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コラム
オーラルフレイルを考える【教室や講演会で配布しているボイトレプリントより】
2022年1月3日 公開 / 2022年1月4日更新
【教室で配布しているボイストレーニングプリントの内容】
(これらの内容は文章より動画の方がわかりやすいので83歳になる私の母の動きや
ボイトレを撮影し動画にする予定です。もう少しお待ちください)
【声を出す前にからだを触ってみる。動かしてみる】
●一方の手を握ってその拳(こぶし)の指の関節がちょうど山のようになったところでもう一方の手のひらをぐるぐると刺激します
どこでもできる。いつでもできるので1日に何度も(脳に刺激があるそうです)
●手の甲をさする。これは拳ではなく手のひらを使ってさする。
●次に指先。爪のある部分を上下から挟んでギュッギュとしてから軽くひねって離す
●腕を動かす「手のひら返し」
両手を前に伸ばして肩の高さまで上げて手のひらを上に向けたり下に向けたりする。
次はキューピーさんのように体の横より少し上げたところでとめて手のひらを返す。
●足は動かさないで両手を握って走るように腕を振ります(温まります)
●首、頭、肩、鎖骨周り、肩甲骨とほぐす。
自分の体にさわってみる。これが大事。
●下腹とお尻と骨盤底筋、それぞれを意識しながら
息を吐く。順番に。イメージはマヨネーズのチューブの下の方を押す感じ。
●下肢
・足の指を動かす。
・かかとを少しどんどんと床にぶつけてみる(激しすぎないように)
●足踏みしながら1から99まで声を出して言う。そして3の倍数で手を叩くという運動です。
おすすめです。
数を声に出して言うのも、数が大きくなると言いにくくなるし、一定のリズムに乗らないと
3の倍数で手を叩くのは難しい足も動かしているのでとてもよい方法。脳トレにもなる。
コロナ禍になってから講座ではみなさんにプリントを配布しています。
「講座で教えてもらったこと、とてもいいけど忘れてしまう〜」と言われます。
確かにどんなにいい内容でも全部覚えて帰るのはちょっと難しい。
「そうか!そりゃそうだ。忘れるよね」ということで
プリントで伝えられる範囲のことを作って配布するように。
できればお家へ帰ってからも時々でいいからトレーニングしてほしい、という思いです。
でも、気楽にやって欲しいものです。
JIJICO声は心を届ける。自分の魅力を伝える声の出し方
それから人へ伝えてほしいことがいくつか。
●「歌うこと」の持つ力。
●「誤嚥性肺炎の予防」の大切さなど
これから先に役に立つことをお伝えしていきたい。
その思いは強いです。
そして、高齢者や中年の人より実はもうちょっと若い人にも伝えたい。
「声」で仕事や日常の生活、人との付き合い方はぐっと変わってくることや
健康のこと。
今やることで先になってきっと役に立つ。
声を出すことは自分の体と向き合うことでもあるのです。
今歌いに来てくださったり
トレーニングを受けてくださっている多くの方より
もうちょっとだけ若い人に
もっと伝えたい。これからの目標です。
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