あらゆる工法を駆使して建築をトータルプロデュース（1/3）

自然素材を使った「環境に優しい」住まいを提案

　岡山市と西大寺を結ぶ県道28号の南側に広がる閑静な住宅街。そのエリアに、赤い屋外階段がアクセントになった事務所ビルを構えるのが、総合建築業の株式会社サンオリエント（岡山市北区表町）だ。代表取締役社長の磯﨑慎一さんは、「赤は、私たちのコーポレートカラーです。作業服も赤色で、現場でよく目立つと好評なんですよ」と快活に話します。

　磯﨑さんは、ビル建築をメインに16年間建築業界で経験を積み、2003年にサンオリエントを創業しました。その豊富な経験を生かし、地元・岡山を中心に個人住宅、マンション、店舗などの新築・リフォームから公共事業まで幅広く手掛けています。総合建設業者ならではの強みは、木造・鉄骨造・RC造（鉄筋コンクリート造）などあらゆる工法に対応できるところ。また、素材や商品についても幅広い選択肢の中から提案できるといいます。

　今、サンオリエントが特に力を入れているのが、自然素材を使った健康的な住空間の提案。小さな子どもを持つ磯﨑さんが、保育園への送迎の際にアトピーやアレルギーの子どもたちを多く目にしたことがきっかけだそう。「住まいづくりに関わる人間として、何かお役に立てることはないかとシックハウス症候群について徹底的に研究を始めたんです。そこで究極の自然素材に出合い、当社の建築資材に採用するようになりました。既に環境や症状が改善されたと多くのお客さまに喜ばれています。アトピーやアレルギーに悩まれている方は、ぜひ一度ご相談ください」と話します。

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