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コラム
自分のためにも家族のためにも書いておこう「IDパスワードノート」【終活でなくてもデジタル部分の整理は常に必要・特に気をつけたいサブスク】
2022年7月18日
【コラム】自分のためにも家族のためにも書いておこう「IDパスワードノート」
最近は「デジタル就活」という言葉もよく聞くようになりましたね。
私の父親は3年前に77歳で亡くなりましたがパソコンとスマホを使用しておりたとえば、
ヤフー、アマゾン、その他いくつかのサービスを利用してました。
病気が発覚したときは既に手遅れでしたので家に帰ることはできず二ヶ月弱、病院で過ごして亡くなりました。
その時に助かったのが小さなノートでした。それには登録してある様々なサービスと
そのID、パスワードなどが記録してあったからです。
IDとパスワードを含めた個人情報ノートのおすすめ
人が亡くなる。
さてそのあとがいろいろあるんですよね。
手続きが大変なのはしょうがないです。だって人が一人いなくなったんですから。
悲しむ暇もないほど毎日手続きがあります。
何度も役所に足を運びます。一回で終わらないのですが、フルタイムでお仕事をお持ちの方は休みをとらないと手続きができませんよね。
しょうがないこととはいえ、もっと簡略化できないのかな?と思いながら、でもやらないと前に進めないのでどなたも淡々とその手続きを進めていることでしょう。
父親の場合はもう仕事をしてなかったからたいしたことはなかったですが、仕事をしている現役の人が亡くなった場合は個人の確定申告まであります。
会社員なら簡単ですが自営業だともっと面倒でしょう。
相続ももしも争いがないとしても家屋や土地の相続の手続きがある場合、これも簡単ではありません。
銀行の口座のことも面倒でした。
引き落としもストップしないといけないし。
高齢者の場合は年金のストップと遺族年金の手続き(ない場合も)などもありますね。
これは電話で予約できたのでスムーズでした。
もっと前に私がお世話になったときは電話予約はできなくて、行ってからとにかく待つ感じでした。
その上、カードの解約、各種の名義変更などがありますがそれに加えて近年ではもう一つ加わりましたね。インターネットのことです。
「インターネットの方はどうなってる?スマホは?」
「インターネットの方はどうなってるか?スマホは?」
これが結構やっかいなんです。
何事もIDとパスワードが必要な時代になってるでしょう。
PCによってはそれが記憶されている場合もあるけど
とにかく何のサービスをどう利用してたか?ということがわからないとどうなってるのかさっぱりわからないまま引き落としが続くわけです。
特に注意したいのは「サブスク」です。
月額いくらか払って聴いている音楽のサービス、アプリ、それぞれは決して高くない金額なので
安易に入ってしまい、いくら引き落とされているか確認していない、なんてことはないですか?
スマホや携帯電話の解約も必要。
これも引き落としの場合はそれのストップ、また機種代が残っている場合は残金を払わないといけません。
Amazonだってヤフーだって楽天だってあるし株をやってるかもしれないしもうわからないことだらけ。
本人にはもう聞けないしねえ・・・・ほんと死んだらどうなるのかしら、どこに行くのかしら、意識はあるのか無になるのか・・・・誰も帰って来ないから聞けない。
肉体がないので帰ることもできないでしょうが。
助かったのが「IDノート」の存在
銀行の口座とパスワード各種サービスのIDとパスワードいろんなものが一気に書かれたノートが荷物から出てきたんです。これね、入院するときに持っていったバッグに入ってたのですぐ見つかった。
小さいノートでこれで本当に助かった。
そのまま放っておいても問題ないサービスはそのままでも構いませんが、どんどんお金が引き落とされていくサービスとあるのだから把握する必要はある。
でも、本人でないとわからないことがある。
父に言いたい。お金は残さなかったけど(ほんと・・・・)
このノートのおかげでさくさくと片付いた。そこはとても高く評価します!
というわけで私たちは元気なうちにまとめておいて常に更新していきましょう。
パスワードなどは忘れることも多いので自分のための覚書としても必要です。
現在では例えば今私が使っているパソコンは指紋でパスワードがわかるようになっています。
でも、死んだら指紋で操作できないから・・・・・
おまけ
本人のFacebookとTwitterはそのままです・・・・・パスワードなど、パソコンに残っているかもしれないけど本人のパソコン、スマホは開いてない。
プライバシーに触れたくないので。
あなたのパソコン、突然もう触れなくなった時、家族が見ても大丈夫ですか?
古いカメラなどを飾ってみました。
このコロナ禍には遺品の整理が進みました。思い出は大事にしながら・・・・
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