コンサートの後の打ち上げが懐かしい【音楽と食べること】

2022年1月28日

テーマ：音楽雑記

コラムカテゴリ：趣味

コラムキーワード：ボーカルトレーニング、ボイストレーニング、ピアノレッスン

【コラム、というよりは雑記です】

見逃し配信で「セブンルール」という番組を観るのが実はとても楽しみです。
各方面で頑張って働いている女性のマイルールを7つ取材していくというもの。

ある回は「アホウドリ」というお弁当の会社のオーナーのお話で
彩りがよくて美しくて栄養のバランスの良いケータリング弁当。
美味しそうだなあ、、、と見ていました。

思えば、もう打ち上げも何にもない。
人とお茶することも年に数回あったかどうか。
外にもう食事に行くことも非常に少なくなったのですが、
毎日3食自分で作るのには限界があって、
たった一回でも気分が良い感じになるようなお弁当とかデパ地下の諸々を買ってくると、
それからしばらくまた頑張ることができるのです。

打ち上げは実はあまり好きではありませんでした。
舞台の打ち上げに誘われても「子供達が待っているから」とさっさと帰るようなことも多かったです。
それでも大学の後輩がベートーヴェンの第九の合唱指導者として山形から教えに来てくれた時は
本番後の打ち上げは4次会まで参加したような・・・・お店を出たら外が少し明るくなっていました。

一緒に仕事をして、その本番が終わってからのお酒は非常に美味しい。
たくさんのスタッフが一緒に朝まで・・・・ああ、懐かしいなあ。

音楽って、ひたすら譜面に向かって頑張るだけじゃなくて
「ああ、あれすごく美味しいよね」「稽古が終わったらビール飲みたいね」
「どこどこのお店、すごく美味しかった。今度一緒に行ってみよう」
「これ家でも作ってみたいね」と言いながら喋って飲み食いしてつながっていくようなところもあると思います。
口に入るもので体を作り、心を豊かにして、そして最高のパフォーマンスをしたいですものね。

今日は音楽というより「食」の話になってしまった。

一緒に舞台に立ったり、作り上げていく過程では衝突もある。
悔しい思いもする。
だけど終わってみると、ああ、一緒に同じ時間を過ごせて良かった。と、そう思うのが打ち上げかな。
もっと話したい、もっと一緒にいたい、そういうことですよね。

今はそういうことができなくなってしまったけれど、きっとまたできる。できるといいな。

オミクロンでキャンセルの嵐の現在ですが
家でしっかり食べて、しっかり練習を重ねます。