コラム
提灯選びのポイント 『Q&A』編
2015年6月20日 公開 / 2020年8月21日更新
コラムをご覧いただきましてありがとうございます。感謝です。
前回、種類経編、前々回、岡山独特の切子提灯のご案内をさせて頂きましたが、今回はQ&A方式で書かさせて頂きます。
お盆提灯を買われる際に知っておいて頂きたいことして、前回も申しましたが、お盆提灯とはご先祖様や故人の霊がご家に
迷わず帰って来られる目印になります。
ご親戚や親しかった故人様へお盆提灯を送るという習わしは古くからあり、お供えとして最高のものとされています。
またお盆提灯をお供えとして送る際は絵柄の入った提灯を送るのが一般的です。無地は例えば家紋提灯(ご当家で用意する場合が多いです)。相手先のお盆の準備もありますので、早めに送ることが望ましいと思います。
それではQ&Aでお応えします。
1、いつからいつまで飾るの?
地域性もありますが、関東は7月13日からになりますので6月から飾る地域もあります。それ以外の地域では7月、8月になります。しまうのは送り火が終わって、8月16日になります。ただあくまでも一般的な話です。
2、一対飾るものでしょうか?
家紋提灯などの対柄になっている提灯は一対の方がいいと思います。絵柄の入った提灯でしたら1個でもいいと思います。
置かれるスペースを優先して、狭くなるようでしたら1個でもいいと思います。また初盆をお迎えのご当家では出来るだけ沢山とまでは申しませんが明るくお迎えをしてあげるのもいいかと思います。
3、提灯はどこに飾ればいい?
岡山の地域ではお盆は祭壇でお祀りする場合があります。その際は祭壇の両脇に、お仏壇でされる場合はお仏壇の前でいいと思います。
4、施餓鬼供養とは?
施餓鬼(せがき)供養。これも地域性がありますお盆になりますと様々な仏様が帰ってまいります。様々と申しますのが無縁仏様などのことです。その方たちの為に岡山では水棚と言いまして、棒状の物の先に棚がついた商品があるのですがそこにお供えをして食していただくことです。
5、浄土真宗はお盆をしない?
浄土真宗では亡くなられた後、すぐに極楽浄土に行くと考えられていまして、お盆の行事をしないのが一般的ですが、これは各菩提寺様に確認をされた方がいいかと思います。お盆提灯もされない場合があります。
以上簡単なご説明で申し訳ございません。
一般的とか、地域性という言葉が沢山出てしまいましたが、宗派、地域によって様々です。菩提寺様に確認をされた方がいい場合もあります。
生前の感謝の気持ちを込めまして、ご家族、ご親戚友人、知人多くの皆様でお迎えを致しましょう。
生かさせていただいていることに、感謝です。
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