四国遍路・・・御影（おみえ）・御影額（おみえがく）について

2016年3月6日

テーマ：四国遍路

コラムカテゴリ：冠婚葬祭

コラムをご覧いただきましてありがとうござます。感謝です。

先日、３月３日、４日と四国遍路に行ってまいりました。年に２回で計６回。３年に及ぶ長旅でした。毎回１泊２日。最初は三年と聞きまして結構かかるんだなと思っていましたが、終わってみますとあっという間で、参加者が毎回同じということもあり宿泊先では毎回宴会をして楽しみました。

岡山から出発ということもあり上記の行程で行けたのですが、ご遠方から来られる方の中には１１泊１２日とかかなりハードなスケジュールを組まれていました。

四国遍路に行きますと納経帳は皆さん大体お持ちで、納経をされるのですが、そこで頂くのが御影（おみえ）です。

白い紙に仏像が描かれその下に寺院名が書かれています。結構これはどうするんだろう？と思われている方がいらっしゃるのですが、例えば上記の写真のように御影入れといって御影をいれる専用のものがございます。また御影額といいましてこのようなものもございます。

結構大きな額になってしまいますが、このような形に変わることもできます。また屏風にもできたりします。昨年１２００祭もあったことから結構掛け軸、額も作らさせていただきました。

また今年は４年に一度の閏年。以前こんな記事も書きましたのでご覧いただけますでしょうか？
http://mbp-japan.com/okayama/taoka-butsudan/column/10114/

また逆打ち（ぎゃくうち）ともいうのですが、今年専用の納経帳がこれです。

写真が横になっていて申し訳ございません。このような納経帳もございます。

今回は６回目で８０番札所国分寺からスタートし８８番札所大窪寺に参拝、宿泊は淡路島まで行き、翌日高野山へ行きました。昨年秋に行った際はものすごい方が１２００年祭の関係でいらっしゃったのですが、今回はいつもの感じなのか閑散としていました。お参りする我々としましてはゆっくりと参拝できてよかったです。

お寺巡り、仏像めぐりは心が癒されます。皆様いかがでしょうか？参考になれば幸いです。また遍路に関して書きたいと思います。

生かさせていただいていますことに感謝です。