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コラム
ピアノ・歌の練習時に加えるといいこと【日々少しずつ】
2022年8月16日
大人になってからの楽器の練習や歌の練習というのは楽しいと思うのです。
子供の頃と違って「自分で選んで」行っていることでしょう。
なかなか練習時間が取れない、上達しない、と悩みはそれぞれあると思いますが
こんなこともほんの少しでいいので日々の練習に加えていただけたら
きっと上達して楽しいと思います。
今練習している曲の他に、もしくは練習時間が取れないで時々しか弾けない時に加えてみるといい練習
1、初見視奏
ピアノでも歌でも、パッとみて弾けそうかな?歌えそうかな?と思うほどの
楽譜を見つけて弾いてみる。歌ってみる。
・歌うなら旋律だけ
・弾くなら両手(大譜表)
短いもの。もしくは長い楽曲の一部。
2、自分にとって弾きやすそうな(譜面が難しくない、実力よりかけ離れてないもの)
8小節程度の短い練習曲などをしっかり弾いて仕上げる
・これはぜひ速く弾けるまで練習してほしいです
・短いと出来上がると思います。
3、簡単な旋律を移調する。できれば最初は知っているものを。
厳密に間違えなくできなくていいのです。
でも、間違えたらわかるでしょう。鍵盤を探りながら、音を聞きながら。
⇨「半音上げてみる」「半音下げてみる」
「隣の音からスタートしてみる→ファから始まる音なら、ソから弾いてみる」
・自分の実力よりも難しい曲
・とてつもなく長い曲
出来上がらない、非常に長い期間を要する曲を練習中の時。
そんな時、上記のような練習を挟んでいくと一曲がだいたい弾けるようになるまでの期間が長くない場合達成感があるのと指の練習になる。
特に2番↑のような短い曲を早いテンポで仕上げることが効果的。
先生に師事してレッスンを受けている方は
先生に教わる曲のレッスンが中心になると思いますが
そこに少し自分での練習をスパイス的にコツコツと加えることで
きっと実力がアップするし、脳も鍛えられると思います。
おすすめの短くて成果の上がる練習曲は
ツェルニー8小節の練習曲
ツェルニー左手のための24の練習曲
などです。
まだ始めたばかりの方には少し難易度が高く感じられるかもしれません。
また、ブルグミュラーやギロック、バッハの小品集などは弾いていてとても美しいので
おすすめです。
大人のピアノに関する本で最近人気なのは
老後とピアノ
次に読んでみたいのは101歳のピアニスト室井麻耶子さんの書籍。
マヤコ一○一歳 元気な心とからだ
生きるヒントももらえそうなそんなタイトルです。
個人的には皆さんに「歌」も「ピアノ」も両方学んで
ぜひ弾き歌いやコード奏法まで楽しんでいただきたいです。
譜面が読めない、と言われる方は
最近読む努力をしてみましたか?子供の時にもしも苦手、と感じたとしても
方法によっては今なら読めるかもしれないですので
ぜひチャレンジしてみてください。
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