マイベストプロ沖縄
  1. 【ラジオ】沖縄のお墓が大きい4つの理由 / 後悔しないお墓の買い方
糸数盛夫

お墓に関する多種多様な問題を専門知識で解決するプロ

糸数盛夫(いとかずもりお) / お墓ディレクター

◆墓石販売:みくに株式会社(平成28年設立)◆施工:おはかのみくに合同会社(平成31年3月設立)

コラム

【ラジオ】沖縄のお墓が大きい4つの理由 / 後悔しないお墓の買い方

2019年11月11日 公開 / 2019年11月15日更新

テーマ:ラジオ放送『幸せを招く先祖とお墓の話』

コラムカテゴリ:冠婚葬祭






(糸数)
先週の放送で、本土の方から「どうして沖縄のお墓は大きいのですか?」っていうご質問があったのですけれども、それについてお答えできればなぁと思っています。

沖縄のお墓が大きい4つの理由


(糸数)
このことは、あくまでも自分の知見なので、それが全ての答えという訳ではないのですけれども。

まず1つ目が、沖縄は風葬の文化があったということですね。

今ラジオ聞いているみなさんは、ガレッジセールのゴリさんが監督された「洗骨」という映画をみられましたでしょうか。

私は2度ほどみせて頂いたんですけれども、沖縄は昔、洗骨という風習が長くありました。

一般的に私たちは人が亡くなった場合、土葬や火葬ということを行います。

ですが私たちの先祖、沖縄の方々は風葬という風習が戦後まもなくまで地域によってはありました。それは亡くなった方をそのままお墓の中に入れて、風化させて骨になったらその骨を取り出して洗う。それをまたお墓にお返しする風習がありました。

洗骨の映画でもやっていたのですけれども、そういった面でどうしてもお墓が大きくないと亡くなった方をそのままお墓の中に安置することができなかったっていうことが一つあるかもしれません。

もう一つは、なかなか本土の方にはピンとこないかもしれないですけれども。

沖縄っていうのは門中制度っていうのが発達していることが要因として考えられます。

要するに親族親戚一門でお墓を一つ作ったということですね。

普通は父親の系列の一族の長男たちが伝承していくっていう習わし、伝統があったんですけれども。

そのためにどうしても大きい墓が必要だったっていう制度があったと思います。これが二つ目ですね。

三つ目がですね、沖縄は亜熱帯の気候なのでどうしても暑いのである程度大きくないと雨季や台風などが多かったので、激しい雨に対応できるように、ある程度お墓を大きく頑丈に作ったと。

また台風の勢力が強かったので、ちっちゃいお墓を作ってですねお墓が倒れたりとか、そういうのが困るので沖縄は特に大きい頑丈なお墓を私たちの先輩方はそういう知恵があったっていうことですね。

四つ目がですね、今はある場所ではまだシーミーの文化があるからですね。

この墓の中の庭で宴会をするということがありますよね。

そのために大きいお墓が必要だったっていうことですね。

ですから、沖縄のつながり、いわゆる本当に『いちゃりばちょーでー』って言葉や文化が沖縄にはあるので、どうしても横のつながり人間の繋がりを意識しているんじゃないかと。

その4つの理由で墓が大きくなったんじゃないかなぁっていうことです。


まとめますね。


一つ目が風葬の文化があったっていうこと。

二つ目が門中制度においてどうしてもお墓が大きく作る必要があったってこ。

三つ目が沖縄の亜熱帯気候、台風が多いっていう気候の中でどうしても頑丈な多少大きいお墓が必要だったってこと。

四つ目がお墓で親戚一同が集まって宴会をしたりすること。

他にも多分あると思いますけれども、一応そういったものがあるので、沖縄のお墓は本土に比べて大きいお墓が必要だったっていうことがあると思います。

後悔しないお墓の買い方


(糸数)
お墓って実はなかなか買った後取り返しが付きづらい、友達に譲ったりとかなかなかできないですよね。

ですから、私がお墓を買う上で知っておくべきポイントを6つぐらい7つぐらまとめました。

店舗や会社を訪ねる

まず第1番目が、お墓を買う時には必ずその訪ねる店舗や会社の中に入れてもらうことですね。

そうすると大体お店のレベルというか伝わりますよね。

私が考えるにこのお墓の会社っていうのは店舗や工事現場を見ると、そこの会社の考え方とかがわかると思うんですよね。

ですからみなさん是非、店舗や現場を見せてもらえませんかっていうことでお願いしてみるといいと思います。



お客さんの話を聞いてくれるかどうか


(糸数)
次が、お客さんの話を聞いてくれるかっていうことですね。

お墓って何を質問してよいかがわからないってありますよね。

(石坂)
大きさとか?

