コラム
新聞紙やチラシといった古紙と雑誌を分ける理由は?
2017年11月17日 公開 / 2017年11月18日更新
コラムをご覧いただきましてありがとうございます。感謝です。
先日岡山南ロータリークラブが主催のセミナーがありました。私が司会進行をさせて頂いたのですが、かみまくってしまいまして大変失礼なことをしてしまいました・・・。そんなことは余計なことなので置いときまして、
弊社でもごみの分別をして処理をしているのですが、現在、段ボール、新聞紙、そしてその他の紙ごみこの3パターンで分けていました。これでいいのかな?と思いつつ行っていたのですが間違っていました。
皆さんはご存知でしょうか?新聞紙やチラシといった古紙と雑誌を分ける理由?
早速答えに行きますが、答えは「のり」です。
古紙を再生する際に切断して水に浸し、分解しといった多くの工程をたどってまたチリ紙や新聞や再生紙といったものに変わって再利用されていきます。その前に当然のことながらすべて分別されています。これは手作業になるようです。
なぜ「のり」がダメなのか??上記で分解する作業の事を話しましたが、のりだけは分解されずに残ってしまうようです。どのように残るのか?例えば新聞紙に点々のように残るようです。点々が残ると例えば「大きい」という字を印字した際、そこに点があることによって犬になったり太いになったり文字の意味が全く変わるといいますか、文にならないので使用できないんですね。
セミナーでは、古紙をちぎって、ミキサーに、そして水を入れて回転させたものをろ過して乾燥させて一枚のはがきに変身いたしました。当たり前のように使っている一枚の紙ですが、その紙を作るにはパルプが必要です。パルプの原料は木材です。
森林伐採は環境破壊にも繋がります。
ゴミとして捨てている紙、ゴミ箱ではなく、紙のゴミ箱へ、そして分別をして再利用。ちょっとしたことですが、地球の為にもなるのではないでしょうか?
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