コラム
くるっとと回せばこんなに綺麗に!仏具のお手入れ『ローソク立』について
2015年6月9日 公開 / 2020年8月21日更新
コラムをご覧いただきましてありがとうございます。感謝です。
さて今回は仏具、その中でローソク立てのお手入れについて書きたいと思います。
まだ少し早いですがお盆が近づいて参りますとお仏壇の掃除もされるかと思います。仏壇は木製ですのであまり水分の含んだものはよくありません。ただ取れにくい汚れ等がありましたら、少々の水分でしたら大丈夫ですので、拭きとった後、乾いた布で再度ふき取っていただければと思います。
また専用のダスターもございます。
沢山ある仏具の中で今回は具足(ぐそく)についてご説明したいと思います。
具足とは、
1、机上香呂(きじょうこうろ)
もしくは前香呂とも言います。(この中に入を入れてお線香を立てます)
2、花立
文字とうり花立てで、この中にお花を入れます。
3、ローソク立て
これも文字通り、ローソクを立てるものです。香呂が1個、花立が2個、ローソク立が2個で、五具足と言います。
これらはすべて真鍮製でできていて、その上に着色をしています。これがローソク立てです。
五具足の中でも一番汚れやすいので、お買い上げいただきましたお客様にもも毎回ご説明するのですが、もし汚れても上部を千枚通し等でゴシゴシしないようにお伝えしています。そうすると中の真鍮が見えてしまいます。
こちらのローソク立は上部がこのようになっています。
先をクルクル回すと、
こんな風に取れます。場合があります。
すべてのローソク立てが、このような形式にはなっていませんのでご確認ください。先端をとって掃除をすれば簡単にできます。
またローソクを取り除く方法として熱湯に浸しす方法がありますが、ローソク立てをそのまますべて浸してしまいますと、ローソクまみれになってしまいますのでお気を付けください。
また、このような商品もございます。
付着したローソクを取り除きしばらくの間はローソクが取りやすくなります。
ご参考にしてください。
生かさせていただいていることに、
感謝です。
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