(糸数)
そう、大きさ。

洋服だったらSサイズとかLとか自分のサイズがありますよね。

実はお墓ってですね、それがなかなかわかりづらいんですね。ですから必要以上に大きいの買ったりとかもあり得ます。

必要以上に大きいものを買う必要はないので、それをやっぱりじっくり考えるべきだと。

「私たちは今こういう家族構成でこうなんですけれども、どのぐらいのサイズが良いですか」ってことを、その店員さんに聞いてみるってのも一つの方法だと思うんですよね。

(石坂)
なるほど。そういう話もやっぱり必要になってくるんですね。

(糸数)
自分たちは専門業者っていうプライドもとても大切なんですけれども、一度このお客さんのライフステージっていうか環境を一緒に聞いてくれるってことが大切な業者じゃないかなと思います。

実は今、にわかに生前の生前墓っていうのが増えてるんですね。

うちも大体、6個所にお墓が地域があるんですけれども、多い所では40%とか50%ぐらいはまだ亡くなる前にお墓を作ろうっていう方々が増えています。

ですので、そういう人たちは時間があるのでじっくり色んな所に行って聞くっていうこと、これが大切だということですね。

お墓について詳しいか


次にお墓について詳しいかどうかということですね。

これも本当に一見みて当たり前のような感じですけれども、意外にお墓ってわからないことがいっぱいあったりします。もちろん僕もそうですよ。

日々勉強しているんですけれども、素朴な疑問をどんどん聞いてみるっていうことですね。

わからなかったら勇気持って「わからない」とか「説明が納得しない」っていう風に色々聞くっていうことが大切だと思うんですよね。

逆に言うと、その相手がこういうことがわからないんじゃないかなぁっていうのを一緒に考えてくれるぐらい余裕のある会社をお墓の会社を選ばれたら良いんじゃないかなぁと思います。


宗教や仏事ごとに詳しいか


次は宗教とか、仏事ごとに詳しいっていうことです。

一応私は個人的にクリスチャンで天地創造を創られた神様って信じているんですね。日本には色んな素晴らしい宗教宗派があります。

それに対して、色んな質問に対して答える、もしくは答えきれない場合は調べて回答をアドバイスをするっていうのも大切じゃないかなぁって思います。

ですから、たとえば戒名一つにしても色んな決まりごとがあるんですね。

あと、墓石のデザインによっても色々宗派によって作り方があるので、そういった面で聞いてみる必要があるんじゃないかなぁって思うんですね。

そうすると、作った後に、間違いに気づく前に事前に知ることができると思います。


考える時間を与えてくれるか


(糸数)
次に、考える時間を与えてくれるっていうことがとても大切ですね。

石坂さんは、たとえば何かを買う時にすぐ即決を求められるとどんな感情が起こりますか?

(石坂)
なんかちょっと焦りますし、何ていうか怖いまではいかないですけれども、逆に迷いが。

(糸数)
本当にこれで良いのかなぁっていうことですね。

ですから、私たちはお墓に携わる仕事として、やっぱりお墓を買う人っていうのは愛する人が亡くなったりとか、亡くなる直前とか精神的に不安定な時期にあったりするので、お客さんが冷静に判断できるように考える時間を与えるっていうことがとても大切かなぁって思っています。

そうすると、特に亡くなった直前、私は亡くなって思考がちゃんと考えきらない時は、四十九日ぐらいまではゆっくり考えてくださいって言う。即決すると、良い判断ができませんよって、どうしても買いたい時には、身内とか誰か正常な判断ができる人をお呼びくださいって言う。

そうじゃないと、良い結果が出来ません、後悔しないお墓を買うのが難しいので、ちょっと心の余裕をもって与えるようにね、心がけていますね。

保証書や契約書はあるか


(糸数)
次に保証書や契約書の有無ですね。

石坂さん、ちょっとお聞きしたいんですけれども電化製品とか買う時に保証書ってやっぱりもらいます?

(石坂)
もらいますね、はい。

(糸数)
なんのためにもらうんですか?

