリケートな問題が多くてですね。

僕個人的にはキリスト教の牧師でもあるので、生きている間にその人たちが和解してくれたらなぁっていうことで、そういう立場にあったりとか、話し合いの場にはなります。

家族間での宗教の違い


(山内)
キリスト教に、たとえば普通の沖縄の先祖崇拝だった家系が、長男がキリスト教になって、「お墓もキリスト教の形式にしたい」って言い出す問題。そういう家族間の対立とかはあったりしますか?

(糸数)
私も6個所でお墓をさせて頂いているのですが、やっぱりそういうのはあります。

「息子さんたちはクリスチャンではないけれども、お母さんはクリスチャンなので大きく十字架を作りたい」とか。

息子さんたちは十字架を作るとお母さんたちの墓をみたくないというんですね。

「だから私は屋根の上に大きく十字架をやるのではなくて、あまり目立たないところに十字架を付けるのはどうですか?」と長男さん話したりして。

そしたら長男さんは「絶対ダメ」って言ったんですが。

僕はまたお話しして、「お母さんの最後の遺言、それがお母さんの思いだからどうにか汲み取ってもらえませんか?」って言いました。

そうしたら「お母さんのことはリスペクトしている」って言っていたので、私からもその提案を受けてくれませんかって、言ったことはありますね。

(新里)
糸数さんは本当にただの普通のお墓屋さんではなくて、家族間の潤滑油というかそういう役割を果たしていますよね。

(糸数)
いやいや微力ながら本当に、ありがたいですよね。


お墓を建てるまでの流れや期間


(糸数)
お以前、質問のなかで「お墓を建てるまでの流れや期間を知りたい」ってことがありました。

そこで今日は簡単にそれに答えていきます。

まず、お墓を建てる場所、墓地を所有していない方はお墓業者選びから始まります。墓地は単体で販売している業者がほとんどいないからですね。

すでに希望の墓地があったとしても、まずはお墓業者に相談することをお勧めします。

それはお墓業者が大々的に宣伝している場合でも、空き区域の情報を持っていることがあるからです。

お墓って市町村、たとえばこれこそ離島とか、名護とか、大宜味とか、色んな所にお墓を必要とする人がいてですね。

私たちはみくにって小さな会社で全てのサービスを提供することは不可能なので、情報を与えて、みなさんの近くのお墓屋さんに相談してもらえたらなぁということで。

なかなかお墓の墓地って言うのは不動産みたいになかなかないのです。

だから直接行って、「こういう環境の所でお墓を作りたい」と相談するしかないので。

またお墓っていうのは、管理方法が管理型共同墓地、公営または民間であります。

駐車場が広くなったり、トイレが付いたり、草刈りも全てそこでお願いしてやる場合ですね。

管理型共同墓地っていうところです。

もしくは一般墓地、個人でも異なるので、まず家族の宗教を確認して、条件に合うお墓を探してくださいということです。

今は便利なので、インターネットとか雑誌などで情報を集めて、資料の請求や口コミサイトなども参考にして良いと思います。

その後、この区画の広さとか、施設を確認して、できれば数社みてくれたらいいなぁ、とありますが、新里さんお墓屋さんってまわったことあります?

(新里)
僕は実はだいぶ前なのですけれども、うちの親が墓を建てる時に一緒にまわりました。正直一緒にいただけで、当事者ではなかったので、あまり覚えていないです。

(糸数)
ですから、お墓を作るシチュエーションって、あんまり、生前墓は別ですけれども、悲しい時とか、気が動転している時とか多いので、事前に終活って流行っているので、軽い気持ちで情報収集が必要だと思いますね。

(新里)
生前にこういう話をしていた方が良いですよって、いくつかリストをもらえるとすごく良いですよね。

糸数さんは経験上知っていると思いますけれども。これはお話ししといてくださいって、今おっしゃった場所とか、何かあるじゃないですか。

(糸数)
うちの本のなかの38ページに、お墓づくりの押さえたいポイントっていうのが細かく書かれています。

そのなかには、今言った質問が色々と書いてあります。

これは次回また、話しましょうか。途中で話すと時間が足りなくなりますので。次回はこの辺もお話できればと思います。

この記事を書いたプロ

糸数盛夫

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