ご葬儀後の『遺影』の飾り方について

2017年6月4日

テーマ：雑学

コラムカテゴリ：冠婚葬祭

コラムをご覧いただきましてありがとうございます。感謝です。

ご葬儀後の『遺影』についてよくご質問いただきますので、あくまでも私見になりますので参考までにお読みください。

ご葬儀、また49日までの間祭壇に飾る遺影ですが、49日が終わってどこに飾ればいいのでしょうか？とお尋ねいただきます。

私は、まず部屋を確認させていただきます。そして先祖代々のお写真が飾ってある場合には、続けて横にお飾りされたらいいですよと申し上げます。但しお仏壇の真上はお勧めしていません。

逆に、遺影が全く飾っていない場合には次にようにお話し申し上げます。

ご葬儀が終わって、初七日、不動明王様、二七日釈迦如来様と49日まで7日ごとに順番に仏様に守っていただき故人様が仏様になる準備をされます。その間ご家族で集まり、ご遺影を見ながらいろんな思いで話をされると思います。

ご遺影をご覧になられることで良かったことまた逆の思い出など様々な出来事を思い出すことになります。と同時に49日までは白木の位牌から、塗りの位牌に変わります。そして祭壇等はすべてかたずけられ残るのがお位牌と遺影ということになります。

もちろんご遺族には故人様のお顔は記憶に残っています。しかし遺影としてみると様々なことを思い返すことになる。決して良くないことではないのですが、49日後は塗り位牌だけをお仏壇に安置して、お位牌を拝んであげることがいいのではないでしょうか？と申し上げています。

但し、若くしてお亡くなりになられたとか各ご家庭でご判断されたらいいことではありますが、もし私が聞かれた際は上記のようにご説明させていただいています。

ご参考になれば幸いです。