(石坂)
なんかもし、壊れてしまった時とかのためですよね。

(糸数)
そうですよね。安心がありますよね。

もちろん契約書もそうなんですけれども。今まで全てではないんですけれども。

このお墓の業界に限らずですね、お買い上げになる時にこの契約書をそれを取り交わさずに購入するケースがあるんですね。

うちもメールとか色んな所でこういうことがあったんですけれどもって。どうでしょうかって聞くんですけれども。

うちは消費者センターではないので、それは私が買った方に「それを買った所に相談してください」って、納得いかなければですね。

そういう風にアドバイスしているんですけれども。

ただ私たちはそれを思った時に、やっぱり買う前にしっかりと契約書を交わすってことはとても大切じゃないかなぁって思うんですけれども。

石坂さん過去、自分を振り返った時に買った後で「こんなはずじゃなかったなぁ」っていう何か買い物ってあります?

(石坂)
ありますかね。

(糸数)
女性はよく言うのは、髪型とかですかか?

(石坂)
はい、ありますね。私も何度かある経験があります。

思ったような髪型にならなかったとか、やっぱりやめれば良かったとかあります。

(糸数)
ありますよね。髪の場合は伸びるので、良いんですけれども。

特にお墓って何百万もするので、作った後に「石の色が違う」とかって。でももう作っちゃったら変更できないんですよね。

「サイズが違う、もっと大きいお墓だと思っていたのに」とかっていうのもあるんですね。

あとはお墓に使う備品とかですね。「いや、これは別売ですよ」とか、後になって言われるとかもあるんですね。

ですからみなさんは、これから一緒に勉強していく中で、購入する前に現場を見せてもらったりとか、店舗見せてもらったりとか、自分のお話を聞いてもらったりとか、考える時間を与えてもらうとかですね。

その後に、契約する時に、この契約書をしっかり取り交わすっていうことが大切です。

あとどうですか石坂さんは保証が付いているのと付いていないのと、どっちが良いですか?

(石坂)
それはやっぱり保証が付いていた方が安心ですね。

(糸数)
ですよね。普通にスイーツとか食べるものを食べた後美味しくなかったからお返ししますっていうのはできないですよね。

(石坂)
はい。

(糸数)
ですけども、こういう耐久製品とかは保証書をちゃんと取り交わして10年間、壊れた場合は保証しますとかですね、そういう保証が付いているかどうかを確認することがとても大切だと思うんですね。

あと、この石材の石種であったりとか、お墓の形状であったりとか、仕様であったりとか、特にですね、施工の期間、どのぐらいで施工しますかっていう納期の確認もとても大切ですね。

支払い方や施工期間


(糸数)
あと意外に、みなさんが気づかないのが支払い方法。

(石坂)
やっぱり大きい金額だからそこら辺はちゃんとやっとかないと。

(糸数)
そうですよね。私たちももちろん100%の会社ではないので、過去のお客様からお叱り頂いたものもありまして。その多くは「石材の色が違う」っていうことですね。

石材が3種類も5種類もあるので、これじゃなかったというのがまずあるんですね。

会社の方はこういう石種だと思ったって発注かけたら実は違うかったとかですね、食い違ったんですね。

あと、お墓の形、これも本当びっくりする話ですけれども、遺影ってこんな形じゃなかったよっていう。

(石坂)
実際あるんですね。

(糸数)
あるんですね、はい。

特に施工期間。いまお墓を作る時には、墓地埋葬法っていう法律があって市町村に必ずお届けするっていう法律があって、それに則って時間がかかるっていうことですね。

それを、時間がかかってまた納期までもきっちりする必要があるっていうことですね。

それらのことを、しっかり紙に書いて、お互いが約束事として知るっていうこと、そういうのをもし書かれている場合と書かれていない場合があったら、石坂さんどちらが良いですか?

(石坂)
書かれている方が、やっぱり安心ですね。証拠というか、ちゃんとそういう話をしたよっていうのが残っているから言えるんじゃないんですか、もし万が一何かあったら。

(糸数)
そうですね。特にこのアフターフォローってですね、それよりも、たとえば私がアフターフォローにできることは誠心誠意やりますって言葉で言うのと、10年間保証しますって言うのとどっちが良いですか?

