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コラム

戒名と引導について

仏事の知恵について

2018年3月17日

コラムをご覧いただきましてありがとうございます。感謝です。

人は亡くなりますとお寺様から「戒名」を頂きます。なぜ戒名を頂くのでしょうか?また「戒名」とは何でしょうか?

以前のコラムで日本仏教とお葬式の所にも書いたのですが、かつて現在の僧侶は在家の人に対してお葬式を行っていませんでした。江戸時代に幕府が僧侶に対してお葬式をしなさい。ということで始まったと言われています。詳しくは以下をクリックしてみてください。
http://mbp-okayama.com/taoka-butsudan/column/15221/

つまり、死者=出家者ということになります。なので「戒名」が必要になるんですね。また出家する際には師について戒律を授かります。これを「授戒」といって預かった戒律を守ることを約束して弟子となります。

しかし、浄土真宗では念仏だけ称えていればいいのであって戒は不要という立場をとりますから、戒名ではなく「法名」といいます。また授戒の儀式を行う場所の事を戒壇といいますが、従来の戒壇の意味を否定して独特の「本門の戒壇」というものを唱えた日蓮宗は戒名とは言わず「法号」と呼んでいます。

一般的に戒名と言われている言葉が宗派によって異なります。中々ご存知ない方も多いかと思います。

いずれにしましても、亡くなりますと出家して俗名を捨ててお坊さんとしての名前を付けて修行に励むという考え方になっています。

またお葬式の時のお経、何を言っているのかわからない方が多いと思いますが、上記の考え方から、周りの方に聞かせるものではなく、弟子となった死者に対して、仏教の勉強をしなさい!と伝えている姿で、死者を出家させ、法を説いて教育しそれから引導を渡すという流れになります。死者を仏教に導き入れ悟りを開かせる儀式と考えられています。

お葬式のお経を聴いていましてもチンプンカンプンになると思いますが、上記の事を認識していただければ何となくご理解いただけますでしょうか?

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