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吉井江里

歌・ピアノの指導や合唱指揮などで音楽の楽しさを伝えるプロ

吉井江里(よしいえり) / 教師

ソット・ヴォーチェ

コラム

6月2日講座風景

2022年6月3日

テーマ:懐かしい歌と作詞家

コラムカテゴリ:スクール・習い事

コラムキーワード: ボーカルトレーニングボイストレーニング

6月2日
1月から3月まではあまり歌も歌えず、座学や鑑賞中心。
ハミングなどで(もちろんマスク着用)続けてきました。
3月末あたりから少しずつ「歌う」
講座にもお休みだった人が少しずつ戻ってきて
新しい方々もお迎えして、2年前が嘘のようにみんなの表情が明るいのを感じる。

前回は「あめふり」「雨」「城ヶ島の雨」が北原白秋の作品で
「全部雨の歌だけど随分違った感じの歌曲や童謡になったものですね」と言いながら
しっかりそれを味わい歌った。

今日は同じく北原白秋の作品の「砂山」が中山晋平作曲だとこんな感じで
山田耕筰作曲だとこんな感じになる、というのを歌って再確認。

次は
「かもめの水兵さん」を作詞した竹内俊子と作曲した河村光陽の話。
「りんごのひとりごと」も歌い
その後は「赤い帽子白い帽子」へ。
この作品の隣には「仲良しこよし」が並べてある楽譜集が多い。
共に河村光陽の作曲で、歌詞は作品ごとに違う。
左右のページに並んでいるので
まずは「赤い帽子白い帽子」の楽譜の一段目を歌う。
そして右へずっとずれて「仲良しこよし」の一段目へ。
それからまた「赤い帽子白い帽子」の二段目へ・・・・と。
この2曲は「赤い帽子白い帽子」が長調で「仲良しこよし」が短調。
二曲とも「ランドセル背負って」という歌詞が三段目にある。
その辺りでに曲を上記のように混ぜて歌うと訳がわからなくなって
みんな笑ってしまう。
そう、その笑いが今大事です。

その後いろんな話をする。
火曜日にみた「セブンルール」(テレビ番組)で高嶋ちさ子さんが
「喜怒哀楽」の「怒」はなくて「喜哀楽」を心がけて演奏活動をしていること
(もう一回見逃しを観て正しく理解したい)
演奏会をもっといいものにする、楽しんで帰ってもらうために
妥協しない。
ステージの袖でもどこでも「こうしてほしい」と奏者たちに細かく伝えている話など
講座の歌の合間にこういう新鮮な情報や私が感じたいろいろを話す。
とにかく話す。
そして笑顔になって帰っていただくんです。
今日はエレベーターの見送りまで。
手を振ってお別れする。
私はいつも
「今日が最後になっても(嫌だけどそんなこと)後悔しないように
丁寧に講義を行い、やっぱり充実した気持ちで帰ってほしい」と思っているし
歩けるうちはなんとかしてきて欲しいと思っています。

さて、明日は何を喋ろうかな?

あ、今日は新しい曲も一緒に覚えました。
このところは「一回で歌えるようになる」ものを選んでいます。
帰って鼻歌が出たら嬉しいですから。

2022年6月2日
お昼は黙食ではありましたが
外で食べました。
ああ、人の作ってくれたものってなんて美味しいんでしょう〜

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