(石坂)
言葉も信じたいですけど、やっぱりちゃんと10年アフターフォローがあった方がとか、より安心感は出しますよね。

(糸数)
そうですよね。そういうことでですね。支払いの条件とかってお墓の場合はですね、たとえば契約時に、契約金額の40%か50%をお支払いしてくださいとか、あと中間金って言って土地を購入した場合、土地の名義変更、中間金って言うんですけども。

そして、出来上がった後、施工した後に残金のたとえば、10%とか20%をお支払いくださいとか、会社によって色々あるんですね。ですから、しっかりとこのお金のことは聞いてもらうってことがですね、とても大切なことだと思いますね。次が、アフターフォローっていう所ですね。もうさっきのことと絡みますけれども、アフターフォローをしっかりするっていうことが大切だと思いますね。

急いで契約を迫らない


(糸数)
私も会社を経営している人間として、なかなか言いづらいことではあるんですけれども、あえて勇気を持って話すとですね、『焦らない、その場で契約しない』っていうことですね。すごく大切じゃないかなぁって思いますね。

訪問販売、お墓の場合は訪問販売ってまずないと思うんですけれども、たとえば、お年寄りに、色んなお年寄りに限らず訪問販売でその場で契約を頼んだり、契約をするよう迫って高いお金で買わされて、あとで泣き寝入りをするっていうことがありますよね。

今から老人社会にこれからどんどん入っていくので、色んな問題が出てくると思うんですけれども。

そのために私はお客様に必ず衝動買いを防ぐために一度持ち帰って、たとえば、ご夫妻で来た場合、その長男さんとかご家族に相談してくださいって。「一回ですね、クールダウンして考えてきてください」って勧めていますね。

多くの業者は「もうこれ契約しないとここが売れますよ」って大体言うんですね。もし石坂さんそう言われたらどうします?もうこれ、今契約しないと売れますよって言われたら。

(石坂)
焦りますね。でも、焦って、買わなきゃ買わなきゃってみたいな感じになったりしますね。

(糸数)
なったりしますね。納得していたらいいんですけどね。

でもやっぱり1回、ゆっくり帰って本当に後悔がないかっていうのを考える時間ってとても大切だと思うんですよね。

もちろんどうしてもすぐ買いたいっていうのはありますよ。その時に、ご主人とか、奥さんとか、家族が全部いれば話は別ですよ。全員の同意が得られて、買うっていうのであれば、話は別ですけれども。

それでうちでは結局買わない場合もあるんですけれども、それはそれでご縁がなかった、逆にそれは良いことだなぁということで、他の会社さんで買うこともあるんですけれども、それはそれでまた素晴らしいことだなぁって、私考えているんですね。

ですから、その場で契約しない、焦らないということですね。

価格の安さに流されない


(糸数)
最後がですね、一番これはあるんですけれども、価格の安さに流されないっていうですね。

どうですか、石坂さん、季節の変わり目ってバーゲンってありますよね。

(石坂)
ありますよね。

(糸数)
好きですか?

(石坂)
はい。安くなる時に、でも、そういう時こそ、衝動買いがあったりとか、安いから買おうみたいな。ちょっと心が緩くなりますよね。

(糸数)
自分もやっぱり衝動買いして、サイズが合わなかったとかですね、結局、バーゲンの場合、返品が効きませんよ、ってありますよね。

ですから、洋服の場合は、友達にくれたりとか、できるんですけれども。

お墓の場合、せっかく建てたのでも、たとえば欠陥がみつかったりとか、後でこんな、ここをこうすれば良かったと思っても、ほとんどフルオーダーで作るので、それでもなかなか、直しが効かない、もしできたとしても、また多額のお金がかかるっていうことですね。

ですから私たちは、なるべく後悔のないように、お客様にさして頂くように、なるべく満足できるように、これでもかこれでもかという情報を与えていって、後悔のないようにしていくっていうのが、それがたとえば100年後とか300年後続くので、どうしてもこういう風に、後悔のないようにっていうのが常に自分のなかにあるんですよね。

次回はですね、またそれに付随するお墓についてお話しますので、また来週ですね、お会いしましょう。

皆様の神様の祝福がありますように、お祈りしています。

それではまた。



この記事を書いたプロ

糸数盛夫

お墓に関する多種多様な問題を専門知識で解決するプロ

糸数盛夫(◆墓石販売:みくに株式会社(平成28年設立)◆施工:おはかのみくに合同会社(平成31年3月設立))

Share
関連するコラム

糸数盛夫プロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
0120-392-756

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

糸数盛夫

◆墓石販売:みくに株式会社(平成28年設立)◆施工:おはかのみくに合同会社(平成31年3月設立)

担当糸数盛夫(いとかずもりお)

地図・アクセス

糸数盛夫のソーシャルメディア

instagram
Instagram
youtube
YouTube
2019-12-04
facebook
Facebook

糸数盛夫プロのコンテンツ